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終身雇用制度の崩壊とこれからの働き方
COLUMN 2019.7.16

終身雇用制度の崩壊とこれからの働き方

終身雇用の崩壊はいつから

崩壊元年2019年=令和から

終身雇用の崩壊は、トヨタ社長と経団連会長が2019年5月に行った会見で一般的に意識されるようになったと感じます。

経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は、2019年5月7日の定例会見で、終身雇用を「終身雇用を前提にすることが限界になっている」と発表しました。

トヨタ自動車の豊田章男社長は、2019年5月13日日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい」と発表しました。

この「雇用を続ける企業などへのインセンティブ」という言い回しは「終身雇用は企業側のかなりの譲歩」という意識が読み取れます。

新卒から会社に十数年以上働いているかたは、終身雇用が続く意識があるかもしれません。しかし、新卒後の企業勤めが10年以下で、着実な昇給などを感じていないビジネスパーソンは、そもそも終身雇用を信じていないとも言えるでしょう。

終身雇用崩壊でリストラが増える!?

崩壊の声明はリストラへの意識付けかもしれない

終身雇用というのは法律で保護された労働者の権利ではありません。

リストラは解雇の中で、「整理解雇」に位置し、会社の事業継続を図るために従業員の首を切る行為です。

VUCA(ブーカ)と呼ばれる時代、どの企業もVolatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧)の波にさらされやすくなっています。

会社は時代のVUCA(ブーカ)の波にさらされているにも関わらず、会社の中で働く自分自身がスキルもマインドも変動させたり、種類を加えたり、難しいものに挑戦したりしていなければ、ビジネスパーソンとしての人生はかなり危ういとも言えます。

終身雇用崩壊は嘘!?終身雇用を守れる企業とは?

終身雇用を守り抜ける会社もある

高度経済成長期のように、グングンと経済成長をすることが前提で成り立っていたのが終身雇用なら、日本人全員がモーレツ社員になって世界へ向けて大きな技術革新を多大に起こしていくことがあれば、終身雇用は守り抜けるかもしれません。

また、終身雇用を守り続くことができる企業はゼロとは言えないでしょう。

ある程度の「長期的な見込み」を確保し、時代の変化にさらされにくい「インフラ」や「衣食住」にねざした企業です。

また、企業規模が小さければ小さいほど、社員1人あたりの存在価値が高く、存在価値を示してれば、継続的な関係になるため、自然に終身雇用になるとも言えます。

また、伝統的なスキルを引き継ぎたいのに「人手不足」になっているような企業や個人のもとで働くと終身雇用ができるかもしれません。自分が引き継いだ後に、さらに誰かへ引き継ぐまで仕事が行えるのであれば、終身雇用になっているでしょう。

終身雇用崩壊で働き方はどうなる?

何者であるかをより明確に打ち出す必要がある

終身雇用で一番打撃を受けるのは、ビジネスコミュニケーションを含めた明確なスキルがないビジネスパーソンです。

積み上げた人、積み上げて続ける人は、努めている企業が一気に体力を失ったときに、転職を繰り返して、難なく乗り越えていくでしょう。転職する度に、出会う同僚やクライアントと絆を深めていけば、その方々は自然な人脈になり、ビジネスパーソンとしての価値をどんどん高めることになります。

自分が社会の中でアイデンティティを持つことが非常に大事になっていくでしょう。

終身雇用崩壊とベーシックインカム

終身雇用崩壊で働かないで済む時代の到来!?

政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するベーシックインカムが、これからの時代に検討されています。

雇用の供給がどう頑張っても、需要と大きくかけ離れることになってしまえば、もう働きようがありません。

そうなると、「働きたい」「この道を極めたい!」そういったビジネスパーソンにはしっかり働いてもらい、他の人たちはベーシックインカムで、雇用されずに済む状態を作るしかありません。

ベーシックインカムを使って、研究者や専門家へ投資し、彼らの成功からより高いリターンを得るような投資案件が生まれるかもしれません。

終身雇用崩壊とパラレルワーク

キャリアのパラレル化で労働を補う

従来の雇用を保つ体力がなければ、企業は「1日4時間雇用」「週2日雇用」といった正社員に求める雇用ボリュームを減らすことも考えられます。

そうなると、1日単位、週単位で見た場合に、「複数の仕事を行うパラレルワークが可能になる」とも言えます。パラレルキャリアが生かしやすくなりますよね。

そう考えると、「自分は飽き性だから、いろんなことを同時でやっていきたいんだよねー」といったビジネスパーソンには朗報かもしれません。

最後に:終身雇用崩壊を快く迎え入れよう

身を滅ぼさず、終わらせない力を

経済界の重要な方々が終身雇用崩壊を名言したのが2019年5月。それは、令和元年、まさしく新しい時代の幕開けと言えるかもしれません。

終身雇用じゃなくて済むということは、私たちはどこまでも変わり続けることができるということです。

転職を積極的に繰り返すことができるとも言えます。

変化の多い時代に、変化を好む体質は、まさに成功体質と言えるでしょう。

普段から、自分に巻き起こる様々な変化を楽しんでいきましょう。また、自分を変幻自在に変えていけるように、日頃から知識やスキルを蓄える努力をしていきたいところですね。

主体的な人にはとってもいい時代と言えます。主体的とは自分で自分に変革を起しやすい人です。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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