クリエイティブな現場で同僚や先輩と打ち解ける方法
クリエイティブ業界の企業では、きっちりとした分業制になっていて、社員間のコミュニケーションが希薄な職場もあるでしょう。
プロジェクトメンバーが固定されていて、メンバー以外の社員との会話する機会がないといったこともあるかもしれません。
また、よくコミュニケーションする機会があるのに、本音で話できていない、といったこともあるでしょう。
そこで、今回はクリエイティブな現場で同僚や先輩と打ち解ける方法について解説してたいと思います。
自己開示を促すコミュニケーションを徹底する

お互いの関係性が深くなることを心地よくするテクニック
ビジネスの現場で打ち解けるには、「お互いが自分のことをさらけ出す」状況にすることが大切になります。「自分を開示する」、または「相手の本音を開示させる」ことを自己開示と言います。
相手を徹底して自己開示させると、「今の人生で最も自分の深みをさらけ出しているのはあなた」という状況となります。相手が他者と比較して、自分のことを明らかに「特別な存在」と認定している状態です。これを一般的には「特別視」と言います。
自己開示による特別視を得られると、相手は積極的に「本当に自分が話したいこと」を話してくれるようになります。社交辞令で乗り切るよりも、本音で話すことが気持ちよくなっているわけです。
占いにハマる女性は、彼女の人生の中で今もっとも自己開示できる相手が占い師だということがほとんどです。
あらゆるコミュニケーションは自己開示を視点に考えると、打ち解ける期間もぐっと縮まります。
それでは、次にクリエイティブな現場で同僚や先輩と打ち解けるための、会話テクニックを具体的に紹介します。
報連相の終わりに、本音トークを入れ込む

小さな業務連絡の際のひと手間が大きな効果を生む
打ち解け合っていない状況の場合、コミュニケーションは活発でなく、「報連相」くらいしか機会がないかもしれません。
この報連相をうまく生かすには、報連相が終わった後に、「あっ、そういえば…」と話題を切り替えて、相手の自己開示を促す話題に切り替えます。
これはどんなに小さなことでも構いません。例えば、ファッション誌を指さして、「ぶっちゃけ聞きたいんだけど、●●(人物名)の感覚だと、こっちとこっち、どっちがオシャレだと思う?ちょっと意見聞かせて」といった具合です。
二択で答えさせて、その答えの価値観を掘り下げていけば、相手は普段より自己開示しています。この小さな自己開示が積み重なることで、相手は「あなたに本音をさらけ出すことがごく自然」と認知するようになります。
料理の雑誌を見ながら、どっちが美味しいかを尋ねるのも良いでしょう。「今度、野球部だったころの後輩がこっち遊び来るから飯に連れていかないといけなくて、年下の意見をぜひ聞きたいんだけど、ぶっちゃけ、こっちとこっちならどっちに行きたい?」と聞けば、ごく自然です。
当事者間の利害関係のない話題で、相手の本音を訪ねる

ニュースや統計などを引き合いに会話を投げ掛ける
お互いのことを最初の話題にせずに、相手の本音を引き出す方法です。相手の状況や価値観をいきなり聞くと、相手によっては詮索されている感覚になります。
そこで使えるのが、ニュース、統計、研究データなどです。例えば、「昔はさ、ニュースでパパ活で月収100万とか記事あったけど、周囲でパパ活とかしてるやつとか実際いた?」と話題を引き出し、「●●(人物名)の価値観的には、そういうパパ活する女性ってぶっちゃけどう思ってるの?」と相手の価値観を聞く流れに持っていきます。
センセーショナルな話題のほうが、相手の強い価値観が引き出しやすいですが、企業によってはハラスメントととらえられる場合もあるので、話題の選択には注意しましょう。
価値観を聞く場合は、本人ではなく「●●(人物名)の同世代の友達もそんな考えの人が多い?」といったように、本人の周囲を取り巻く人たちの価値観を聞くと良いです。周囲の価値観を話しながら、自然に自分の価値観を語ることも少なくありません。
他にも、「これいろんな人に聞いて回るんだけどさ、もしも、今、芸能人と一人だけなら、誰とでも一日デートできますって権利があったら、誰とデートする?」という妄想トークも良いです。妄想だけでなく、ある分野の理想を聞くの良いでしょう。現実の話ではないため、利害関係が極力発生しません。
本音で判断してもらう機会を作る

制作物などで相手の価値観を大きく引き出す
クリエイティブな業界であれば、相手のセンスを訪ねる機会を増やすことで、かなり自然に自己開示を促すことができます。
どっちのほうがオシャレに見えるのか、どっちのほうが売れそうか、そういった制作物を比べるトークはとても良いです。そして、その制作物は自分たちに関わっていないもののほうが本音を言いやすいでしょう。
もしくは、クリエイティブなことに関して、本気で相談してみるのも良いでしょう。相手は頼られたと感じ、コミュニケーションの返報性は高くなります。
最後に:小さな機会で相手の本音を引き出す技術を覚えよう

コミュ力はクリエイティブの能力でもある
以上、今回はクリエイティブな現場で同僚や先輩と打ち解けるためのコミュニケーションノウハウをお伝えしてきました。
今回のように、閉ざされたコミュニケーション環境から、本音を引き出せるようになると、ディレクションのヒアリング能力が非常に高くなります。
1回出会っただけで、クライアントの本音を引き出し、クライアントはたった1回の出会いで自分を特別視してくれることになります。そうなると、修正依頼も減ります。クライアント制作側がタッグを組み、相乗効果を出すことができます。
1つのコミュニケーションから世界は変わる、この意識を持つことが、クリエイターとしても大切です。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。
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