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【第1回】現役コンテンツライターに聞く!コンテンツライターになるには?
COLUMN 2019.2.14

【第1回】現役コンテンツライターに聞く!コンテンツライターになるには?

「コンテンツライター」とは独自取材等、オリジナル企画など通じて、そのコンテンツの「伝わる」記事を作成するライターです。商品に直接的な購買意欲や付加価値をつける「コピーライター」とは違い、「コンテンツ」の価値、魅力をユーザーに伝えて長期的な関係性を築く仕事です。今回は、現役のコンテンツライターに独自インタビューを実施し、コンテンツライターになる方法をまとめました!

コンテンツライターは過去にどの様なキャリアを積んでいる?

まず基本的な、Webのコンテンツライターのキャリアについてですが、これは人によってさまざまなキャリアパスがあります。ライティングとは関係ない一般企業で働いて、趣味でライティングを始めてみところブログなどの運用が軌道に乗り、そこからフリーランスとして独立した人もいらっしゃいます。Webメディアを運営している企業に勤めていて、そこではじめてライター業務に携わったという方や広告代理店のコピーライティングの部署で経験を積まれた方がライターとして独立するというケースもあります。

ここでポイントとなる事があります。上記のケースもそうですが、ライティングの専門的スキルについて学校や講座で勉強したという方をあまり見かけないという事です。ほとんどのライターの方のキャリアの積み方としてメジャーなのが、実際に仕事を受注する、ブログを運用するといった実践の中で経験。具体的な例としてはライターとは無関係の企業勤めの方が、副業としてクラウドソーシング(ex,クラウドワークスとかランサーズ)で仕事を受注し続け、能力を伸ばしてキャリアを積んでフリーランスのライターとして独立した方がいます。もともとライターを目指していなかった方が、本職の専門職の知識ノウハウを買われて記事を執筆し、副業になったという方もいらっしゃいます。

コンテンツライターの生計については一概に言えない事が多いです。前述のとおり副業の方もいれば、専業で独立しフリーランスとして活動する方もいます。さらに、社内ライターとして企業に所属する事も少なくありません。コンテンツライティングにはいくつかパターンがあり(ex,SEOを意識したライティング、インタビューを基にしたライティング)、それによって収入にも差が生まれます。

では、コンテンツライターを目指したい人はどういうキャリアを歩むべき?

コンテンツライターを目指すのであれば、Webメディア運営会社に勤務するのが一番の近道かもしれません。ライティングスキルを習得できるだけでなく、メディア全体の運営、管理を経験できます。これは組織でライティング業に携わる方の最大のメリットと言えるでしょう。

例えば記事のライティングといってもターゲット、コンテンツによってライティングスキルの使い方が違ってきます。WebサイトのPV(ページビュー型)を集める事を目的とした記事と、新商品を紹介し購入意欲を誘うような記事(アフィリエイト型)ではライターは全く違ったテクニックで記事を書きます。

ここで大事になるのが、ページビュー型とアフィリエイト型どちらも学んでいくという事です。どちらかのスキルに特化するのではなく、どちらの案件にも柔軟に対応できる事が重要です。さらにスキルアップを目指していく場合、取材ができる、ターゲット、コンテンツに偏らずにライティングができる、さらには「コピーライティング」もできるといったようにキャリアを歩んでいくとコンテンツライターとしての幅がひろがるでしょう。

コンテンツライターを目指す人は学校などに行くべき?

ライティングのスキルを習得するスクール、講座はいくつかありますが、コンテンツライティングに特化した学校はありません。マスメディアが主催しているライティング講座がありますが、マスメディアのライティングはWebのコンテンツライティングとは違う性質です。結論としましては、はじめにお話したようにクラウドソーシング等を活用して地道にライティングのスキル、キャリアを積む事でコンテンツライターへの道がひらけるでしょう。

その際にライティングのスキルは独学で学び、クライアントに納品するのですが、注意してほしい事があります。昨今、他サイトの言い回しを変えただけのいわゆる「リライト行為」やPV稼ぎの信憑性の無い粗雑な記事が多く見受けられます。Webライターには資格というものが存在しません。残念ですが、誰でも「リライト」の手法を使えばWebライターになれるとも言えます。ライティングの学校で高い文章力を習得する事もライターとして大事ですが、まずはライターとしての在り方や質といったものを学び、高めていくことが重要です。取材の際には著作権や肖像権にもしっかりとした知識をもって臨み、正確性と信頼性のある情報かを精査したうえでライティングする事がコンテンツライターに求められている重要なスキルです。

そうしてある程度の経験を積んでいくとライターとして成長しているのか不安になることもあるでしょう。例えば、あなたのブログにコメントを残してくれるユーザーはあなたの文章に惹かれた方ですが、逆に言えば魅力を感じなくてコメントを残さなかった人も存在するということです。一人で活動をしているとそんな不安がやってくるはずです。そんな時には自分の文章に対して客観的な意見をしてくれるスクールや講座がライターとして一歩先に進む手段のひとつになるでしょう。

コンテンツライターの長期的なキャリアの歩み方は?

 

コンテンツライターのキャリアアップの方法は様々で、これが正攻法というものがまだないというのが現実です。これはWebライティングという職業そのものがまだ成熟していないということが要因です。しかし、考え方を変えると自分の強みを活かし、特定の分野に精通することでコンテンツライターとして最前線に立つこともできると言えます。

社内ライターではなく、フリーランスでしっかり稼いでいるライターもたくさんいます。そのようなライターは高い文章力だけでなく、様々な方法で他のライターとの差別化を図っています。これを見習い、自身の得意分野、専門分野を把握し経験と実績を積み重ねることです。

そうして、クライアントや社内で信頼関係が築けてきたら、仕事を引き受けるだけでなく流行やユーザーの需要などをリサーチしてこちら側から記事の企画を立案、提案していくこともライターとしての成長のために大事です。他のメディアにはない独自性のある記事はクライアント目線では気づかない事もあります。企画がうまくいけば仕事を引き受けただけではなく、自分で仕事を生み出した事になります。常にトレンドにアンテナをはり巡らせ、受け身の姿勢でライティングに望まない事がポイントです。

また、撮影や画像補正などのプラスアルファの技術をもっていると、カメラマンとの打ち合わせがスムーズになるほか、いざという時には自身で撮影する事もできます。そういったライティングに関連したプラスアルファのスキルを磨いておく事は長期的なキャリア形成に有利に必ず有利になります。

メディアである程度コンテンツライターとしてキャリアを積んだ後の選択肢としては、フリーライターとしての独立、メディアの運営責任者、新たなメディアの企画運営など経験を活かした様々な選択肢があります。そのためには、上記のような経験、知識が必要ですが、決して一部の才能ある人のみがたどり着けるといった難しい道ではありません。地道に経験を積み上げていくことがコンテンツライターの長期的キャリアの歩み方です。

コンテンツライターになるためのお話、いかがでしたか?パソコンひとつあればできる仕事ではなく、様々な知識、経験が必要な職業という事がおわかりいただけたでしょうか?あなたにも何かひとつ得意な専門分野があればコンテンツライターとしてのチャンスがあるはずです。興味を持たれた方はまずはブログを書くことからはじめてみませんか?


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