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コンテンツマーケティングにおけるSEOのポイント(ライティング編2/2)
TIPS 2019.3.06

コンテンツマーケティングにおけるSEOのポイント(ライティング編2/2)

前回の記事では、コンテンツマーケティングにおけるSEOのポイントの「設計編」について解説しました。今回は「ライティング編」として、具体的なコンテンツの作成にあたって留意するポイントを説明していきます。コンテンツとして高い評価を受けるためには、ユーザーニーズを満たした関連性の高いページであること、ページ自体の品質が高いことの2つを満たす必要があります。この2つを満たすために、今回は4つのポイントに触れていきたいと思います。

ユーザーニーズを踏まえたコンテンツ作成


前回の記事では、キーワードの選定について触れましたが、そのキーワードを具体的にコンテンツに落とすにはどのようにしたらよいでしょうか。まず選定したキーワードの検索意図を深掘りするため、一緒に出現することの多いキーワードを判断して各ページ構成を考えないといけません。このキーワードのことを、「共起語」と呼びます。

具体的には狙うキーワードが「リフォーム」だとしたら、「リフォーム 費用」、「リフォーム 場所」、「リフォーム 台所」など、一緒に出現するワードを探していく必要があります。このときにはGoogleサジェストを使うと共起語を探しやすいです。また狙うキーワードにおいて、困っているユーザーのことを深く知るために、QAサイトなどでメインキーワードを検索することも有効です。

現在のSEOではビッグワードを単独ページで上位表示することはほぼできません。「メインキーワード+共起語」で複数のページを作り、総合的にメインキーワードの検索流入を獲得していくことが必要です。メインキーワードを軸にして、どんな共起語でどんなテーマのコンテンツが執筆できるか、マインドマップやツリー図などで整理していくと非常にわかりやすくなります

独自性や正確性の高いコンテンツを意識する


現在インターネットには無数の情報が溢れており、中には署名がない記事や、内容の出どころが不明瞭な記事も多数存在します。そのため独自で調べて書き上げたコンテンツや、権威性を持った著者が執筆したコンテンツは非常に高い評価を得ることができます。これは別の記事でも紹介しましたが、Googleのコンテンツ評価指標である「E-A-T」(専門性・権威性・信頼性)が背景にあります。では具体的にどのようなコンテンツを執筆すれば、独自で正確性があるコンテンツと評価されるのでしょうか?ポイントとしては2つあります。

①自分自身での体験や経験などをコンテンツに加味すること
検索エンジンと親和性の高いサイトとして、よく挙げられるのが「食べログ」や「@cosme」などのクチコミサイトです。クチコミはまさにユーザーの生の声であるため、クチコミが集まっているサイトについては検索エンジンに高く評価される傾向にあります。たくさんのクチコミを集めることはなかな難しいですが、執筆者自身の体験や経験、またはそれに基づく独自の軸で執筆することを意識してライティングしましょう。

②情報の出どころは信頼性の高いものとし、引用元を明記する
特に数字やデータについては出典元を明記してリンクを貼ることなど、情報の出どころを明確にしておくことが重要です。その上で個人のブログなどではなく、公式情報など信頼性の高いものからの引用とすることで、記事自体の正確性は格段に高まります。また後述するコンテンツの鮮度にも関わりますが、情報のアップデートなどがあった場合は早めに更新しておくことも信頼性の向上につながります。

読みやすいデザインに配慮する


これまではコンテンツの中身や書き方に触れてきましたが、コンテンツ自体のデザインも非常に重要です。現在のところコンテンツのデザイン性はランキングのアルゴリズムには含まれていません。ただしコンテンツのデザインが悪いサイトは、ユーザーの離脱が高まったり、リンクも集まらずに評価の向上に繋がりません。デザインについては、コンテンツが増えていってから、なかなか個別に改修することが難しい側面もあります。ですので、コンテンツを制作する際にしっかりとガイドラインを作って執筆していくことが望ましいです。デザイン面でのポイントとしては以下のようなものが挙げられます。

①インデックス(目次)を設置し、中身をわかりやすくする
②画像や表を入れて見やすいコンテンツにする
③行間や文字サイズ、余白などテキストの可読性に留意する

コンテンツの鮮度を保つ


コンテンツは一度作ってしまったら終わりではありません。あるWEBサービスを説明する記事を例にあげると、そのWEBサービス自体がどんどん進化し、新しい機能や使い方などもどんどん増えてきます。そのときに記事が更新されていない場合は、そのコンテンツは正しくない情報を伝えていることになり、前述の真実性の評価を下げることにも関わってきます。実際GoogleではQDFアルゴリズムというニュースや話題になったキーワードの検索結果に適用するアルゴリズムや、フレッシュネスアルゴリズムと呼ばれる新鮮さを評価するアルゴリズムももっています。

コンテンツに訪れたユーザーにとって、そのコンテンツがいつ執筆されたのかは問題になりません。そのコンテンツに来訪して、ユーザーのニーズが満たせるようにコンテンツはどんどん更新して、鮮度を保つ必要があります。コンテンツのライティングについては、非常に基本的なことの積み重ねのウェイトがかなり大きいです。しっかりとルールに沿って、ユーザーの目線に立った独自性のあるコンテンツの執筆がSEOの評価を受けるコンテンツに繋がっていきます。今一度自分が執筆した記事が、その内容に沿っているかぜひ確認してみてください。


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