インフルエンサーがフォロワーを増やすコツをご紹介!実際の投稿事例も!
インフルエンサーマーケティングは、ユーザーへ商品やサービスを効果的に訴求できるマーケティング手法として注目を集めています。しかし、「SNSを活用して企業PRをしたいけれど、方法がよく分からない」「自社に合っている人物を起用したい」「SNSの種類や特徴を知りたい」などのお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、近年話題になっている「インフルエンサー」についての解説をしつつ、効率良く効果的な企業をPRする方法をご紹介します。
インフルエンサーが注目される理由とは?
インフルエンサーの影響力は大きく広告的な価値が高いことから、インフルエンサーをPR施策に起用した「インフルエンサーマーケティング」を導入する企業が年々増加しています。
従来の企業宣伝は、テレビCMなどで幅広い層に対して情報発信をすることが主流でした。しかし、これらの宣伝手法ではターゲットとしている層に情報が届きにくいという側面があり、また魅力的な内容でないと消費者に興味を持たれないというデメリットもありました。一方、多彩な特性でファンを魅了するインフルエンサーは、それぞれのコアな支持層にダイレクトに訴求できます。さらに、インフルエンサーのフォロワーは、もともと企業の宣伝したいジャンルに関心を持っている可能性が高いことから、購買に結びつきやすいというメリットもあります。
フォロワーを増やすコツとは?
ここでは、インフルエンサーがフォロワーを増やすためにやるべき4つのコツをまとめてご紹介します。
テーマ・ターゲットを明確にする
インフルエンサーがフォロワーを増やすうえで最初に行うべき作業は、ジャンルやテーマを明確にすることです。さまざまなジャンルの内容で投稿を続けていると、ユーザーにどのようなアカウントなのかが伝わりにくくなるため、フォローの対象とならない可能性があります。自分の好きなことや得意なこと・目的を考えて、その内容に特化している投稿を続けてみましょう。また、ターゲットを明確にすれば、より分かりやすい内容の投稿ができるため、ユーザーにフォローをしてもらえる可能性が高まります。
なお、インフルエンサーマーケティングを導入する場合は、知名度の高さで選ぶのではなく、自社のターゲット層に合ったインフルエンサーに宣伝を依頼しましょう。
プロフィールを作り込む
アカウントに興味を持ってアクセスしてきたユーザーの多くは、そのアカウントのプロフィールを見て「もっと情報を知りたい」「役に立つ情報が多そう」などの共通点や有益な情報があると判断をしたときにフォローをする傾向があります。このようにユーザーを惹きつけるために重要な役割を持つプロフィールですが、アカウント情報をただ詰め込むだけではなかなか「フォローする」ボタンを押してもらえません。
プロフィールには「自分がどのような人物か、普段はどのような活動をしているか」「このアカウントでは、どのようなジャンルやテーマの情報を発信するか」などを、簡潔かつ分かりやすいように箇条書きにします。プロフィール画面で多くのユーザーが最初に見るのは名前なので、名前は覚えやすいニックネームの使用を心掛けます。また、複数のSNSにアカウントを持っている場合は、そちらの情報も載せておきましょう。
毎日更新する
フォロワーを増やすためには、タイムリーな情報を毎日あるいは2~3日に1度の頻度で継続的に投稿しましょう。投稿を継続していくうちに、ユーザーの動向を把握できるようになります。特に、お昼休みや就寝前の時間帯は多くのユーザーがSNSにアクセスするため、まずはこの時間帯を狙って投稿をするとよいでしょう。
フォロワーのコメントに返信する
フォロワーを増やすために大切なことはもう1つあります。それはフォロワーと積極的にコミュニケーションを取ることです。フォロワーから届いたコメントに返信をすることは、とても有効なコミュニケーション方法といえます。コメントに対して何かしらのアクションをすることで、フォロワーの共感や関心をより高めることができるのです。また、頻繁にコミュニケーションを取ることで一過性のフォロワーではない、自身のファンであるアクティブフォロワーを増やすことができます。
SNS別にみるインフルエンサーの特徴
ここでは、主要な4つのSNSの特徴について解説します。
Twitterは文字情報をメインに発信するSNSです。派手さには欠けますが、返信機能やリツイート機能によってインフルエンサーとフォロワーが直接的にコンタクトを取ることが可能なため、アカウントの発信内容や運用を工夫すればインプレッション率の向上を図れます。リツイートされればより多くのユーザーに情報を拡散できることから、ターゲット層のみならず幅広い層に向けたマーケティングにも適しています。
YouTube
YouTubeは動画共有に特化したプラットフォームです。YouTubeを活動拠点としている人物をYouTuberといい、なかには地上波メディアが番組に起用するほどの人気や影響力を持つインフルエンサーもいます。人気YouTuberが発信する動画は「登録者」に大きな影響を与えるため、彼らにコラボレーションを依頼することで商品やサービスへの信頼度が一気に高まります。また、YouTubeは「暇つぶしで、なんとなく視聴している」といった潜在的な視聴者にもアプローチが可能です。
Instagramは、写真や動画を共有し、ハッシュタグによって拡散が狙えるSNSです。アクティブユーザーが多く、2018年6月には月間の「アクティブユーザー数」が世界で10億人を突破しています。また、ユーザーのエンゲージメントが高く、ライフスタイルやファッションに関する投稿が多いことから、アパレルやコスメを扱う企業と親和性の高いSNSです。リアルタイム配信ができるインスタライブでは、視聴者からの質問にタイムリーに答えることができるため、商品やサービスの実際の使用感を視聴者に伝えたい場合は有効な手段です。
TikTok
TikTokは、誰でも簡単に動画を制作・編集・投稿できる「ショートムービーに特化したプラットフォーム」です。TikTokには、制作した動画をInstagramやTwitterなどのSNSに簡単に投稿できる機能があるため、TikTokを利用していないユーザーに対してもアプローチが可能です。またユーザーの多くが10代から20代のため、若年層にアプローチしたい場合に有効なSNSとなります。
ジャンル別にみるフォロワーの傾向
インフルエンサーマーケティングにおいては、自社のジャンルに特化した内容の投稿をしているインフルエンサーを起用することが重要といえます。ここでは、ジャンル別にフォロワーにどのような傾向があるのかご紹介します。
美容・コスメ系
美容・コスメに特化したアカウントのインフルエンサーは、女性からの人気が圧倒的に高いといえます。また、美容・コスメ系インフルエンサーのフォロワーの多くはトレンドに敏感なため、インフルエンサーの投稿をこまめにチェックしている傾向にあります。
ファッション系
インフルエンサーマーケティングにおいて特に注目を集めているのが、ファッション情報をメインに発信するインフルエンサーです。トレンドの情報発信しているインフルエンサーのフォロワーやファン層は、もともとトレンドやファッションに関心が高く、またフォローしているインフルエンサーのファッションが好みというユーザーも多いため、自社のターゲットとしている層に違和感なく自然な形で宣伝が行えます。
グルメ系
多くのグルメ系インフルエンサーは「映える写真」の撮影を得意としています。また、アレンジの得意なインフルエンサーであれば、自社製品をさらに美味しく食べるためのレシピを公開してくれる可能性があります。なお、健康を意識した製品であれば、グルメ系インフルエンサーではなく、美容やダイエット情報を発信しているインフルエンサーを起用した方が効果的にアピールできる場合もあります。
まとめ
この記事では、インフルエンサーがフォロワーを増やす方法やSNSの特徴についてご紹介しました。インフルエンサーマーケティングは、成功すれば費用対効果の高いマーケティング手法です。今後ますます市場が拡大するといわれているインフルエンサーマーケティングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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