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LP制作にかかる費用の相場とは?費用を抑えるポイントも併せて紹介!
COLUMN 2020.12.25

LP制作にかかる費用の相場とは?費用を抑えるポイントも併せて紹介!

みなさんはLPと言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。マーケティングやPRを担当されている方であればお馴染みの言葉かもしれませんが、よく分からないという方も多いですよね。仮に、LPという言葉は知らなくても、普段インターネットを使っていると知らず知らずの内に触れていることも多い存在です。

そんなLPですが、いざ作るとなるとどれくらいの費用がかかるか見当がつかない方も多いのではないでしょうか。そこで今回はLPの目的や特徴、実際にLPを制作するのにかかる費用相場をご紹介します。また、LP制作の費用を抑えるポイントも併せてお届けするので、ぜひ参考にしてください。

LPとは

まずはLPの概要からおさらいしていきましょう。
LPとはランディングページの略称で、訪問者が最初にアクセスするトップページのことを指します。LP制作会社によっては、「入り口ページ」「集客ページ」とも呼ばれています。

LPの目的と特徴

LPは飲食店で言うところの「接客」をネット上で果たす役割を持っています。集客に特化したセールストークのような内容になっているため、縦長の1枚のページで構成されることが多く、購入してもらいたい商品と関係がない情報は一切書かれていません。このように、特定の商品・サービスに特化した単独のページをリーチさせることで、ユーザーに購買を促すことができます。

LPはネット経由の売り上げに直結する要素であり、LPを改善しただけでネット上での顧客獲得数が5倍以上になったという事例もあります。

LPのメリット・デメリット

LPを作成するメリットとして、以下なような点が挙げられます。

  • 訪問者の離脱が少ない点
  • 知りたい情報が1ページに集約されていて訴求に無駄がない点
  • デザイン性が高く訴求力が高い点

これらの利点を一言で言い換えれば、CVRの高さということに集約されます。従って、LPをうまく活用することができれば訪問者がアクションを起こす確率を飛躍的に上げられるでしょう。ほかにも売上げアップや見込み客のさらなる発掘にも繋がります。


一方、LP制作のデメリットには以下のような点があります。

  • 作成に手間がかかる点
  • デザインなどの制作コストが高い点
  • LPの内容によっては直帰率が高くなりがちな点

直帰率とは、最初にアクセスしたページしか見ずに訪問者がホームページを離脱した割合のことです。
基本的にLPは顧客の購買を狙うために他サイトへの導線を設置しないケースが多いですが、中には購買に至らなかったユーザーを自社サイトに回遊させて、興味関心を持たせる目的を持ったLPもあります。

自社サイトやブランドサイト、ECサイトなどに導線を設置して回遊を促すような場合、こうした直帰率が高くなってしまう事態は最も避けなければなりません。直帰率をいかに低く抑えられるかがLPを成功させるためのポイントとも言えるのです。

ヒートマップツールやABテストツールを上手く活用し、直帰率の改善をしてみましょう。

LP制作にかかる費用相場

先ほどLP制作にかかるコストについて少しお話ししましたが、この費用は依頼する制作会社や制作会社によって異なります。安ければ10万円から、高いものだと60万円にも及びます。費用の違いとしては、分析サービスなどのアフターケアの有無やデザイン品質などが含まれます。当然、自社で作成すればコストは抑えられますが、成果の出るLPを制作するためにはプロに依頼するのが無難でしょう。制作の際にはしっかりと、自社と競合のポジションや自社商品・サービスの強み・弱みなどを分析しておくとスムーズです。

制作会社とフリーランスの違い

LP制作の依頼先として、フリーランスのデザイナーに頼むパターンも挙げられます。両者の大きな違いは会社を介するか否かにあり、フリーランスに依頼した場合は間接費がかからず、かつスピーディーな対応が見込めます。注意点として、料金や納期などの問題で揉めてしまうケースもあるようなので、密なコミュニケーションを取ることが大切です。

一方、制作会社に依頼する場合はフリーランスより高額になる場合が多いですが、その分手厚いサポートやコンサルタントを得意としている会社が多くあります。当然ながら、会社でも個人でも費用によってサポート内容は変わってきます。依頼する際は、自社と似た業界での実績があるか、自社サービスを十分理解してくれるかどうか、LPO対策まで行っているかといったことを事前によく確認しておくと良いでしょう。

制作費用の内訳

制作費用の細かな内訳は依頼する内容によっても変わります。例えば約30万円の費用で依頼した場合なら、一般的にコンテンツ設計に約10万円、デザインに約6万円、コーディングに約6万円、テストに約2万円程かかります。また、スマホ専用なのか、レスポンシブデザインにするのかでも料金は変動します。

あくまで目安ではありますが、LP制作の平均的な相場は10万円~30万円程です。その価格帯であれば、実績のあるフリーランス、または中小制作会社に依頼することが可能なので、LPのデザインの幅が大きく広がります。またターゲットに合わせたデザインの調整ができるため、LPのクオリティも同様に高くなるでしょう。

目的別の費用相場

ここからはLP作成の費用相場を目的別に細かく解説します。ここでは目的を、「費用を抑えたい場合」「デザインにオリジナル性を持たせたい場合」「戦略から公開まで全て一任したい場合」の3つに分けてご紹介します。

まず、制作費用を抑えたい場合は10万円以下で制作依頼することも可能です。しかし、その場合はデザインとコーディングのみを請け負ってもらうケースが一般的です。費用が安い分テンプレートを用いたデザインになる可能性も高いですが、その分納期が短く、最短で1週間で納品してもらえるケースもあります。

次にデザインにオリジナル性を持たせたい場合ですが、この場合の相場は10~30万円程で一般的な相場とほとんど変わらない金額です。この価格帯では中小規模の制作会社や、経験豊富なフリーランスに依頼することが可能です。LP作成の流れとしては、競合調査は自身で行い、構成案とデザイン、コーディングまでを任せるのが一般的です。構成案に沿ったライティングと公開、運用は自社で行います。

最後に戦略から公開まで任せたい場合は、安くても30万円、手厚いサポートまで含めると50万円の価格帯が相場です。また、公開後の運用まで任せたいとなると、少なくとも50万円以上の費用が必要で、依頼先は個人よりWeb制作会社の領域になります。費用は高額ですが、事前の競合調査から戦略的なマーケティング、そしてLPの公開までのすべてを一任することができます。

LP制作の費用を抑えるポイント

LPの費用相場を抑えるためにはLPの制作工程を把握することが大切です。そこで、クオリティにこだわりつつ費用を少しでも抑えるポイントをいくつかご紹介します。

依頼する工程を減らす

LP制作はどの工程を依頼するかによって料金が変動します。そのため、発注項目を減らすことで制作費用を抑えられます。その際は自社で制作・修正する項目が増えますが、ツールを活用して構成案作成などを行うことで、費用を安くできるでしょう。

まとめて複数件依頼する

制作依頼したいLPやホームページが複数ある場合、一括依頼してしまった方が単価を抑えられる可能性があります。その際は、LPパーツを他の記事に活用したり、その後の運用効率も含めて考えておいたりすると、より一層高い費用対効果が期待できます。複数のLP制作の依頼を考えている方は、まとめて複数案件を依頼してみても良いでしょう。

値下げ交渉を行う

基本的にLP制作においてバリュープライスという概念はありません。従って、値下げの交渉は制作側のモチベーションを下げてしまわぬように慎重に行う必要があります。そのためには、ページ数を減らす、機能やシステムを減らす、まずはスモールスタートにしてページやコンテンツをつど追加するなど、折り合いを付けながら詳細の内容を落とし込みましょう。

まとめ

この記事では、主にLPの概要や制作費用相場を解説してきました。LPの費用相場は依頼側のニーズや依頼する制作会社の規模で変わります。納得できるLPを作成するためにも、制作会社の選定は大切です。依頼する側も作業工程をしっかり把握し、その会社のセールスポイントを最大限理解してくれる方に依頼しましょう。

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