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WEBディレクターが転職時にアピールすべき資格を徹底解説!
TIPS 2022.4.06

WEBディレクターが転職時にアピールすべき資格を徹底解説!

WEBディレクターは、責任範囲が広く求められるスキルも多い職種ですが、スキルを磨いていけば着実にステップアップできて将来性も高い魅力的な仕事でもあります。では、WEBディレクターとして転職する際にアピールすべき資格にはどのようなものがあるのでしょうか。この記事では、WEBディレクターが転職時にアピールできる資格を徹底解説します。

WEBディレクターが転職時にアピールすべき資格

WEBディレクターが転職時にアピールすべき資格

ここでは、WEBディレクターが転職時にアピールすべき資格をご紹介します。

WEBディレクション関連の資格

WEBディレクション関連では、「WEB検定 WEBディレクター認定資格」や「WEBディレクション検定」などがあります。

  • WEB検定 WEBディレクター認定資格
    全日本能率連盟が主催するWEB制作の工程管理からプロジェクト企画、サイト全体の情報構造設計、集客試作立案・実施までの、WEBディレクションを行ううえで必要不可欠な専門知識を有しているかを問われる認定資格です。資格取得を目指し学習する過程でサイト運営に関する知識も養えます。これからWEBディレクターを志す方に限らず、実務者にとってもおすすめの資格です。
  • WEBディレクション検定
    日本WEB協会が主催する検定で、WEBディレクターの役割やWEBサイトの運用・改善に至るまで幅広い内容が主題されます。主に、プロジェクトマネージャなどに必要とされる能力を判断する検定で、企画力やヒアリング力、コミュニケーション力といった能力の習得を目指します。スキルレーダーチャートで自身の資質が可視化されるため、自身に向いている分野や不足している能力の把握ができます。

WEBマーケティングに活きる資格

WEBマーケティングのスキルを証明したり高めたりできる資格には、「Google アナリティクス個人認定資格」「Yahoo!プロモーションプロフェッショナル広告認定試験」「ネットマーケティング検定」「WEB解析士」などがあります。

  • Google アナリティクス個人認定資格
    Googleが主催するWEBサイトの解析ツール「Googleアナリティクス」の習熟度を測る認定資格です。初級と上級に分かれており、初級ではアカウントの作成やトラッキングコードの実装などの内容が出題され、上級ではデータ収集を行い分かりやすいレポートのまとめ方などが出題されます。特に事業会社のWEBディレクターは、アクセス解析も基本の業務なので必要不可欠な資格と言えるでしょう。取得できれば、サイト運営に携わる業務遂行力を持つ証明にもなります。
  • マーケティング・ビジネス実務検定
    国際実務マーケティング協会が主催する検定で、マーケティング全般の基礎知識や実務知識などが出題され、管理力や判断力、企画力などがあるかを総合的に判断します。A級、B級、C級と3つのレベルがあり、レベルが上がるほどより実務的知識が必要です。現代は業種・業界に捉われないマーケティング知識が問われるため、資格取得への学習を通じて仕事で役立つマーケティング知識や時事情報が習得できます。
  • ネットマーケティング検定
    サーティファイが主催する効果的なWEBマーケティングができる人材育成を目的とした検定です。WEBマーケティングの手法やリサーチ、関連法規に至るまで、ビジネスの企画や立案にも生かせるマーケティングサイドの内容が出題されます。SNS普及などの影響からWEBマーケティングを基礎から学びたい方が増えており、注目されている資格です。
  • ウェブ解析士
    ウェブ解析士協会が主催する、実務で役立つWEB解析スキルの習得を目的とした資格です。制作したWEBサイトを改善していくのもWEBディレクターの仕事であり、この資格では解析結果から課題の発見から改善策の立案までの知識やスキルが問われます。試験はウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターの3段階あり、段階が上がるにつれてより実務的な出題内容になります。

資格以外で転職時にアピールすべきスキル

資格以外で転職時にアピールすべきスキル

ここでは、資格以外でアピールすべきスキルをご紹介します。

進捗管理力

WEBディレクターは、マルチタスクをこなさなければならない状況が多く、案件ごとの進捗管理力が問われます。進捗管理力が優れていると、案件を複数抱えていてもパンクすることなくこなせる仕事量も多くなるので、優れた人材として企業側にとっても採用するメリットがあります。また、このスキルが高いことは、目標を着実に達成するプロセスを理解していることからリーダーシップの面でも優れていると言えるでしょう。

情報収集力

転職時に面接でこれまでの実績をアピールする方が多くいますが、あくまで過去のものなので転職先で同等以上のパフォーマンスを発揮できるという保証はありません。将来性のある人材であると認識してもらうには、最新情報やトレンドを押さえておく情報収集力をアピールする必要があります。特に、WEB業界のトレンドはめまぐるしく入れ替わっているので欠かせない要素と言えるでしょう。

コミュニケーション能力

WEBディレクターは、クライアントと各専門職の間に入る調整役であり、幅広い方面の方とコミュニケーションを図る必要があります。また、相手側の状況に応じて的確な指示やフォローする能力も求められるため、対人コミュニケーション能力は必要不可欠な要素です。
コミュニケーション能力は、汎用性が高く職場環境が変化しても適応できるかを判断するのに重要なポイントになります。信頼されるWEBディレクターになるためには、日頃からコミュニケーションを図り関係性を築いていく必要があるでしょう。

転職時のアピールにはポートフォリオが重要!

転職時のアピールにはポートフォリオが重要!

ここでは、転職時のアピールに重要なポートフォリオで伝えるべき内容と作成時のポイントをご紹介します。

ポートフォリオで伝えるべきこと

仕事をこなすスピードは評価ポイントの一つです。携わった作品の制作期間を記載してクオリティの高い作品をいかに短期間で制作したのかを伝えることで、企業側からの評価が上がります。また、作品から仕事に結び付けたい場合は、ポートフォリオを通じて自身の思いや熱意、積極性をレイアウトを考慮しながら言葉を添えて伝えましょう。

作成する際のポイント

これまでに携わった作品をできるだけ多く掲載して採用担当者にアピールしたいと考える方は多くいるでしょう。しかし、作品ページが多すぎると、伝えたいことが分散してしまい大切なことが伝えられません。そのため、作品ページを20ページ程度に抑えて、作品ごとの解説は200字から400字程度に収めるのがおすすめです。

また、WEBサイトを制作するうえでは、美しさと読みやすい構成が欠かせません。そのため、ポートフォリオが読みづらいとWEB制作に携わる人材としての説得力に欠けてしまいます。

簡単に制作できる!おすすめのポートフォリオ作成サービス

簡単に制作できる!おすすめのポートフォリオ作成サービス

ここでは、おすすめのポートフォリオ作成サービスをご紹介します。

MATCHBOX

マイナビがクリエイター集団「PARTY」と共同開発したポートフォリオ作成サイトです。デザインソフトを持っていない方やコーディング知識が乏しい方でも、画像データやURLなどの素材があれば簡単にポートフォリオを作成できます。作成したポートフォリオはWEBと紙媒体の両方で出力できるため、用途に合わせた使い分けが可能です。

また、作成したポートフォリオを用いて企業からオファーが届く機能など、転職活動をサポートする機能が充実しています。利用するには、マイナビクリエイターへの登録が必要です。

Strikingly

短時間で高クオリティなポートフォリオを作成できる海外製のサービスです。あらかじめ用意された豊富なテンプレートから、HTMLやCSSの知識がなくても簡単に作成できます。動画を埋め込めるテンプレートもあるため、自身のスキルを分かりやすくアピールしたい方におすすめです。

無料版でもポートフォリオの作成は可能です。ただし、転職用にサイトを作成する程度なら問題ありませんが、他のディレクターとの交流を目的とする場合は、パスワードのプロテクトやカスタムドメインにも対応している有料版の利用が向いています。

Behance

WEBデザイン制作において欠かせないPhotoshopやIllustratorを開発したアドビシステムズがクリエイター向けに設計したSNSで、デザイナーやWEB開発者など幅広いクリエイターが利用しています。Adobe IDを所有していれば、Adobe関連アプリケーションと連携して作品を手軽に公開可能です。Adobe IDがなくても、GoogleアカウントやFacebookアカウントとの連携にも対応しています。

ユーザー同士でコミュニケーションが取れる基本的な機能に加えて、求人機能を活用して転職や仕事の獲得にもつなげられます。

まとめ

まとめ

転職時にスキルをアピールできる資格としては、WEBディレクション検定やGoogle アナリティクス個人認定資格、ネットマーケティング検定などがあります。しかし、案件ごとの進捗状況を管理する能力や対人コミュニケーション能力は、資格以上に重要視される要素です。これらの能力を採用担当者にアピールするには、ポートフォリオが必要不可欠です。ポートフォリオの作成には時間がかかりますが、最近では簡単にクオリティの高いポートフォリオを作成できるサービスも増えています。積極的に活用してみましょう。

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