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クリエイティブディレクターのなり方、必要なスキルとは
COLUMN 2019.4.27

クリエイティブディレクターのなり方、必要なスキルとは

クリエイティブディレクターとは

〇〇ディレクターが多すぎて、意味が分からなくなっている方へ

クリエイティブディレクターとは、すべての制作物を統括する最も上位のディレクターと言えます。アートディレクターは、ビジュアル面のディレクションだけを行いますが、クリエイティブディレクターは、ビジュアルに関係ない部分の情報設計やブランド戦略などありとあらゆる側面を担当します。

もしくは、Web、パンフレット、名刺、ノベリティなど、会社のあらゆる媒体の制作物を一辺に変える際には、Webディレクターは、制作におけるウェブ担当であるのに対して、クリエイティブディレクターは、大元を締める役割を担います。

クリエイティブディレクターと言えば、華やかなザ・クリエイティブな職を担うイメージ

さて、皆さんはクリエイティブディレクターと聞くと、どんなイメージになりますか?

  • 広告代理店
  • 編集プロダクション
  • マスコミ
  • CM
  • ロゴ
  • メーカーブランディング
  • キャンペーンサイト
  • ファッションブランド
  • 店頭プロモーション

こういったイメージが強いかと思います。クリエイティブディレクターのクリエイティブ指南書なども本屋さんに並んでいますよね。クリエイティブディレクターとしての役割がクレジットで付くような仕事は、いわゆる大きな広告代理店が行うような仕事です。

ベタな制作物とは違って、想像性も高く、独自性があり、しかも、それがマスコミや大手メーカーの元に流布されていきます。だからこそ、クリエイティブディレクターで一発でも大きな仕事を成し遂げた人は、その後のキャリアが安定しやすくなります。

クリエイティブディレクションを行っていても、クリエイティブディレクターとしての認識がない人たち

例えば、Web制作会社があるクライアントのコーポレートサイトを作って、それがとても良い運びになったとします。すると、次に、SNSでのバズを狙ったキャンペーンサイトの依頼をその会社にしたとします。そこで、普段Webのディレクションを行う方が、キャンペーンサイトに携わる際は、クリエイティブディレクションをしていると言えます。

ただし、本人が「俺は、クリエイティブディレクターしてる!」なんて認識はなく、単に、「顧客のニーズに沿った成果物を作るディレクションを行う」という認識しかないということも多いものです。

クリエイティブにディレクションするということは、企画が多く入ることもあり、その意味ではプランナーとも呼ぶことができます。こういったように、クリエイティブディレクターとは、とても曖昧な言葉の意味を秘めています。

そう考えると、わざわざクリエイティブディレクターと名乗れるような案件を持つ会社というのは、そこそこの規模の案件を抱えているとも言えます。

クリエイティブディレクターのなり方

クリエイティブディレクターのなり方は、やはり首都圏の広告代理店に就職することが一番の近道のように感じます。ただし、クリエイティブディレクターには、そもそもクリエイティブなアウトプットができる方々がなっていきます。

グラフィックデザイナーやコピーライターなどのクリエイターの実績を積んでから、クリエイティブディレクターになる流れです。

そう考えると、ベンチャー系の制作会社で、ディレクションから制作までを行える会社に入るのも選択の一つでしょう。営業の自由度が高くなるため、クリエイティブディレクターとして活動できる案件を取って来れば、あなたは、その会社でクリエイティブディレクターになることもできます。

例えば、地方の企業の動画広告を作る案件を取ってきたとします。その際にも、クリエイティブな要素を強くした動画制作の提案を施せば、クリエティブディレクションと同質の仕事が必要になります。

クリエイティブディレクターのなり方というのは、案外、自称だったり、社内の呼び名だったり、そういった要素も強いのです。

今は、地方自体が面白いプロモーションを仕掛ける際にも、自治体の人材にクリエィティブを的確に分かりやすく提案できる人材が求められています。もっと踏み込んでいえば、今やどんな人でも団体でも発信できる時代です。

だからこそ、全国のあらゆる制作会社や広告代理店で、クリエイティブディレクターになり得るとも言えます。

クリエイティブディレクター必要なスキル

クリエィティブを統括するには、かなり総合的なスキルが必要になります。

  • 構想力
  • 企画力
  • 手回し力
  • 指示力
  • マーケティング力
  • キャスティング力
  • 人脈

要は、クリエイティブの先頭に立って、クリエティブを組み立てる戦闘能力が必要だということです。人脈がなければ、包括的なクリエイティブのキャスティングができませんよね。「人を集める」ということには、やはり、大手の広告代理店の力はとても凄いと感じています。

また、案件が大型になるにつれて、あらゆる人を納得させる力が要りますし、その場合は、的確な指示と献身的な根回しが求められることもあります。

そう考えると、「人対人のコミュニケーションに対してクリエイティブになれる」というのが一番必要なスキルであり、単なるプレイヤーとしてのクリエイターから、クリエイティブを統括するディレクターへの突破口だと言えます。

最後に:特殊スキルとクリエイティブディレクションを掛け合わせてみよう

時代はどんどんクリエイティブが求められる時代になっています。なぜかというと、ベタが通用しなくなってきているからです。

そのため、企業は広報活動は多様化せざるを得なくなっています。広告というよりは、より自然に伝えるクリエイティブを実現して、結果として広告効果を得るというプロセスが大事になっています。

また、診断プロモーションやARを兼ね備えたクリエイティブの場合は、プログラミングスキルやシステムのリテラシーを持ったクリエイティブディレクターの存在が大きくなります。

何かの専門分野に長けていたり、表側のクリエティブとは違う制作のスキルがある方は、クリエイティブディレクターとして求められていくでしょう。

いずれにしても、世の中が求めるクリエティブが多種多様になれば、それらにフィットした方が、その都度、クリエティブディレクターとして起用されていくでしょう。専門に特化しながらも、先ほど述べた、クリエティブディレクターに必要なスキルを磨いていくと良いでしょう。

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