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近年の採用動画のトレンドとは?効果的な採用動画を作るポイントなども解説
COLUMN 2021.7.07

近年の採用動画のトレンドとは?効果的な採用動画を作るポイントなども解説

近年、採用活動に動画を活用する企業が増加しています。コロナ禍により、ネットを介した遠隔での取引や集客が注目されている今、採用動画のあり方にも変化が起こっています。
この記事では採用動画のトレンドや、制作のポイントについてご紹介します。

採用動画のトレンド

コロナ禍以前の採用動画は、自社の先進性やブランド価値をアピールするためのコンセプトムービーがトレンドでした。おしゃれなものやストーリー仕立てのもの、インパクトを与えるものなどが流行し、企業のイメージを伝える手段として採用活動に動画が活用されてきました。

しかし、コロナ禍の影響で対面での会社説明会が開催できなくなってしまったため、求職者からの会社説明動画のニーズが高まり、新たなトレンドとして注目されています。
また、動画の需要が高まっていることで、企業が会社説明動画を配信する際に活用できるサービスも増え始めています。

採用動画の主な種類

採用動画は目的や用途によって種類が分かれています。以下では採用動画の種類について詳しく解説します。

会社・職場紹介動画

会社・職場紹介動画は、事業概要や企業理念、社内の雰囲気などを紹介する動画です。
会社の事業について動画でわかりやすく説明することで、求職者が会社の雰囲気を理解しやすくなります。重機や機材・器具を用いる企業の場合、会社の施設・設備などの紹介も求職者が注目するポイントです。

また、社屋や設備だけでなく、会社周囲の環境やアクセスなども同時に紹介することで、実際に入社した際のイメージが沸きやすくなります。

採用説明会動画

採用説明会動画は、オンデマンド録画した実際の説明会に資料を組み込んで編集したもので、説明内容を統一できる効果があります。資料を組み込めることから、分かりやすく情報を伝えられる点もメリットです

社員インタビュー動画

社員インタビュー動画は、自社で働く社員のインタビューと実際の仕事風景を重ね合わせた動画です。特に、求職者の目線に近い若手社員の経験談を動画に取り入れれば、求職者の不安を払拭できるでしょう。また、中途採用が対象の場合、入社後の上司にあたる人物へのインタビューを動画に取り入れることで、求められるスキルや職場環境などがイメージしやすくなります。

インタビュー時は会社の良い点ばかりを伝えるのではなく、本音を含めたリアリティのある内容にするのがおすすめです。

インタラクティブ動画

インタラクティブ動画は、視聴者側がただ動画を見るだけでなく、再生中の動画に対してアクションを起こすことのできる動画です。
採用動画の場合は、動画内に外部サイトへのリンクを添付して誘導を促すものや、選択肢をタップすると動画が進行するなどの仕掛けがあります。再生にはデータ通信量を多く必要としますが、通常の動画よりも求職者の興味を引きやすく、途中で離脱することを防ぐ効果も期待できます。

効果的な採用動画制作のためのポイント

採用動画のメリットは、文字や言葉で表現するのが難しい情報も、簡単かつ確実に求職者に伝えられる点にあります。ここでは、より効果的な採用動画制作のために必要な3つのポイントをご紹介します。

ターゲットを選定する

自社が求める人材を明確にすることで、動画を見てもらいたいターゲットも明確になります。新卒入社かキャリア入社か、どのような人柄を重視したいかなど、ターゲットを意識して動画の方向性を定めることで、企業が求める人材と求職者のミスマッチが減らせます。

ターゲットは、ペルソナを用いて設定していくのがおすすめです。ペルソナとは、属性、ライフスタイル、人間関係、パーソナリティなどから具体的な人物像を定めるものです。種々の観点から行動パターンまで詳細に掘り下げていくことで、漠然とターゲットを設定するよりも求める人材に適した採用活動が行えます。また、採用プロジェクトメンバー間で採用すべき人物像が共有しやすくなり、打ち合わせがスムーズに進められるというメリットもあります。

採用動画を使用する場面を決める

企業説明会は企業の概要・事業内容を簡潔に伝える場です。しかし、採用動画は活用シーンに応じて、たとえば求職者の興味を引くような内容にしたり、インターンシップでより詳しい事業内容や社風・社内制度を伝えて求職者の選考への意識を強めたりするなど、何を目的とするかが変わってきます。

いずれの場面でも、企業側が伝えたい情報よりも、求職者側が望む情報を動画に組み込むことが重要です。また、採用活動の終盤は、企業側が求職者に選ばれる立場になりやすいため、最後まで求職者を引きつける内容の動画作りを意識しましょう。

自社の魅力を伝える

自社が求職者に与えられるメリットを明確にすることで、他社と差別化ができます。たとえば、キャリアパスや福利厚生などは多くの就活生・求職者が気になる項目なので、独自の取り組みがあれば積極的にアピールしていきましょう。また、動画ならではのメリットを活かして、グラフや図といった資料を組み込みながら紹介するとより効果的です。

採用動画制作費用の相場

動画の制作費用は、編集に用いるテロップ量やデザインの種類によって変動します。自社で制作することも可能ですが、動画の制作には多大な時間と人員を要するため、制作会社に依頼するのが一般的です。
費用は制作会社によって異なりますが、制作する動画の種類によってある程度の相場が決まっています。ここでは、主な動画の種類別に費用相場をご紹介します。

アニメーション動画

アニメーション動画の制作費用相場は、50万~100万円です。映像素材を撮影しない分、イラストの作成費用がかかります。

実写動画

実写動画の制作費用相場は、100万~200万円です。スタッフの人件費や、機材のレンタル費用、交通費などがかかり、動画の内容によって費用は大きく変動します。

3DCG動画

3DCG動画の制作費用相場は150万~300万円です。CGモデルの制作に費用がかかるため、3つの中でも最も制作費用が高額となります。

採用動画の配信方法

作成した動画は、適切な形で発信することで初めて真価を発揮するものです。ここでは、採用動画の主な配信方法を3つご紹介します。

自社の公式Webサイト

自社の公式Webサイトは、最初に採用動画をアップすべき場所です。公式Webサイトに採用動画へのリンクを張っておくことで、公式Webサイトの閲覧者をそのまま採用動画へ誘導できます。動画の内容に興味を持って貰えれば、そのまま募集要項にも目を通してもらえるでしょう。

自社が運営するSNS

最近のトレンドは、自社が運営するFacebookやInstagramなどのSNSを通じた配信方法です。SNSでは、求職者のニーズに合った、シェアされやすい動画の制作が重要視されます。
特に新卒生向けの採用の場合は、SNSの中でもTwitterを用いた、拡散によるアピールが低コストかつ効果的な方法として選択されます。

YouTube

YouTubeを通じた配信は、SEO施策をしっかりと行えば、YouTube検索や関連動画、ブラウジング機能などの多彩な流入経路から動画の視聴率を上げることが可能です。また、隙間時間にスマートフォンで企業情報をチェックする求職者が多いことから、手軽にアクセスできるYouTubeは採用動画の配信に適した方法です。

まとめ

採用動画のトレンドは、コロナ禍を経て、企業のイメージアップという目的から、会社説明動画などの求職者に向けた情報提供へと変化を遂げています。それにより、採用動画の種類も求職者のニーズに合わせて多様化が進み、それぞれの動画の制作にあたって重視する点も大きく異なります。
採用動画を制作する際は、動画の演出内容を制作費用の相場と照らし合わせながら検討します。また、完成した動画を有効的に活用するために、ターゲットに合った配信手段も併せて検討しておきましょう。

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