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ランディングページ(LP)の発注・相場について解説!おすすめ制作会社も紹介
TIPS 2022.4.21

ランディングページ(LP)の発注・相場について解説!おすすめ制作会社も紹介

近年、商品・サービスの売上アップにかかせないものとして注目されているのがランディングページです。しかし、ランディングページの発注方法や相場は複雑であるため、導入をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では、ランディングページを制作する際の発注方法と相場について詳しく解説します。

ランディングページ作成にあたって必要なこと

ランディングページ作成にあたって必要なこと

ランディングページの作成では、以下に挙げる3点を押さえることが重要です。

商品・サービスの情報を伝える

ランディングページの制作には制作担当者との情報の共有が欠かせません。商品・サービスの概要や強みはもちろんのこと、それらをユーザーが実際に利用するのに至る過程などを共有することで、制作担当者側の商品・サービスに対する理解が深まり、ページデザインを設計する際にイメージがしやすくなります。

競合他社のサイトを調べる

競合他社のサイト・ランディングページの情報は、自社のランディングページ制作をより効果的なものにするために必要不可欠な要素です。各サイト・ランディングページの良い点と悪い点を分析して制作担当者と共有することで、お互いの情報認識のズレがなくなり、質の高いランディングページの制作が可能になります。

ターゲット層を共有する

ランディングページの目的はユーザーの獲得であるため、ターゲットにあたるユーザーが誰なのかを明確にする必要があります。伝えるべきポイントを定めることで高い効果をもつランディングページが作成できるため、時間をかけて着実に制作に取り組みましょう。ターゲット属性を設定し、制作担当に共有することでデザインなどの方向性が決まり、CPAが向上しやすいランディングページの完成が見えてきます。CPAとは顧客獲得単価を指す言葉で、1人の新規顧客の獲得にいくら要したかを示すものです。

ランディングページを発注する際の費用相場

ランディングページを発注する際の費用相場

ランディングページは集客を目的とするため、企業サイトよりもクオリティが重視される傾向にあります。クオリティ向上のポイントとなるのは、どの工程までなら自分たちで対応できるのか、戦略・設計部分をどのぐらいまで作りこむのかといった、この2点を見極めることが重要です。また、ランディングページは常に細かな修正と改善を重ねたうえでの運用が必要になるため、ランディングページを制作する際の相場は、運用と改善の2点に注目して理解する必要があります。以下が価格帯ごとの特徴です。

10万円以下

発注先はフリーランスか個人活動の制作会社になります。製作期間は1週間から1ヶ月で、基本的に改善サポートはありません。最も安値の相場で、価格重視でデザインなどにこだわらない方や、戦略設計・競合調査を自社で対応できる方などにおすすめです。一方、依頼者側で用意するものが多い、公開後のサポートが設けられていない、デザインがテンプレートの可能性があり独自性が出せない、などの制約が多いことにも気を付けなければなりません。

10~30万円

発注先はフリーランスか中小規模の制作会社になります。製作期間は2週間から1.5ヶ月で、基本的に改善サポートはありません。制作の相場で最も多い価格帯になり、デザインにこだわりたい方におすすめです。一方で、ランディングページ制作において重要な工程となる競合調査や、公開後の修正などのサポートがないため、ランディングページでの集客に力を入れたい方にはおすすめできません。

30~60万円

発注先は中小規模の制作会社になり、製作期間は1ヶ月から2ヶ月です。一部を対象にした改善サポートが備わっています。業界・競合調査や、キャッチコピーや原稿の作り込み、構成にこだわった依頼をしたい方におすすめです。特徴としては、先着設定や原稿も制作会社が準備してくれることや、公開後の修正も一部対応可能といった点が挙げられます。

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60万円以上

発注先は中小規模の制作会社か大手制作会社になり、製作期間は1.5ヶ月から3ヶ月です。こちらも、一部を対象とした改善サポートが備わっています。公開後のコンサルティングの依頼が可能である点や、技術力の豊富さといった点で充実しているため、ランディングページを用いた本格的なWebマーケティングの取り組みを実践したい方におすすめです。

制作会社の選び方

制作会社の選び方

制作会社の選択時には、以下に挙げる3つのポイントに注意しましょう。

改善サポートがあるか

改善サポートは、最初に制作した会社から受けられる方が効率は良いため、制作とセットで依頼できるかどうかを必ず確認しましょう。初期費用の安さだけに目が行ってしまうと、期待した改善サポートを受けられず、場合によっては他社に乗り換える必要が生じてしまうため注意が必要です。

ブラウザに対応しているか

制作した記事は、スマホに対応させるレスポンシブ対応はもちろんのこと、Internet Explorerなどのブラウザにも対応させる必要があります。ブラウザ対応は別途料金が発生するケースもあるため、事前に料金体系を確認しておきましょう。

リスティング広告を運用してくれるか

リスティング広告とは、Googleなどの検索エンジンの検索結果に合わせて表示される広告です。ランディングページの運用はリスティング広告の活用が基本となるため、リスティング広告の運用を制作会社側が請け負ってくれるかどうか、別の会社に発注となるのかを確認しておく必要があります。

東京のおすすめ制作会社

東京のおすすめ制作会社

ここでは、ランディングページの制作を依頼できるおすすめの会社を、東京都内にある制作会社に絞ってご紹介します。

株式会社アドライズ

化粧品や健康食品業界関係のランディングページ制作を得意とする会社で、クライアントからのリピート依頼の多さが特徴です。ランディングページ作成の専門ライターが在籍しており、薬機法や景表法にも精通しているため、法律にも配慮した制作が可能です。また、広告運用を依頼できることや、デザインに関する最新の知識を取り入れて売れるデザインを提案できる点も強みとして挙げられます。

株式会社ZERO

300社以上のLP制作実績をもつ会社で、広告からの流入におけるコンバージョン率に重視した制作を得意としています。ランディングページにおける外部施策と内部施策などを総合的に支援しており、マーケティング分析に準じた制作が可能です。また、運用の改善にも力を入れているのが特徴です。約80社以上のリスティング広告運用代行に関する実績があり、ユーザーの反応に関する分析も徹底的に行っています。

株式会社Ad Listing

もとはリスティング広告の運用を専門としていたWeb広告代理店・ホームページ制作会社で、広告運用の経験を活かしたリスティング広告の効果を発揮するランディングページの制作が強みです。運用型Web広告代行における改善実績が5,500社を超えていて、蓄積されたノウハウで広告運用への素早い対応が可能です。また、SNS広告にも強みを持っており、TwitterやInstagram広告などの運用も得意としています。そのため、SNSアカウントの課題に関しても迅速に対応してくれます。

株式会社ジオコード

多様な業界・業種のホームページやランディングページを制作した実績をもつ、Web広告代理店・ホームページ制作会社です。ホームページ・ランディングページの制作実績はIT業界や医療、飲食など多岐にわたります。また、広告運用でも、健康食品や自動車保険など、650社を超える実績を有しているため、多様な業界の知識・経験を元にした制作が期待できます。

企業別のデザイン事例

企業別のデザイン事例

ここでは、企業ごとに異なるデザイン事例をご紹介します。

FANTA

ランディングページに、子どもからお年寄りまでさまざまな年代の方が商品を飲んでいる写真を掲載しています。これにより、FANTAのもつ若年層向けなイメージを払拭し、全世代へのアピールを成功させました。また、商品説明の欄で商品の成分に関する安全性についても提示することで、商品を購入する方へ安心感を提供しています。

資生堂 recipist

化粧品の主な購買層である若年層がインスタグラムを積極的に利用していることに注目し、ランディングページの最後にインスタグラマーによる商品紹介を掲載しています。多くのフォロワーを持つインフルエンサーの影響力を借りることで、大きな販売促進に繋げています。

TOYOTA ランドクルーザー

ランドクルーザーの背景に岩山・河川・雪原・砂漠などを使用することで、ランドクルーザーのもつ力強さを表現しています。そして、性能・機能についてしっかりと提示することで、見かけのアピールだけにとどまらず商品の安全性も示しています。

mouse

ランディングページの最初に「マウスってどうなのよ?」と、自ら疑問を投げかけたのちに疑問点を解消していく構成で、まだメーカーについて詳しく知らないユーザーからの信頼を獲得できるようになっています。また、芸能人を積極的に起用することで、メッセージの説得力を高くする工夫を施しているのも特徴です。

まとめ

まとめ

この記事では、ランディングページ制作における重要なポイント・費用相場・制作会社の選び方・東京のおすすめ制作会社・デザイン事例について紹介しました。ランディングページを制作する際には、情報の共有、相場ごとの特徴をよく把握して制作会社を選ぶことが重要です。制作会社の強みを活かすことで、大手企業にも引けをとらないような魅力的なLPを生み出せるでしょう。本記事が、ランディングページ制作をためらっている方の背中を押すきっかけになれば幸いです。

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