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クリエイター向きの新しい働き方「ギグワーク」。フリーランスとの違いは?
COLUMN 2020.8.31

クリエイター向きの新しい働き方「ギグワーク」。フリーランスとの違いは?

IT技術の発達や暮らしの多様化によって、昨今はさまざまな働き方が生まれています。今回ご紹介する、「ギグワーカー」もその一つで、フリーランスと似ているようで異なる、新しい働き方の形です。今回は、ギグワーカーの概要や特徴について詳しく解説します。

ギグワーカーとは?

「ギグワーカー」とは、「ギグワーク」とよばれる働き方をしている労働者のことを指します。ギグワークとは造語であり、「ギグ(gig)」と「ワーク(work)」という2つの英単語を合わせたものです。ギグというのは、ジャズやロックのミュージシャンが短い単発のライブ演奏をすることであり、そこから、細切れの単発した仕事のこともギグと呼ぶようになりました。ギグワークとは、単発の仕事をこなす働き方を指す用語であり、その働き方をしている労働者のことをギグワーカーと呼びます。

ギグワークの働き方の特徴

冒頭でも述べましたが、ギグとは、「単発の仕事」を意味します。単発の仕事の例を挙げれば、「YouTubeの動画編集」「プレゼンの資料の翻訳」「ブログ記事の執筆」といった、中長期的な働き方ではない、1回で完結する仕事が「ギグワーク」です。

こうした単発の仕事は、「スキマ時間」とよばれるちょっとした時間を利用してこなせるものが多いことが特徴です。また、ギグワーカーとして働く場合、企業や組織に所属する必要はありません。ギグワークは、企業の仕事の一部分を担う働き方になります。

ギグワーカーとフリーランスの違い

ギグワーカーと似た労働形態として、「フリーランス」というものがあります。
企業のような組織に所属せず、空き時間を利用して仕事を受けるという点ではギグワーカーと共通していますが、フリーランスは単発の仕事をプロジェクト単位で受けて、専門知識や技術を提供します。成果によって報酬の額が変わるため(成果報酬型)、クライアントが満足する成果を出し、プロジェクトを完遂させることが求められます。

一方ギグワーカーは、単発の仕事を行うという点はフリーランスと同じながらも、ギグワーカー自身の裁量で決定した出来高成果によって報酬が決まることが大きな違いです。クライアントと雇用契約や契約合意を結ぶこともありますが、一定時間の労働の制限は全くなく、自身の好きなタイミングで仕事を開始でき、好きなタイミングで終了できます。

ギグワークでできる仕事の種類

アメリカの「ウーバー・テクノロジー」が運営する料理の配達サービスである「ウーバーイーツ」は、2016年に日本でもサービスを開始したこともあって知名度が上がってきています。 一般の人が、彼らの空いた時間を活用し、料理をユーザーまで宅配するスタイルは、「ウーバーイーツ」のビジネスモデルとなっており、ギグワークの代表例と言えます。また、日本においては後ほどご紹介する「クラウドソーシングサービス」の企業が複数存在しています。

ギグワークでできる仕事の種類は、現在はさまざまな分野に広がりつつあります。デザインやイラスト、写真の撮影、映像編集などのクリエイティブ系、プログラマーやサイトの運営などのIT系、さらにはコンサルティングや財務などのビジネス系の分野にまで、ギグワークが広がってきています。

ギグワークのメリットとデメリット

ギグワークのメリット・デメリットについてご紹介します。新しい働き方の形として注目されつつあるギグワークですが、当然メリットもあればデメリットもあります。

ギグワークのメリット

まず、ギグワークのメリットからご紹介します。メリットは、スキマ時間に稼げること、簡単に収入を増やせること、柔軟性の高い働き方ができること、ノルマや人間関係に悩む必要がないこと、の4つです。

・スキマ時間に稼げること

働き方の特徴でもご紹介しましたが、スキマ時間を有効に使って働くことができることこそがギグワークの一番のメリットです。本業の仕事がある会社員は、副業に費やせる時間は限られていて、副業を始めたいと思っても選べる仕事が少ないという難点があります。しかし、ギグワークは30分・1時間、といったほんの少しの空き時間も利用でき、収益を得ることが可能です。

・簡単に収入を増やせる

ギグワークにおける単発の仕事は、仕事が即完結するために即金性が高く、すぐに手元にお金を入れられるメリットがあり、収入に直結しやすい特徴があります。一度に高い報酬は得られないことが多いものの、単発の仕事を積み上げてこなしていくことで、ある程度の収益を上げることができます。

・柔軟性の高い働き方が可能

働く時間も、働く場所も自分次第で決められることもギグワークの特徴です。中でもインターネットを介してのギグワークは、パソコンとネット環境次第でさらに柔軟性の高い働き方ができます。

・ノルマや人間関係に悩む必要がない

時間・場所に縛られないだけではなく、働く相手も自分で選ぶことができます。そして、企業や組織といった特定の組織に所属しないために、ノルマを課せられることもありません。ストレスを感じることの少ない状態で、自分らしく働くことができることも、ギグワークのメリットと言えるでしょう。

ギグワークのデメリット

ギグワークにもデメリットは存在します。単価が低いこと、すべてにおいて自己責任となってしまうこと、安定した収入が得られないこと、の3つに加えて、今後予想されるであろうデメリットも存在します。

・単価が低い

ギグワーカーが請け負う単発の仕事は、多くは専門性が不要である単純作業など、誰にでもできる仕事となっており、結果的に報酬額は低くなってしまいます。在宅ワーカーの半数が、年間20万円を稼ぐこともできていない状態にあることが、厚生労働省の調査で分かっています。単価が低く、簡単で専門性のいらない単発の仕事だけでは、それをいくら積み重ねても大きな稼ぎを出せません。

・すべてにおいて自己責任となる

また、ギグワークのみで働くとなると、保険の加入や仕事の営業、経費の精算もすべて自分で行わなくてはならず、リソースが分散された結果、本来自分がやらなければならないことまで手が回らなくなってしまう可能性があります。また、突然仕事を打ち切られたり、給料が支払われないといったトラブルの際もすべて自己責任となってしまいます。

・安定した収入が得られない

単発の仕事を次々とこなしていくギグワーカーは、当然一つの企業から安定した給料をもらうことができません。仕事の契約が終了すればまた違う仕事を探さなくてはならず、毎回好条件の仕事が見つかるわけでもありません。

今後予想されるデメリット

また、今後ギグワーカーが増えていくと、競合する相手が増えて仕事が取り合いになり、なかなか仕事が取れなくなったり、需要に対して供給が上回ることによって報酬単価が下がったり、といった状況になることも予想されます。

ギグワークの仕事や求人を見つけるには?

ギグワークの仕事や求人を見つけるには、どういったサービスを利用すればよいのでしょうか。今回は「スキルシェアサービス」と「クラウドソーシングサービス」の二つをご紹介します。

スキルシェアサービス

スキルシェアサービスとは、自身が持っているスキルや知識、得意とすることなどを商品として売り、それを必要とする人が購入する、という、いわばオンライン上のスーパーマーケットのようなサービスです。日本では「ココナラ」や、自分のスキマ時間を販売する「TIME TICKET(タイムチケット)」といったサイトがあります。 商品として売るものには制限がなく、商品として出品する方法もさまざまです。ひとつの商品として販売することもあれば、レッスンのような形式をとって販売することもあります。

クラウドソーシング

クラウドソーシングサービスは、「仕事を依頼したい人」と「仕事をやりたい人」とをつなげるサービスで、データ作成などの専門的な仕事から、アンケートなどの単純作業まで幅広い仕事が揃っているほか、単発でできる仕事も多いことから、ギグワーク的な働き方が可能となっています。 日本においては「ランサーズ」「クラウドワークス」が代表的なクラウドソーシングのサイトです。

まとめ


この記事では、「ギグワーク」という働き方について、その特徴や、フリーランスとの違い、ギグワークのメリット・デメリット、そしてギグワークの仕事や求人を見つけるためのサービスについてご紹介しました。自身の持っているスキルを販売したり、スキルを活かした仕事をしたりすることもできるようになってきています。クリエイターとよばれる人の新しい働き方の一つといえるでしょう。

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