おすすめの求人サイトとは?サイトを選ぶポイントなども解説
求人サイトには、求職者のニーズに合った働き方を選べる機能もあり、効率良く仕事探しができる利点があります。
一方で、さまざまな求人サイトがあるため、どのサイトを利用したらいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、これから仕事探しを考えている方に、求人サイトのご紹介から自分に合った求人サイトの選び方、さらには求職活動全般についても解説していきます。
おすすめの求人サイト
求人サイトは数多くありますが、中でもよく利用されている5つの求人サイトとそれぞれの特徴についてご紹介していきます。
doda
dodaは、再就職支援会社のパーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。
特徴としては、1つのサイトで求人サイトとエージェントサービスの2つが利用できる点が挙げられます。
掲載されている求人は、直接自分で応募できる求人と、エージェントの紹介を受けなければ応募できない求人があります。
転職エージェントサービスを利用すれば、非公開の求人もエージェントから紹介してもらえるため、選択肢が広がるでしょう。
求人サイトと転職エージェント、どちらも利用したい方には使い勝手の良い求人サイトです。
さまざまな規模の会社の求人を幅広く扱っているため、発揮したいスキルや活かしたい経験が明確になっている方にもおすすめです。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営する転職サイトです。
転職者の8割が利用したことがあるといわれるほどの圧倒的な支持と認知度があります。
リクナビNEXTの強みは求人数の豊富さで、企業の新着・更新求人情報は毎週1,000件以上と充実しています。
また、リクナビNEXTにのみ掲載される限定求人は全体の85%を占め、他の求人サイトでは出会えない求人情報の豊富さも特徴の1つです。
さらに注目したいのが、「スカウト機能」です。
サイト内に職務経歴書などを登録しておくと、興味を持った企業から直接オファーや求人情報の案内などが届く便利なサービスで、転職活動をよりスムーズに進められます。
ビズリーチ
ビズリーチは、管理職経験者や専門スキル保有者などのハイクラス人材を専門とする転職サービスです。
年収1000万円を超える求人や、幹部などの重要なポジションを担う人材の求人などが掲載されています。
求人検索も可能ですが、基本的には登録後にヘッドハンターからスカウトされるのを待つタイプの求人サイトです。
求職者側からヘッドハンターを指名することも可能で、ヘッドハンティングで転職したいと思っている人におすすめです。
キャリトレ
キャリトレは、主に20代の若手を対象とした転職サイトです。
「プラチナスカウト」と呼ばれる面接確約済みのスカウトが届くサービスもあるため、書類選考が通過せず面接までたどりつけないといった事態を避けたい方におすすめのサービスです。
また、登録した経験・スキル・希望条件をAIが記憶し、適した求人を紹介してくれる機能が備わっており、自分で探さなくても希望する求人が見つかるというメリットもあります。
短期間で効率的に転職活動をしたい若年層におすすめの求人サイトです。
Green
Greenは、IT・Web業界では最大級の求人数を扱っており、エンジニアをはじめ、ディレクターや営業職といったIT・Web関係の職種に転職したい方に適した求人サイトです。
Greenでは企業側から利用者へアプローチするスカウト活動が活発に行われており、スキルや経験を登録しておくと興味を持った企業から声がかかる可能性もあります。
また、求人検索においても、希望条件に合った求人を紹介してくれる機能が備わっています。
求人サイトの種類
求人サイトは「総合型」と「特化型」の2つの種類に分けられます。それぞれの特徴について以下で解説します。
総合型
総合型は、さまざまな業界・職種の求人情報が掲載されているサイトです。
ユーザーのターゲットが幅広い層に想定されており、「特化型」よりも求人数が多い傾向があります。特にこだわりがなければ、まずは総合型を選択するのがおすすめです。
特化型
特化型は、業界・業種・年収などの条件をある程度絞ったサイトです。
特定の業界・職種に特化している分、他のサイトでは取り扱っていない求人が集まる確率が高くなります。
希望条件が明確になっている方は、特化型を利用すると効率的に求人を探せます。
求人サイトを選ぶポイント
数多くある求人サイトの中から自分に合ったサイトを見つけるには、どのように探したらよいのでしょうか。
ここからは、求人サイトを選ぶ際のポイントについて解説していきます。
サイトの特徴や得意分野を把握する
求人サイトにはそれぞれに得意分野や強みがあります。
そのため、自分の理想とする就職や転職をするにはどのサイトを使えば良いかを見極めることが大切です。
まずはそれぞれのサイトの特徴を知り、どのような層のユーザーをターゲットとしているかを確認しましょう。
公開求人数をチェックする
求人サイトを選ぶ際は、公開数をチェックすることも大切です。
公開数が多ければ、複数の条件で絞り込んだとしても希望の求人がヒットする確率が高くなります。
大手求人サイトは求人数も多く、取り扱う業界や業種も豊富なため、求人を比較することで自身の希望に近い求人を見つけやすくなります。
サービス内容で選ぶ
転職サイトを選ぶ際は、どのような業界や企業への転職をしたいのか、転職により何を実現したいのかなどを明確にしながら、自身に合ったサービス内容の転職サイトを選ぶことが重要です。
また、転職エージェントサービスの有無も、サイトを選ぶ際の基準になります。
転職エージェントとは、担当のアドバイザーが転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。
さらに、他に積極的に活用したいサービスのひとつとして、多くの求人サイトが提供している「スカウトサービス」があります。
これは、職務経歴書や持っているスキルを公開しておくと、企業からアプローチがくるというサービスです。
このように、求人サイトはそれぞれ独自のサービスを提供しているため、自身にニーズに合ったサービス内容があるかを見極めて、賢く利用することが効率的な求人情報探しに繋がります。
求人サイトを利用した就職活動の流れ
自分に合う求人サイトを見つけたら本格的な就職活動が始まります。
ここでは、求人サイトを利用した就職活動の流れをみていきましょう。
自己分析
就職活動を始めるにあたって、自己分析は面接で自身を的確にアピールするために欠かせない工程です。
自己分析とは、「自分の特徴を理解するために、これまでの経験や考え方を振り返り、整理すること」をいいます。
また、価値観や得意分野、好き嫌いなど自分の性質を理解することが、自分に合った業界・企業・仕事を選ぶための大切な軸になります。
求人サイトへの登録
転職サイトの求人情報は日々更新されているため、登録するのを後回しにしてしまうと、応募を検討していた求人の募集が終了してしまう可能性があります。
人気のある求人は応募者も多くなることから、予定よりも早く締め切られてしまうことがよくあります。
気になる求人情報を見つけたら、早めに登録しましょう。
応募書類の作成
求人サイトへの登録が済んだら、応募書類を作成します。新卒の場合は履歴書のみですが、転職の場合は職務経歴書も作成します。
職務経歴書にはさまざまな書式がありますが、重要なのはどのような仕事をしてきたかを分かりやすくまとめることです。
自己アピールの材料として上手に活用できる書類を目指して作成しましょう。
応募・面接
書類選考が通過したら、いよいよ面接です。
面接官に聞かれる質問を想定し、事前に練習しておくと良いでしょう。
よく聞かれる質問としては、「自分の長所は何か」「この会社を選んだ理由は何か」「この会社で何をしたいか、」「これから実現したいことは何か」といったものがあります。
これらの質問は、応募者の能力や性格、入社意欲や会社についての理解度、また会社に合う人材かなどを知るために聞かれます。
質問の意図を汲み、簡潔に回答できるようにしましょう。
内定
面接をクリアし、内定が出た後は企業から「内定通知書」という書類が通知されます。
内定通知書を受け取ったら、内容に誤りがないか確認することが大切です。
入社日や勤務形態など、応募や面接の段階と相違がないかチェックします。
企業と書類を交わすことは労働条件に同意したことになるため、認識に相違がある場合は相談するようにしましょう。
まとめ
求人サイトは、就職活動を成功させるうえで積極的に活用したいツールです。
収入や希望条件で絞り込んで探せることはもちろん、独自のサービスも用意されているため、上手に活用すれば希望に近い求人を見つけられ、場合によっては選考も有利に進められます。
自身に合った求人サイトを見つけて、転職活動に役立てていきましょう。
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