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クリエイティブ業界が参入できるインバウンドビジネス3選
COLUMN 2020.7.19

クリエイティブ業界が参入できるインバウンドビジネス3選

インバウンドビジネスとは、「訪日外国人向けビジネス」を指します。インバウンドビジネスは、現在のコロナ禍のような鎖国状態にならない限りおいて、日本経済に大きなインパクトを与えるマーケットになり続けます。

リスクが多く、1つのリスクが大きなダメージとなり得る時代に、多くのリスクヘッジを持っておくことは、企業の至上命題と言えるでしょう。

「国内向け」のリスクヘッジは、「海外向け」であり、まさにインバウンドビジネスであると言えます。

そこで、クリエイター向け求人サイトであるStaseonでは、クリエイティブ業界が参入できるインバウンドビジネスをピックアップしていきます。

本記事では、インバウンドビジネスを「実際に訪日している」という時間軸だけでなく、「訪日に興味のある段階」「訪日を決めた人が訪日するまで」という括りもインバウンドビジネスの対象としていきたいと思います。

1.ガイドコンテンツ

日本の日常をリッチコンテンツにすることができる

まず、クリエイティブ業界にオススメしたいのが「日本での過ごし方」などのガイドをコンテンツ化して配信するビジネスです。

ガイドコンテンツはニッチ化すればするほど、専門色を出すことができ、特化した分野を掘り下げたい訪日外国人に喜ばれます。ベタで出尽くされている日本語学習系のメディアでも、「ラーメン用語」に特化するなど、かなり特化することで後発だとしても、ユーザを獲得することができるようになります。

訪日前の学習から、訪日当日の参考資料としても使えます。

ビジネスモデルはアドセンスや記事広告などの広告収益モデルを考えることができます。ガイドコンテンツは初心者により直感的に訴え、学びやすいものが良いです。記事よりも動画のほうがコンテンツとしては喜ばれるでしょう。

Webメディア用に作ったコンテンツを別のフォーマットにカスタマイズし展開することも可能です。電子書籍はその最も取り組みやすい例でしょう。海外向けの出版は電子出版が容易に行えるようになり、かなりハードルが低いものになっています。Kindleはデータ入稿後、即日販売開始することも可能です。

2.ポータルマッチング

国内向けのフォーマットをそのまま利用できる

ある分野の情報をポータル化し、訪日外国人にマッチングを促すようなインバウンドビジネスです。想定されるニーズとしては、「場当たり的にイベントや立ち寄れる店などを見つけたい」というものがまずあるでしょう。その場合は、地域から周辺の情報を検索したいと思うはずなので、地域に特化したポータルという括りを考えることができます。

訪日外国人が、訪日前から計画を立てたいと考える場合は、より広い観点で「日本の中で一番エステが優れている店」「日本で一番快適にマインドフルネスツアーができる場所」という調べ方をするでしょう。この場合は、テーマでポータル化することになります。

インバウンド向けポータルマッチングは、Webサイトやアプリで行う場合、国内向けのポータルメディアをそのまま多言語化するだけで活路を見出すことができます。

このことを考えると、クリエイティブな業界が、他業界とコラボレーションし、国内外向けに一気にポータルメディアを作り上げるということもビジネスモデルの1つとして考えることができます。

誰もが思いつくビジネスモデルのアイデアとして「訪日客向けマッチングアプリ」があります。訪日客が日本人と会いたい、訪日客が日本に住んでいる外国人に会いたいなど、そのニーズは多くの可能性を秘めているでしょう。

イベントのプロ講師やプロガイドではなく、一般の人と触れ合いながら学びたいと考えているかもしれません。一緒に飲みたい、文化を教えて欲しい、夜の歓楽街をガイドしてほしいなど、多くのシーンを想定することができます。

3.クリエイティブプロダクト

訪日客へ直接クリエイティブを売り込む

訪日向けの売れ線となっているのが、医薬品です。命や健康を守ることが大事なのは言うまでもなく、モノ作りに丁寧なイメージがある日本製品は訪日客とっては強く手に入れたいと思うプロダクトになっています。

また、食べものも売れ線です。日本食が優れているというイメージを持っている外国人は多く、食はそもそもが文化的特色を出しやすい利点もあるでしょう。「和」にちなんだものも売れ線と言えます。

そんな訪日客の購買ニーズにぴったりとは沿っていないかもしれませんが、クリエイティブなプロダクトを作り出すのは、インバウンドビジネスの一つだと言えます。

クリエイティブプロダクトも訪日客のニーズを絡めることもできます。「クリエイティブに日本のお寺の文化を学べるトランプ」なんかはそうでしょう。こうしたトランプが売れれば、分野を横展開することもできます。

訪日客が良く訪れるアクティブな店舗などにプロダクトを卸すことができれば、大きな反響を獲得し、海外向けECでの販売数も伸びていくかもしれません。

最後に:インバウンド向けのビジネスにはまだまだ大きな余地がある

様々な可能性を開拓していこう

以上、クリエイティブ業界が参入できるインバウンドビジネスを3種類掘り下げてきました。

訪日客と直接コンタクトすることがなくとしても、インバウンドビジネスに関わることはできます。

クリエイティブな能力は、日本の何かと組み合わせると、訪日客の「欲しい」「やりたい」を刺激することができるはずです。

インバウンドに頼り切ることのリスクはありますが、インバウンドビジネスを引き出しの一つにしておくことは、リスクヘッジになります。

ぜひ、自社や自身の持っているクリエイティブなスキルやセンスをインバウンドビジネスの中で見いだしてみてください。

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