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制作の場にディレクターあり!ディレクターの種類を一挙ご紹介!
COLUMN 2019.5.05

制作の場にディレクターあり!ディレクターの種類を一挙ご紹介!

そもそもディレクターという職業とは?

ディレクターという職種が誕生する分野で起こっていること

仕事におけるディレクターとは、簡単に言えば「演出家・監督・制作責任者・支配人・指揮官」を意味します。

仕事の中で「演出家・監督・制作責任者・支配人・指揮官」が求められる場面とは、言うなれば、「誰かが責任を負い、指揮を執る必要性がある」ことを意味します。

ディレクターとは、「複数の人間が高い専門性で入り乱れるケースで、責任を負い、指揮を執る仕事」であり、実は分野は問わないというのが正解でしょう。

そこで、今回は世の中に実際に存在する様々なディレクターをピックアップし、ディレクター業の理解をより深めていきたいと思います。

映像ディレクター

ディレクターと言えば、映像の業界で使われるのがもっとも一般的に浸透しているかもしれません。そして、現代は様々な映像のカタチが存在します。

  • TV、CM、MV、映画
  • Instagram等のSNS動画
  • 自社コンテンツとしての動画
  • 展示会などのイベントに使う動画

演者、カメラマン、編集者、メイクさん、映画のエンドロールに表示されるクレジットを見ても、映像の制作にはあまりに多くの人が関わっているのが伺えますよね。

関連記事:映像・動画ディレクターの転職術:自分らしくキャリアアップするには?

ゲームディレクター

ゲーム制作も専門性の高いクリエイターが集い足並みが揃うことで良いものが完成します。

ゲーム開発ディレクターといったように、ゲームを開発することに関する責任と指揮を追う職種だけでなく、最近では「ゲーム運営ディレクター」と呼ばれるディレクターも注目されています。

アプリやオンラインゲームのように、ゲームを現在進行形で持続的に盛り上げる必要があるからです。時間軸に沿った成功モデルだけでなく、新刺激となるコンテンツの策定など、より多角的なディレクションが必要になります。

Webディレクター

Webディレクターと言う場合は、Webデザインが主要になるイメージがあります。というのも、WebデザイナーからWebディレクターにキャリアパスする方が多いからです。

また、広告代理店などは、新卒採用者にWebディレクターという職種を付けることもあります。Webサイトを実際に作ったことがないようなWebディレクターがディレクションできる内容になると、ユーザとして視覚的に捉えやすいWebデザインになりますから、Webディレクターのディレクション分野はWebデザイン主要のサイトといったようなことが多くなるでしょう。

関連記事:一流Webディレクターに必要なスキル・能力

テクニカルディレクター

呼び名は会社によって様々でしょうが、テクニカルディレクターは、システム系案件をメインに扱うWebディレクターです。

システム性の高いWebサービスや新しい技術を取り入れたアプリケーションなど、初期提案から、要件定義、顧客折衝、進行管理など全体的なディレクションを行います。

また、システムの技術的な側面だけでなく、ビジネス視点への提案も含まれることもあります。

アートディレクター

アートディレクターとは、直訳すると「視覚分野の指揮者」です。

視覚分野とは、グラフィックデザイン、広告、装丁、パッケージ、パンフレット、雑誌、Web画像、ゲームなど、ビジュアルが登場するあらゆるケースを指します。

プロジェクトの目指す方向性を把握し、どういうビジュアルなら、クライアントの目的が達成できるかを監督し、制作を進める仕事です。アートディレクターが行う仕事は、アートディレクションと呼ばれます。

自社でプロダクトやコンテンツをたくさん抱えている場合は、自社のアートディレクションをすることが求められていきます。

関連記事:アートディレクターの仕事と将来性

クリエイティブディレクター

クリエイティブディレクターとは、すべての制作物を統括する最も上位のディレクターと言えます。アートディレクターは、ビジュアル面のディレクションだけを行いますが、クリエイティブディレクターは、ビジュアルに関係ない部分の情報設計やブランド戦略などありとあらゆる側面を担当します。

もしくは、Web、パンフレット、名刺、ノベリティなど、会社のあらゆる媒体の制作物を一辺に変える際には、Webディレクターは、制作におけるウェブ担当であるのに対して、クリエイティブディレクターは、大元を締める役割を担います。

関連記事:クリエイティブディレクターのなり方、必要なスキルとは

コンテンツディレクター

コンテンツそのものをより複雑に作り込む必要がある場合は、そのコンテンツに関わるディレクションが求められます。

コンテンツとはかなり曖昧になりますが、例えば、Photoshop、Illustrator、3DCGを扱ったコンテンツの制作経験があり、ディレクション経験も積んでいるなど、コンテンツに向き合う力があることが求められます。

なるべく多様なコンテンツに関して、企画制作納品まで経験したことがある人は、コンテンツディレクターとして求められる場面も多くなるでしょう。

アニメーションディレクター

アニメーションも、とても複雑なコンテンツですよね。アニメーションという分野においても、ディレクションは必要になり、以下のような仕事を行っていきます。

・アニメーション制作のディレクション
・アニメーターの作業分担・進行管理
・新しいアニメーション技術の研究
・モーションキャプチャーディレクション業務

アニメーションディレクターも、Webディレクターと同じで、実際に作るクリエイター上がりである方が、ディレクションの精度は高まりやすいと言えます。

グラフィックスディレクター

「インフォグラフィック」という単語があるように、グラフィックを「よりユーザが理解すべきもの」「よりユーザ体験が向上するもの」と捉えるようになっています。

そこで求められるのがグラフィックスディレクターです。グラフィックを実際に作れることと、ユーザ体験を向上させることは、まったく異なるため、ディレクターの役割はとても大きいでしょう。グラフィックスディレクターは、以下のような仕事を請け負います。

・実機に組み込まれるゲームグラフィックス全般のディレクション
・キャラクター/アニメーション/UIまでゲームを構成する全てを実機に落とし込む

特にスマートフォンというのは、小さな画面の中でストレスなくユーザに体験してもらうことが重要になります。このスマホの登場によって、グラフィックをいかに活用するかがについてのニーズが高まったと言えます。今後も、新たなデバイスの登場で、新たな名称のディレクターが生まれるかもしれません。

イベントディレクター

イベントは一つの制作物と言うことができます。映像の世界のディレクターという言葉がしっくりくるかと思いまいますが、イベントも視覚やショーで相手を楽しませる上では、映像のディレクターと同じベクトルを含む要素はとても多いのです。

ファッションショー、野外音楽フェス、ゲームショー、アニメの祭典、博覧会、店頭キャンペーン、芸能事務所主催ライブなど、イベントは巨大化すればするほど、その統括が重要になります。

イベントディレクターの仕事内容は企業によりますが、イベントの設計だけでなく、キャスティングや付随イベントの企画、入場の導線運営など、イベントに関わるありとあらゆることを組み立てるとてもマルチタスク性の高い仕事だと言えます。

ビューティーディレクター

ディレクターは制作の分野だけではありません。美容の分野でも使われています。

ビューティーディレクターはカウンセリング、エステ施術、コスメの販売など、潜在顧客や顧客への提案型営業といったところでしょう。

美容は専門性を突き詰めれば、横にも縦にも広い分野で、初心者の方をうまくナビゲートしてあげる必要があります。そこで、ビューティーディレクターという肩書が存在するわけです。

建築ディレクター

建築もかなりの人手が携わる分野ですよね。なので、建築というジャンルにディレクターが生まれるのはまったく自然なことです。

例えば、何かを建ててビジネスを活性化させるような案件をディレクションするということもあります。企画やトータルプロデュースを行い、土地を仕入れ、ホテルや施設を建てることもあるでしょう。

既存のホテルや戸建て住宅やマンションをリノベーション提案し、ビジネスモデルとして再活性化させるような案件もあります。

そうした建築に関するプロジェクト全体の進捗管理を担うのが、建築ディレクターと言えます。

最後に:つまり、ディレクション能力は専門性の高い分野ではどこでも通用する

ディレクターという職業は、その枠組みを理解すれば、あとはその分野の技術やリテラシーを注ぎ込めば、一生くいっぱぐれがない職種とも言えます。

先進的な分野ではディレクション能力の高い人材は不足しがちになるかもしれません。これからのディレクターは、あらゆる分野のリテラシーを早く身に付ける能力があれば、とても輝いていくと言えます。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

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