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クリエイティブな仕事は辛い?クリエイターはどんな時に辛くなるのか?
COLUMN 2019.8.11

クリエイティブな仕事は辛い?クリエイターはどんな時に辛くなるのか?

クリエイティブな仕事に携わっている皆さんは、ご自身の仕事を「辛い」と感じることはありませんか?

そこで今回は、クリエイターがどんな時に辛くなるのかについて掘り下げていきたいと思います。

生みの苦しみ

案件ごとに「創造する」辛さ

デザイナーやライターは、「案件」ごとに「ディレクション」に沿って制作を行います。

これは芸能人が「番組」ごとにディレクターの指示に従いながら番組作りをするのと似ています。クリエイティブな仕事とはテレビ番組におけるタレント活動とも言えるでしょう。

当初クライアントが求める答えは案件ごとに曖昧です。ヒアリングやディレクションによって、それを明瞭にしていき、案を出しながら、全員で答えを作っていきます。

1つの案件が終われば、また、新たな案件に追われます。過去の案件は経験やテンプレの一部にはなり得ますが、クライアントは一新され、求められるものが大幅に変わります。

デザインにしろ、ライティングにしろ、その都度その都度、新しい「大喜利」に答えてクライアントを満足させなければなりません。

セルフコントロールできない辛さ

自分ではどうにでもできないと感じた時に辛くなる

クリエイティブな仕事は、前述したように「案件」ごとに「ディレクション」に沿って制作を行います。

クリエイターにとっては、能力の低いディレクターに出会ったときはとても仕事が辛くなります。特にそもそもディレクション能力を持っているクリエイターの場合は、ディレクターとクライアントのコミュニケーションに問題があることを察知することができます。「自分が制作した案を自分が直接説明すれば、クライアントは納得してくれるのに…」と感じると仕事が一気に辛くなるのです。

ディレクターから指示が来た際に「どうせ指示通り作ってもなぁ…」と感じるようになります。修正が多くなれば多くなるほどモチベーションは下がっていき、クオリティは下がっていきます。

そう考えると、ディレクターはクリエイターを尊重し、1回の指示で終わらせることを目標に掲げるぐらいが良いのではないかと思います。そして、クリエイターから制作したものに対する意図をしっかりヒアリングする必要があるでしょう。

逆に仕事ができないクリエイターに対して悩まされるクリエイティブディレクターも存在します。ディレクターは「実際に作る」わけではないため、制作物に関してはクリエイター頼みになってしまいます。指示が的確だとしても、その指示をそもそもクリエイターが体現できない場合は、現実的にはクライアントが納得できるレベルの折衷案を作らないといけません。

ディレクションが完璧だったとしても納品物が常に100%のクオリティになるとは限らない点に、仕事の辛さ、もしくは、歯がゆさを感じることがあると言えるでしょう。

変化を求められる辛さ

クリエイティブは一貫性の法則通りにはいかないから辛くなる

人間には「一貫性の法則」というものがあります。自らの行動や発言、態度、信念などに対して一貫していたいという心理です。

物体にはたらく「慣性の法則」の心理バージョンとも言えます。

例えば、毎日マニュアル通りにオペレーションするような仕事であれば、仕事上の一貫性は保たれやすくなります。

しかし、クリエイティブな仕事は、案件も変わり、クライアントも変わるでしょう。

自社コンテンツを展開している場合でも、様々なコンテンツを新たに作ることが求められます。

つまり、変化しなければいけない仕事がクリエイティブな仕事だと言えます。

変化は潜在的で長期的なストレスを生み、ワーキングメモリを狭め、生産性を下げやすくもなります。

クリエイティブな仕事とはそもそも辛い仕事だということを受け入れることが大切かもしれません。

クリエイティブな仕事の辛さはスキルで軽減する

スキルが心理的な消耗をケアしてくれる

クリエイティブな仕事の辛さは、クリエイティブなスキルでカバーするしかありません。スキルこそが変化への対応力です。

しかし、クリエイティブな仕事の中でジャンルによっては、スキルの流行り廃りが激しくスキルそのものの変化にも対応を求められる職もあります。

スキルに向き合い続ける忍耐力こそがクリエイティブな仕事の辛さの本質と言えるかもしれません。

最後に:クリエイティブ職はみんな辛い中で仕事を頑張っている

辛さこそクリエイティブ

今回はクリエイティブな仕事の辛さについて掘り下げてきました。クリエイティブ職ならではの辛さがあるからこそ、辛さこそがクリエイティブだとも言えます。

そして、辛さを感じられるとき、それは自分の「伸びしろ」であり、「上がり目」とも言えます。

完全に辛いことをゼロにはすることはできません。一案件が終われば、また、一案件、チャレンジの連続です。

その辛い体験を大切にし続けていけば、クリエイティブな仕事を続けるにしろ、別の仕事に歩むとしても、成功を手に入れることができます。

ぜひ、辛さに思慮深く大胆に向かっていってください。

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