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ランディングページの利便性とは?品質スコアについても徹底解説
TIPS 2021.7.08

ランディングページの利便性とは?品質スコアについても徹底解説

検索やネット広告を経由してユーザーが最初に訪れる「ランディングページ」の利便性は、広告の「品質スコア」に大きく影響を及ぼします。ランディングページの利便性と品質スコアは、ネット広告が表示される仕組みを知るうえで欠かせません。
今回は、効果的なネット広告の活用に必要な、ランディングページと品質スコアの関連性についてご紹介します。

品質スコアとは

ランディングページは品質スコアに大きな影響を与えます。ここでは、品質スコアの特徴・構成される要素・確認方法について解説します。

特徴

品質スコアは、対象の広告が「ユーザーにとって良い広告であるか」を、他のネット広告や検索結果のデータをもとに数値化する仕組みです。数値は10段階に分かれており、数値が高いほど優れた広告であるかがわかります。また、品質スコアはキーワード単位で確認ができるため、広告が検索キーワードに対して的確であるか判断することも可能です。

品質スコアを構成する要素

品質スコアを構成する要素としてまず挙げられるのは、ネットで検索したユーザーが、広告が表示されたときにクリックする確率のことを指す「推定クリック率」です。推定クリック率が高くなるほど検索意図に沿った広告を表示したことになるため、品質スコアに大きく関わっていることがわかります。

2つ目は、広告の関連性です。品質スコアはユーザーの検索意図に沿うことで向上するため、広告の内容は検索クエリやキーワードと関連していなければなりません。関連性の低い広告を設定するとユーザーの利便性が損なわれるため、品質スコアは下がってしまいます。
最後に挙げられるのが、後ほど詳しく解説するランディングページの利便性です。

品質スコアは、これら3つの要素で構成されています。

品質スコアの確認方法

Google広告やYahoo!リスティング広告には、それぞれに合わせた品質スコアの確認方法があります。Google広告の場合、以下の手順でキーワードごとの品質スコアが確認できます。

1.Google広告にログインし、左側にあるメニューから「キーワード」を選択
2.表の右上にある表示項目から「表示項目の変更」を選択
3.品質スコア項目から「品質スコア」にチェックを入れ、適用を選択

Yahoo!リスティング広告では、品質スコアを「品質インデックス」と呼びます。Yahoo!広告で品質インデックスを確認する手順は以下の通りです。

1.広告管理ツールにログインし、「検索広告」タブを選択
2.「キャンペーン管理」タブを選択
3.表示内容選択から「キーワード」を選択

ちなみに両者は、広告がGoogleかYahoo!の違いがあるだけで、内容に大きな違いはありません。

ランディングページ(LP)の利便性とは

ランディングページ(以下、「LP」)の利便性は、広告をクリックしてLPを訪れたユーザーが、どれだけ簡単に目的に沿った情報を見つけられるかを示す指標です。これは、LPを訪れたユーザーの購入や資料請求などの、コンバージョンを測るための指標にもなります。

ステータスの種類

品質スコアを構成するランディングページの利便性・推定クリック率・広告の関連性は、平均より上・平均値・平均より下のステータスで判定されます。
各要素のステータスが高いことで品質スコアが向上し、それに伴って広告の掲載順位やクリック単価も向上します。

LPの構成要素

LPは主にファーストビュー・ボディ・クロージングの3つによって構成されます。ここでは、それぞれの要素について解説します。

ファーストビューはWebサイトの最初に表示されるページの中で、スクロールせずに確認できる範囲のことを指します。商品のキャッチコピーやイメージ画像など、最初の情報でユーザーの心を掴まなければ、そのまま直帰される可能性が高いため、LPの中で最も重要なエリアといえます。

ボディは主に商品のメリットや実証例、具体的な性能や客観的な信頼性など、商品の魅力について説明するエリアです。ユーザーの購入を促す効果があるため、非常に重要な役割を持っています。

クロージングは、商品を今購入することにメリットがあると伝え、強調するエリアです。「期間限定」や「先着何名様に限り」、「今だけの購入者特典」といった、ユーザーが行動したいと思わせる文章などで理由を与え、購入を促します。

LPの失敗例

LPの目的はコンバージョンを得ることにあります。そのためには、まずユーザーにとっての利便性を意識しなくてはなりません。ここでは、LPにありがちな失敗を2つ挙げましょう。

1つ目は、ユーザー視点に欠けたLPを作成してしまうことです。例えば、自社がアピールしたい情報ばかりを掲載した結果、ユーザーの知りたい情報がページの下部に追いやられているとしたらどうでしょう。ユーザーは情報を見つけ出せずにサイトから離脱してしまう可能性があります。この場合、ユーザーニーズの高い情報を上部に集約するなどの配慮が必要です。

2つ目は、入力フォームの最適化がされていないことです。せっかくLPで購買意欲を高めても入力フォームの使い勝手が悪いと、ユーザーは煩わしさを感じてサイトを離脱してしまいます。企業の目線だと顧客情報の収集はメリットになるため、入力項目を多くしてしまいがちです。しかし、ユーザーの操作性を考えるのであれば、入力項目を必要最低限に抑えるべきでしょう。

利便性が平均以下の場合の改善策

LPの利便性が平均以下の場合、広告が検索上位に掲載されない・クリック単価が高くなる・クリック率が下がるといったデメリットが発生するため、早急に改善する必要があります。
ここでは、LPの利便性が平均以下の場合に取れる改善策を4つご紹介します。

関連性の高いオリジナルコンテンツを提供する

LPは、ユーザーが検索する語句との関連性を高める必要があるため、タイトルや見出しに、関連性の高い適切なキーワードが含まれているか確認しましょう。
また、他のサイトにないような便利な機能やオリジナルコンテンツがある場合、それらがユーザーの目に入りやすい位置に配置されているかも意識すべきです。

詳しく情報を公開しサイトの信頼性を高める

LPからサイトへ訪問したユーザーが不安を感じないために、会社概要やビジネスに関連する情報はしっかり明記しておきましょう。サイト内で十分な情報が提示されていないことは、ユーザーにとって不安要素となります。
ユーザーの信頼を積み重ねてブランドを構築していくためにも、会社の情報や商品の詳細は必ず明記しておきましょう。

スマホやPCなどのUIを向上させる

スマホやPCなどのUI、つまり「操作性」が悪いLPはユーザーの離脱率が高いため、いくら広告文が優れていてもコンバージョンに結びつきません。
ネットショッピングにおいて、UIは「接客」の一部です。ユーザーの視点に立ち、どんなUIならストレスなく操作できるか、分析しましょう。

LPの読み込み速度を上げる

LPの読み込みに3秒以上かかると、その時点で4割のユーザーがページを離脱してしまいます。SEOでもサイトのページ速度は重要視されているため、ページを2秒以内に表示させる対策が必要です。
具体的な対策として、画像ファイルを圧縮したり無駄なコードファイルを排除したりすることでページを軽くする、ページ画像を「遅延読み込み」に設定にして高速表示させるなどの方法があります。

品質スコアを改善するメリット

ここからは、品質スコアを改善することで得られる具体的なメリットを3つ紹介していきます。

掲載順位が上がる

品質スコアを向上させることで検索順位が上がり、検索結果の1ページ目に広告が表示されやすくなります。また、検索順位が上がるほどクリック率も上がり、サイトを見てもらえる確率が高まります。

クリック単価が安くなる

実際のクリック単価は、「競合の広告ランク」を「自社品質スコア」で割って1を足すことで算出されます。したがって、品質スコアが上がるほどクリック単価は安くなります。
また、クリック単価が安いことで、訪問数を伸ばす効果が期待できます。これは、限られた予算内で広告を掲載する場合、広告費用が安いほど広告を掲載できる期間が増え、その結果、広告がユーザーの目に留まる可能性が高くなるためです。

広告表示オプションが表示されやすくなる

品質スコアが高いほど、広告表示オプションが表示されやすくなります。広告表示オプションとは広告文とは別に、電話番号や住所などの詳細を掲載できる機能です。スマホなどのデバイスでは画面の占有率が非常に高く、広告効果に大きく影響します。

まとめ

この記事ではランディングページ・品質スコアを構成する要素と、その関連性について取り上げました。ネット広告を最大限に活用するには、品質スコアの改善が必須です。そして、品質スコアの改善は、ランディングページの改善とイコールと言っていいほど、直接的につながっています。ネット広告を活用する際は、両者の関連性を意識して配信・改善を行っていきましょう。

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