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放送作家の履歴書には何を書く?面接でのポイントも紹介!
TIPS 2020.11.23

放送作家の履歴書には何を書く?面接でのポイントも紹介!

テレビやラジオなどは、多くの方に親しみのある身近なコンテンツです。
誰しも「この番組が魅力的だった」と思った経験が一度はあるのではないでしょうか。

また、そうした想いから「番組の企画を考えてみたい」と感じる方もいるかもしれません。こうした放送業界では、番組の台詞や演出を考える仕事は「放送作家」と呼ばれています。今回はその放送作家について、仕事内容や面接のポイントをご紹介します。

放送作家とは

放送作家になるためにはどんな仕事かをしっかり把握しておく必要があります。
ここでは放送作家とはどんな仕事なのかをご紹介します。

仕事内容

放送作家の主な仕事内容はディレクターなどと番組の企画を検討し、アイデアを出し合い会議で決定したことを企画書に起こすことです。 テレビ・ラジオ番組の企画を提案し、各シーンで使われる台詞やナレーションなどを台本に書く仕事をします。普段私たちがテレビやラジオを通して楽しんで視聴している番組は、どんな内容でも「台本」が存在します。その台本を執筆しているのが放送作家です。しかし放送作家の仕事内容はまちまちで、中には文字起こしや台本を重視していない人もいます。

昔は単に番組を構成する台本を執筆する職のことを指していましたが、現在は番組制作に携わる重要な立場として関わることが多くなっているようです。 放送局や担当する番組によっては仕事の内容に差があり、番組の大まかな流れだけを考える場合と、出演者の台詞やナレーションの内容を検討するといった細かな部分まで考えることもあります。 また、番組ディレクターの意図を汲んだり、司会のアナウンサーや出演するタレントの個性を活かした企画書を作成したりする必要があり、「発想」「表現」の2つの力が求められます。

主な業務としては、担当番組の打合せ・スタジオ収録の立ち会い・オンエア試写・ナレーション原稿作成・企画書作成などが挙げられます。制作した台本をテレビ局や出演者に企画に提案し、番組として視聴者に届けるまでのプロセスに関わります。

ちなみに、ラジオ番組では生放送中に届くリスナーのハガキの中から面白いものを選び、DJに渡す役割を担当していることもあります。まさに、舵を取りながら番組を盛り上げる重要な役割と言えるでしょう。

携わる仕事の範囲

放送作家が担当する仕事の範囲は主にバラエティ番組や情報番組、ドキュメンタリーなどで、ドラマや報道以外のすべてのジャンルに携わります。先ほどご紹介したように、企画の立案から実際のコンテンツができ上がり、ユーザーに届くまでの全プロセスに携わります。媒体はテレビ・ラジオ・コント作家などさまざまで、最近ではWeb動画コンテンツで活躍しているクリエイターもいます。

構成作家との違い

放送作家と似たようなものに「構成作家」という職業があります。 ここでは、両者の違いについて簡単にご紹介します。 放送作家は番組内の細かい演出や台詞などを考えるのに対して、構成作家は番組全体のコンセプトや進行コーナーごとの企画などを考えます。そのため、放送作家は構成作家が考えた企画に沿って内容を決めていきます。 ただし、両者の職業にはっきりとした役割の線引きはないのが現状です。場合によっては、放送作家が番組全体の企画・演出を手がけることもあります。

放送作家になる方法

例えば同じ放送業界で言えば、「テレビディレクター」などの職は、大学を出てテレビ局の採用試験を受けるのが一般的です。しかし、放送作家になるまでの道のりは特段決まっているわけではなく、現役で活躍している放送作家を見ても持っている経歴は異なります。 ただ、シナリオライター・コピーライティングの専門学校などでは台本を書く授業もあるため、基礎や企画の作り方などはそういった場所で身につけるのもいいでしょう。

放送作家の履歴書に書くべきこと

放送作家を目指すうえで、求める履歴書やスキルはどういったものなのでしょうか。

志望動機

履歴書の中でもっとも重要な要素は「志望動機」でしょう。どのような仕事でも言えることですが、志望動機をうまく表現することができれば、面接官に「やる気」や「モチベーション」をアピールできます。これらをしっかりと伝えることができれば「うちで長く働いてくれる」と確信させる要素となることでしょう。

応募者はきっと「テレビ・ラジオなどが好き」という気持ちが原点にあるはずです。このような気持ちが面接官にしっかりと伝えられると良いでしょう。

また、普段から色々な番組をチェックしておき、好きな番組の傾向やその番組の好きな部分、自分のやってみたい番組の具体的な内容をきちんと伝えることも重要です。 人気放送作家になるとプライベートはもちろん寝食を忘れてしまうほど多忙を極めます。しかし仕事に対する熱意や好きな気持ちから、活き活きと働いている方が多くいます。 面接を通して、「放送作家という職業に対して熱い気持ちを持っている」と認識してもらえるよう、よくブラッシュアップしておきましょう。

資格・スキル

放送作家になるために必要な資格や学歴は特に存在しません。誰でも放送作家になれる資格は持っているのです。 重視されるスキルとしては、文章力はもちろんのこと「発想力」「幅広いジャンルの知識」などが挙げられます。見応えのある魅力的な番組を企画するには豊かな発想力や知識が必要不可欠です。

その他には、プラスアルファの要素として人柄や人脈といったものも大切です。これは、たとえ良い企画書を提案したとしても企業側が取り入ってくれないことにはコンテンツが成立しないからです。本人の気質の部分もありますが、日頃から他者への気遣いや交渉の仕方、クライアントに対する自分の見せ方などに気をつけて過ごしておくとよいでしょう。

自己PR

放送作家になるためには、主に2通りのパターンがあります。一つは弟子入りする方法、もう一つは放送作家見習いとして経験を積み、放送作家の事務所に所属する方法です。

いずれの方法でも自己PRは必要ですが、その際に具体的なエピソードを加えると面接官の目に留まりやすくなります。 例えば、学生時代の実績や作品、自主的に作成したポートフォリオなどを提示するのもいいかもしれません。実力を判断してもらう一つの良い材料となるでしょう。

放送作家の面接でのポイント

放送作家の採用では一般企業と見る視点が異なるように思われる方が多いかもしれませんが、実はそう変わりません。

例えば、「自信が表現したい内容を相手に上手く伝えられること」や「ロジカルな提案能力」は放送作家として必要な能力ですが、こうした能力は一般企業でも求められるはずです。こうした能力に加え、エンターテイメント性を相手に表現したり、面接を通して面白い人間性をアピールすることが大切です。

どうすれば自身を面白く魅力的に見せられるかという観点を念頭に、面接の練習をしたり、振り返ったりしてみましょう。

まとめ

今回は放送作家の面接のポイントついてご紹介しました。
今までは「放送作家は特別な才能や学歴がないとなれない」と思っていた方も多いのではないでしょうか。しかし、放送作家になるためには特に決まりきった資格や学歴はなく、むしろ「やる気」や「コミュニケーション能力」「発想力」などが問われます。 テレビやラジオなどエンターテイメントコンテンツに興味がある方は、ぜひ放送作家を目指してみましょう。

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