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デザイナーのテレワーク。役立つツールもご紹介!
COLUMN 2020.9.04

デザイナーのテレワーク。役立つツールもご紹介!

昨今、デザイナー業界でも働き方改革の一環としてオフィスではなく、自宅で作業する「テレワーク」が注目されています。テレワークは自宅で作業できるため子どもがいる家庭や諸事情により外出できない場合などに有効です。デザイナーのテレワークができる環境は、どのようなものを用意すれば良いのでしょうか。本稿ではデザイナーのテレワークに必要な環境や注意すべきポイントなどをご紹介します。

デザイナーのテレワークで用意すべき環境

デザイナーの方がテレワークをする際、どんなものを用意すれば良いのでしょうか。

パソコン

初期投資としては高額ですが、テレワークと言えばパソコンは必須でしょう。既にパソコンがあり代用可能な場合は問題ありません。しかし、職場で使うスペックのパソコンが用意できない場合は処理速度が遅く作業効率が落ちてしまいます。もし購入が難しい場合は職場に社内用のパソコンを自宅に設置できないか相談してみましょう。

デザインソフト

デザイナーといえば、デザインソフトが欠かせません。adobe社の「Photoshop」や「illustrator」を使用している企業がほとんどでしょう。以前はパッケージ販売で1ライセンス1PCでしたがその仕組みは廃止されています。現在はクラウド上でシステムを利用できるようになっており、異なるPCでもライセンスが適応されデザインソフトが使用できます。

ネット環境

テレワークでは、一人で作業することはまずないでしょう。他人と進捗状況やコミュニケーションが必要になります。また、先にご紹介したadobe社のクラウドシステムを使うためにはネット環境が外せません。

ネット回線は大きく分けて「有線タイプ」と「無線タイプ」があります。
有線タイプのメリットは、通信速度が早い・品質も安定している・通信制限を気にせずに使えるなどがあります。デメリットとしては、持ち運びができない・新たに回線を引く場合工事が必要なことが挙げられます。
無線タイプのメリットは持ち運びができ外出先でも使用できる・工事が不要なことです。デメリットとしては、通信規制があるものが多い・通信速度の品質が不安定な場合があります。

デスク環境

テレワークを効率的に実施するために必要なのがデスク環境をより快適にすることが大切でしょう。デスク環境を見直すだけで、作業効率の向上・身体への負担軽減が見込めます。毎日の作業をより快適に行う環境づくりが大切です。例えば、外部ディスプレイをこだわったり、マウスを操作性の良いものに変えたりイヤホンやヘッドホンを品質の良いものにしたりすることが挙げられます。

デザイナーのテレワークで予測されるトラブル

ここでは、デザイナーのテレワークをする際気をつけたいポイントをご紹介します。

MacとWindows間のデータ受け渡し時

会社で使っているパソコンのOSがWindowsでも自宅に所持しているPCのOSがMac、という方も多いと思います。

MacとWindows間ではファイルを変換して受け渡しをしなければならない可能性があります。その対応として、デュアルブートシステムを使用する方法が挙げられるでしょう。デュアルブートシステムとは、WindowsとMac両方のOSが共存できます。デュアルブートシステムを採用した製品はさまざまリリースされています。

デザインソフトの互換性

会社で決められていない限り、デザイナーごとに使用するデザインソフトが異なる場合が多いでしょう。また、使用しているソフトが同一でもバージョン違いやグレードの違いで相互性が取れなくなる可能性があることを留意しましょう。

フォントの不具合

同じOSでも相手のPCにフォントデータがない場合、文字化けや異なるフォントで表示されてしまいます。あらかじめ使用するフォントについて決めておく必要があります。OSで標準的なフォントにしておくとより安全です。

デザイナーのテレワークの効率化に便利なツール

ここではデザイナーのテレワークをより効率的に作業できる環境にするための便利なツールをご紹介します。

Zeplin

Zeplin(ゼプリン)とは、デザイナーがPhotoshopやAdobe XDなどで作成したデザインをプログラマーがプログラミングする場合に有効なソフトウェアです。主にホームページ制作でデザイナーとプログラマーが分業しているときに非常に効率的に進められます。
デザイナーからプログラマーはデザインを受け渡されることになるのですが、その際デザイナーの指示を資料や口頭で伝えてもらう必要があります。この指示がないときはデザインデータからデザインのルールを把握し、プログラミングを進めていかなければなりません。例えば「フォントのサイズ・種類」や「配色」、「余白」といった項目に相当します。Zeplinを使用すると自動的にデザインをプログラムに落とし込むことができます。

Figma

Figma(フィグマ)とはブラウザ上で簡単にデザインができるツールです。Figmaに実装されている機能はほとんどが無料で提供されています。ただし、利用するにはアカウント登録が必要です。
現状、Figmaはまだ日本ユーザーが少なくデフォルトでは「Noto Sans」というフォント以外の和文フォントに対応していません。それ以外を利用するには、PCのフォントフォルダを読み込む必要があります。
Figmaには先に示した「ブラウザ版」とは別に「デスクトップアプリ版」があります。
違いとしては、ブラウザ版には機能に制限があるところです。また、デスクトップアプリの方が操作性も良いです。

Slack

Slack(スラック)とはビジネス向けに開発されたチャットツールです。
昨今、社内コミュニケーションのあり方が問われていることでしょう。その背景もあって注目されているのがビジネスチャットツールです。
特にSlackは使い勝手の良さから導入している企業が多いツールです。Slackは「ブラウザ版」と「デスクトップアプリ版」があります。中でもデスクトップアプリ版は、WindowsやMacといったPCのOSだけではなくiOS、Androidなどにも対応しています。

Zoom

Zoom(ズーム)とはWeb会議ツールです。
Zoomを使うと、テレビ会議と同様にビデオと音声をつかって社外にいる相手と会話できるようになるうえにビジネスシーンで便利な機能が多く搭載されています。Zoomは端末を選ばず、PC・スマホ・タブレットなど一般的なデバイスであれば使用可能です。
Zoomを導入すると、いつでも・どこでも・どんな端末からでもWeb会議に参加することができます。他のツールと比べ特出しているのはHDビデオによる高画質・高音質の出力に対応しています。また、画面共有機能も充実しておりテキストやイメージ、音声、ホワイトボードなど多くのファイルを共有可能です。

G suite

G suite(ジースイート)はGoogleがビジネス向けに開発したツールです。G Suiteアカウントがあれば、ブラウザやアプリケーションからいつでも接続できます。契約次第では容量無制限で利用することができます。Office系ツールであるスプレッドシートやドキュメント、スライドを利用すれば共同編集でリアルタイムに作業することができます。その他にもチャット機能やビデオ会議サービス、Webサイト作成サービスなどがあります。

まとめ

デザイナーのテレワークを効率的に行うための環境やツールをご紹介しましたがいかがでしょうか。昨今、テレワークが注目されています。デザイナーもテレワークという作業様式を選択することで、働き方はより自由になります。小さい子どもが居る家庭や都合上外出できない場合でもテレワークなら作業可能です。是非、この機会に働き方を再検討してみてはいかがでしょうか。

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