ランディングページで成果を上げる際は、リスティング広告を使ったり、保有リストへ情報を流したりするのが一般的です。
要は、ランディングページを作る以外にも、広告やマーケティングに予算を割く必要があるということです。
しかし、自然なSEO流入で収益を上げることもできます。
そこで、今回はランディングページをSEO対策して自然検索で上位表示する方法についてご紹介します。
そもそも論:SEO対策が有効になるランディングページとは?
SEOと相性が良くなるランディングページの特徴
すべてのLP(ランディングページ)にSEO施策が有効になるとは限りません。これはSEO対策に限らず、すべてのマーケティング施策に言えることです。
例えば、リスティング広告を打つにしても、1クリックの誘導単価が高すぎて、売り出したい価格では、広告費用が利益を圧迫する場合、リスティング広告を打つ以外の施策が必要になります。
もしくは、別の施策で利益を大きくし、リスティングを打って集めた顧客にはアップセルを促すということをしていく必要があります。
話は逸れましたが、SEO対策がとても有効になるランディングページには、以下のような特徴があります。
<SEO◎なLPの特徴>
・ニッチな分野である
・専門性が高い分野である
・B to B
・競合性が低い
・コンテンツマーケティングが未開拓である
・商品の利益率が高い
まず、ニッチな分野はターゲットがしっかりと絞られていて、ターゲットに対して詳細に内容を説明する必要があるため、ランディングページがサービスや商品名であっても、立派なコンテンツとして評価される可能性が高まります。
これは専門性が高い分野であったり、B to Bであることも同様です。
また、同様の商品(サービス)を展開している競合が少ない場合も、LPを作っただけでSEOの恩恵を受けやすくなります。
オウンドメディア運営によるコンテンツマーケティングが未開拓な分野もLPによるSEO対策が効いてくる可能性が高くなります。SEO記事が少なくなれば、それだけLPを検索上位にするしかなくなるからです。
また、商品の利益率が高ければ、少ない流入数でも、きちんと利益を出しやすくなります。SEO施策に力を入れ、自然に特定のワードで流入しやすい状況を作っておくことはとても良いことになるでしょう。
それでは、次にランディングページをSEO宅愛して自然検索で上位表示する方法・テクニックを述べていきます。
方法1:トップドメインで展開する
トップページをLPにすることで、重要度をアピールする
まず、考えられるのが、https://www.■■■.com/の、トップドメインにLPを持ってくる手法です。
サイトのトップページはSEOで最も力を発揮する場所だと言えます。その場所をLPにすることで、狙った検索ワードでランディングページがヒットしやすくなります。
方法2:コンテンツを足してサイトの質と量を高める
サイト全体を作り込むことで、LPのSEO評価を高くする
サービス、商品、業界などに関する内容を記事やコラムにして質の高いコンテンツを増やしていくと、サイトの評価が高くなります。
ランディングページをトップドメインに置くにしても、サブディレクトリ置くにしても、追加したコンテンツから内部リンクされていると、サイトにおけるランディングページの重要度が高いことが可視化されるため、サイトのSEO評価が高まるのと比例して、ランディングページのSEO評価が高まります。
方法3:HTMLでバランスよく豊富なタグとテキストを入れ込む
テキストとタグで内部構造評価を高める
ランディングページと言えば、画像でデザインしたものを切り貼りしている者も多いですが、SEO的な観点から言えば、HTMLやCSSで完結するのであれば、画像にせずにデザインするとSEO評価はかなり高まる可能性があります。
今ではWebフォントなども豊富にあり、わざわざ画像で作り込まないといけないのは、通販商品や健康食品などのLPに限定されるようにも感じます。
HTMLのタグが豊富に入っていれば、サイトのHTML的詳細度が高いと判断される可能性が高くなります。要は、HTML的に分析しても、詳しく質の高いコンテンツであると判断され、SEO効果が出るということです。
具体的には、h1、h2、h3などの見出しタグだけでなく、 p、ul、ol、liタグなどがバランスよくリズムカルに含まれているというものです。WikipediaのSEO効果が高いのは、HTMLの内部構造がSEO的に美しいからです。
方法4:外部からの自然な被リンクを増やす
被リンクはサイトの公平なSEO評価として根づいている
やはり被リンクを貰うことは重要かもしれません。リンクされるサイトは、PV数が多いパワーのあるサイトからだとよりそのリンクからの評価は高くなる可能性があります。
また、ジャンルとしては関連性のあるサイトから被リンクされていることも望ましいでしょう。
自然な被リンクは、プレスリリースを出したり、記事広告を出したり、ニュースサイトに有料で掲載したり、専門家のメディアやインフルエンサーのブログに投稿を依頼するなど、様々な方法があるでしょう。
最後に:ランディングページでSEO効果が出れば、待ちの集客が成立する
様々な商品やサービスに対してランディングページ×SEOの可能性を追求してみよう
以上、ランディングページをSEO対策して自然検索で上位表示する方法について掘り下げてきました。
もちろん、毎年毎年、Webのコンテンツ量が増え、分野に参入する新しい企業や個人が増えるため、SEO対策に限らず、リスティング広告を含めたWeb上の様々な施策は難しく高度にかつコストが掛かるようになっていっています。
しかしながら、ランディングページに対してSEO効果が出せる商品やサービスはまだまだ存在します。
ランディングページでSEO効果が出れば、待ちの集客が成立します。待っていても売り上げがポンポン入ってきます。
電子コンテンツを販売しているような企業や個人は、ランディングページとSEOだけで売り上げが入り、売り上げを伸ばすことができます。また、商品販売を通して獲得したリストに対して、別の商品やサービスを買ってもらうステップメールやシナリオメール施策に繋げることもできます。
自社の様々な商品やサービスに対してランディングページ×SEOの可能性を追求していけば、大きな成果やこれまでにないノウハウや気づきを獲得できるかもしれません。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。