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LP制作の【相場】を徹底解剖!ランディングページの値段は幾らが妥当か?
COLUMN 2020.9.05

LP制作の【相場】を徹底解剖!ランディングページの値段は幾らが妥当か?

「ランディングページって正直幾らが妥当なんだろう?」、この疑問は制作を頼みたい企業やWeb担当者だけでなく、実際に制作するWeb制作会社やWebデザイナーも良く考える問題だと思います。

というのも、作るのは「たった1ページ」なのに、その制作費用は依頼する制作者でマチマチだからです。

そこで、今回はLP制作の相場について、掘り下げて解説していきたいと思います。

相場1:LP制作費用5万円以下

駆け出しフリーランサーに頼める値段

制作費用が5万円以下というのは、頼む側からすればお得感満載ですが、制作側からすれば地獄です。

駆け出しのフリーランスデザイナーなら受注してくれることもありますが、金額が安いのであまり力を入れてくれないでしょう。

デザイナーや制作会社によっては、優れたデザインテンプレートやデザインフレームワークを持っており、それを使うだけで質の高いLPを作るといったこともあります。

ただ、5万円の場合は、単に情報がそこにあればいい、デザインはこだわらない、修正も口を出さない、といったような形のLP制作フローになっていくでしょう。

相場2:LP制作費用10万円

喜んでやってくれるフリーランスも出てくる値段

LP制作が10万円であれば、フリーランスの中では喜んでやってくれる人も出てくるでしょう。

良い出会いがあれば、10万円でもいい物を作ってくれるフリーランスに出会えるでしょう。

制作会社にとっては、10万円でLPの仕事を請けるのは割りが合わないと感じるところが多いかもしれません。

あとは、この金額感だとマーケティング的な要素を面倒は見てくれません。

その結果、仕事を依頼するクライアント自身がライティング(文章の執筆)も行う必要があります。

相場3:LP制作費用20万円

HTMLとCSSでデザインが事済むなら良いLPが作れる値段

良いLPを作りたいなら、20万円以上から考えるべきです。

20万円でデザインの良いLPができる場合は、HTMLとCSSでデザインが事済むケースです。

PhotoshopやIllustratorで画像を作ることがほとんどなく、HTMLとCSSだけで魅せて行くカタチです。

例えば、スタートアップ系のランディングページは、非常にデザインがシンプルなものが多く、20万円で発注しても良いものができる可能性が高くなると言えます。

また、訴求が難しくなく、ランディングページを依頼するクライアントに営業力とライティング力があれば、そのテキストをそのままLP化すれば、成約率が高いLPになる可能性が高くなります。

「資料請求」や「無料ダウンロード」などのコンバージョンが比較的難しくないとされるLP制作なら、20万円で作れば、結果は出るでしょう。

逆に、資料請求などの集客のハードルがあまり難しくないものに対して、40万円も50万円も制作に掛ける必要はないかもしれません。

これはLP制作の相場にも関わってくるのですが、結局、LP制作は、ランディングページが出せる成果によってその価格が決まっていきます。


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相場4:LP制作費用40万円

デザインに関してLPが完成しないといけない値段

40万円を出せば、デザインに関してLPが完成しないといけない値段だと感じています。

成果や効果は別の話です。特にWebマーケティングなどのノウハウがなく、自社で商品やサービスを運用したことがないデザイン制作会社は、デザイン費用だけで、LP制作にこの金額を取ったりします。

デザイン制作会社は、デザインは作るけど、自分でデザインを通して自分の商品やサービスを売ったりした経験がないケースは少なくありません。

ただ、LP制作に強い会社であれば、良質なデザインフレームワークとライティングマニュアルがあるため、40万円の金額で成果が出るものを作ってくれる感覚はあります。

あとはお客様(クライアント)自身が、作ったランディングページに対してどうやってターゲットとなる人たちに訪問させるかという問題があります。

リストをたくさん持っていて、LPそのものにも一定のボリュームのSEO流入がありそうな場合、商品単価を考慮して、大きな効果を得られるかもしれません。

LPへ訪問を促すようなことがそもそもできない場合、広告を打つことが考えられます。

そのことから考えると、40万円以上でLPを作る際は、ヒアリングをきちんと行って、事前に「本当にLPを作って費用対効果があるのか?」を判断してくれる会社に頼みたいところです。

相場5:LP制作費用80万円以上

健康食品系などのLPが会社の売上を大きく左右する際の値段

LP80万円以上は、健康食品通販商品など、細かい画像を作って、それをLP化するような場合には、普通にする値段です。

顧客に対して説得するための情報量が増えれば増えるほど、作るものも増えるので、平気で100万円以上することもあります。

もうこのレベルまでくると、「デザインの依頼」ではなく「LPを通してお客様の事業の成功を後押しする成功請負案件」となるわけです。

なので、LPの超プロ会社からすると、「100万円でも割りが合わない」と思うこともあるでしょう。

また、依頼者の商品やサービスがとても魅力的で将来性を感じることができれば、「成果報酬型」を提案してくるかもしれません。

制作をゼロ、もしくは格安にして、商品がLP経由で成約した場合に数%~数十パーセントを貰う印税契約です。

最後に:LP制作の相場は商品の「売りにくさ」で変わってくる

自身の商品の売りにくさを考慮し、売りやすくした状態を作っていこう

以上、LP制作の相場を掘り下げてきました。

健康食品、通販商品などのLPがマーケティングの肝となるケースでは、LP制作の値段はどこまでも跳ね上がります。

LP制作に実績と自信のある制作会社やデザイナーほど、まずは、LPで得たい効果が得られるかを分析します。

売りたい商品がLPの手法で本当に売れるのか、どれくらい売れるのか、売りやすいのか、そういったことを判断していくわけです。

理想としては、LP制作を頼む側が、そもそも売りたいものを売りやすくしてくれると非常に助かるわけです。

商品力が高いというのもそうでしょう。Web担当者が素材の画像を多く用意してくれたり、テキストデータをきちんと揃えてくれているのもそうでしょう。

資料請求や無料相談などの成約するハードルが比較的低いのであれば、LP制作の相場はぐっと低くなります。

単に情報を紹介したいということであれば、20万円程度で、良いものが作れるでしょうし、10万円でも良いフリーランスデザイナーに出会えれば、見た目上は良いものになることもあります。

LPは商品やサービスによっては、もうそのLPだけで会社が大きくなってしまうといったようなことすら起こり得るわけです。ハイリターンを得るためには、かなりの作業が必要で、責任も出てくるため、費用が一気に高くなるわけです。

こういったWebの制作案件の相場の理解を難しくしているのは、「同じ30万円」でも、制作会社やデザイナーによって出せるパフォーマンスも違いますし、サービスの内容がまるっきり変わるからです。

いろんな制作会社やフリーランスデザイナーの「制作実績」と「料金」をチェックしてみると良いでしょう。もしくは、案件の詳細を伝えて、見積を繰り返してみると、自分のニーズに沿ったLPを、相応の値段で、きちんと作ってくれる会社や個人に出会えるでしょう。

ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください

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