採用動画におけるインタビュー動画とは?制作する際のポイントなど解説 - Webデザイナー・Webディレクターの求人転職支援「STASEON(スタシオン)」

Webデザイナー・Webディレクターの求人転職支援「STASEON(スタシオン)」

Webデザイナー・ディレクターの求人転職支援

採用動画におけるインタビュー動画とは?制作する際のポイントなど解説
TIPS 2021.10.22

採用動画におけるインタビュー動画とは?制作する際のポイントなど解説

近年、企業の情報を収集するためのコンテンツとして、採用サイトに掲載されている会社紹介や職場案内の動画が注目されています。その影響からか、採用サイトに動画を掲載する企業も増加傾向にあります。しかし、採用動画の制作は簡単なものではなく、いくつかのポイントを踏まえたうえでなければ十分な効果が期待できません。今回の記事では、いくつか種類がある採用動画の中から「インタビュー動画」をピックアップして紹介し、制作する際のポイントなどを併せて解説していきます。

採用動画の形式の種類


ここでは、採用動画の形式について、今回触れるインタビュー動画をはじめとしたいくつかの種類に分けてご紹介します。

インタビュー動画

社長もしくは社員にインタビューを実施し、会社の魅力をアピールする動画形式です。質問者が社内のさまざまな部署の方に会社について質問していき、担当している業務の内容や社内の雰囲気、どのような人材が働いているかを聞き出していきます。インタビュー形式は、実際に会社で働く社員の言葉を届ける動画になるため、求職者側は働くイメージがしやすくなるでしょう。

ブランドイメージ動画

企業が取り扱う商品・サービスの詳細や魅力を、言葉だけではなく音楽・背景・人物を駆使して表現する動画形式です。あえて企業情報や募集要項などには触れず、自社のイメージを連想しやすいインパクトのある内容を盛り込む傾向が多く、動画化することによって直感的に心に残りやすくなるため、企業の知名度アップにもつながります。また、トレンドに沿った内容の動画を作成することで若者層からの支持を受けやすくなるため、新卒採用を検討する企業の人材確保にも貢献できるでしょう。

会社説明動画

採用動画の中ではもっとも一般的な形式で、社長や社員が仕事内容や企業理念といった、求職者が知りたい情報について動画内で説明していきます。必要な情報を端的に紹介する内容になっているため、構成がシンプルになりやすいことが特徴です。中には業務中の写真を差し込んだり、グラフなどを使ったりしてプレゼンテーション風にすることもあります。

インタビュー動画の種類


ここでは、採用サイトに掲載するインタビュー動画の種類をご紹介します。

採用向けインタビュー動画

求人票に掲載する文章だけでは伝わりきらない、働き方の詳細や企業風土などを伝えるための動画形式です。洗練された企業イメージや具体的な働くイメージを映像化することで、求職者によりわかりやすく企業の詳細を伝えられます。求人票に掲載しきれない情報も分かりやすく発信できるため、エントリー率の向上や企業そのものを詳しく知ってもらえるという点がメリットとして挙げられます。自社サイトの採用ページやSNSの採用チャネルを駆使して情報発信する活用方法がおすすめです。

対談編集インタビュー動画

企業が抱える顧客や取引先との対談風景を映像化して発信する動画形式です。メンバーの構成人数や相手先によって内容が大きく異なるため、独自コンテンツとして制作する場合におすすめです。対談風景を動画にすることによって、採用活動に限らず自社のブランディングや購買促進など多岐にわたる活用方法があります。また、外部からのノウハウを取り入れることで社員のモチベーション向上も期待できます。

社長インタビュー動画

社長自ら企業理念や会社紹介を行い、企業としての方向性や社風を求職者に伝える動画形式です。社長が企業メッセージを伝えることで会社に対する信頼感が増し、求職者の心に刺さりやすいというメリットがあります。また、企業のパーソナルカラーやイメージを広範囲に伝える効果も期待できるでしょう。さらに、企業の公式サイトにある社長紹介ページに掲載することで、効果が表れやすくなるでしょう。

先輩社員・新入社員インタビュー動画

仕事での体験や各部署の業務内容、入社時のエピソードなど、既存社員のリアルな声を届けられる動画形式です。経験豊富な先輩社員をキャスティングし、その方の体験談を盛り込むことで、自社を志望する求職者が就業後の将来像を思い描きやすくなります。特に、中途採用向けの求人サイトに掲載すると効果が表れやすいでしょう。
入社したばかりの新入社員をキャスティングする場合、入社して間もない社員の働き方や自社を志望したきっかけなどを話すことで、新卒の求職者からの共感を得られやすくなります。さらに、自社に合う人材が集まりやすくなるため、入社後のミスマッチを防止する効果が期待できます。主に、大学などの学内企業説明会で資料動画として活用すると効果的です。

採用動画としてインタビュー動画を制作するメリット


ここでは、採用動画としてインタビュー形式を選択するメリットをご紹介します。

会社の雰囲気をわかりやすく伝えられる

求職者にとって職場環境は、働くうえで非常に重要な要素です。しかし、職場環境を知るには実際に働いてみないと分からないという側面があります。インタビュー動画は、実際に働く社員の声を届ける形式であるため、働くイメージが想像しやすく、入社後のミスマッチを防ぐ効果が期待できます。
特に、社会人として初めてスタートを切る新卒人材の場合は、働くことへのイメージを抱きづらい状態です。そのため、リアルな仕事に対するイメージを持てるかどうかは、新卒採用の成否を分ける重要な要素となります。文章や写真だけでは具体的な内容を理解できないため、動画を駆使して求職者に自身が働く姿を想像させてあげましょう。

会社が取り扱う商品・サービスの魅力を伝えられる

企業を知るうえでは、取り扱う商品・サービスに関しても詳しく把握しておく必要があります。しかし、文字やテキストだけのHPでは、その魅力を思うように伝えられません。そのため、インタビュー動画を駆使しながらそれらの観点についての具体的な説明ができると、求職者側に社員がどのような想いをもって日々業務に勤しんでいるかを伝えられます。また、自社商品・サービスの魅力を最大限伝えることも可能です。

会社説明会にも活用できる

会社説明会は、人事担当者や社員が一方的に自社の説明を行うのが一般的です。しかし、一方的に説明しているばかりでは、求職者が途中で飽きてしまい重要な情報を聞き逃してしまうこともあるでしょう。インタビュー動画では、実際に働く現場で作業する風景を見せられるため、求職者が興味を抱きやすいという特徴があります。インタビュー動画で自社独自の魅力を最大限伝えるためには、アピールポイントを事前に整理する必要があります。競合他社にはない要素を盛り込むことで、求職者の記憶に残りやすくなり、自社が求める人材を確保しやすくなるでしょう。

効果的なインタビュー動画を制作するためのポイント


ここでは、効果のあるインタビュー動画制作のために把握しておくべきポイントをご紹介します。

企画を入念に練る

効果的なインタビュー動画の制作には、事前に入念な企画の打ち合わせをすることが不可欠です。企画にあたり、動画の制作目的や利用用途、制作費用やキャスティング、重要業績目標(KPI)などについて考えます。企画を怠って動画を制作してしまうと、誰に対して何を伝えたいのかがはっきりせず、求職者からのエントリーやページのアクセス率といったコンバージョンが上がらず、制作費を無駄にしてしまう恐れがあります。企画段階で息詰まる場合は、外部の動画制作会社に依頼してみましょう。

イメージに合ったキャスティングをする

動画に出演する人材のキャスティングは、インタビュー動画の肝となる重要な要素です。キャスティングによって動画の印象も異なるため、自社のことについてよく知る社員や、特定の分野に精通する人材を活用するのが良いでしょう。
また、インタビュー内容を事前に決めておかなければ、質問の受け答えがぎこちなくなってしまい、動画の質に影響します。質問内容やシナリオの流れは、事前にしっかり打ち合わせを行うことが重要です。動画に出演する人数ですが、自社を志望する求職者の中でも属性や志望動機などが個々で異なるため、より多くの社員に出演してもらうことで求職者ごとに最適な情報を届ける効果が期待できます。

必要な情報は出し惜しみせず提供する

求職者は、手に入れた情報が多いほど次へのアクションが起こしやすいため、必要情報は出し惜しみせずに全て提供することが重要です。重要なポイントとして、入社前後のギャップやミスマッチによる早期離職を防ぐために、良いところだけではなくネガティブな要素も伝えるようにすると、求職者が親近感を持ちやすくなります。特に中途採用の場合、企業と求職者双方にミスマッチが起こりやすいため、応募部門の担当者のインタビューや職場環境が具体的に把握できる動画を制作することで、ミスマッチの防止に繋がります。

まとめ


今回の記事では、採用動画におけるインタビュー動画について、制作する際のポイントなどを踏まえて紹介しました。インタビュー動画は、社長や社員など実際に働いている人物にインタビューで会社の雰囲気やどのような人材が働いているかなどを答えてもらうことで、会社の魅力を最大限、求職者に伝えられます。採用サイトに掲載するだけではなく、SNSや会社説明会など状況に応じて活用できるため、さまざまな効果が期待できます。インタビュー動画を制作する際は、入念な打ち合わせを行いながら動画の制作目的を明確化し、良い情報ばかりだけではなくネガティブな要素も含んだリアルな情報を提供するように心がけましょう。

▼関連記事

採用動画を制作するのにおすすめの制作会社は?選ぶ際のポイントも解説
面白い採用動画を作るポイントとは?5つの事例もご紹介!
近年の採用動画のトレンドとは?効果的な採用動画を作るポイントなども解説

▼クリエイティブ業界の求人情報

・クリエイター求人検索

-カテゴリーから記事を選ぶ-

はじめての方へ

アカウントを登録すると、求人情報やポートフォリオをお気に入り登録することができます。



Webディレクターの求人

MORE

おすすめの記事