初心者向け!Webマーケティングにおける「SNS広告」とは?
インターネットが発展し、SNSの普及が進んだ日本国内において、約8,000万人の人が、SNSを利用していると言われています。皆さんの中でも、TwitterやFacebookなどに登録している人が多いのではないでしょうか?
SNSの普及に伴い、企業側も、新しいWebマーケティングツールとして、SNSに注目し始めました。そして生まれたのが、「SNS広告」です。「SNS広告」は、今やWebマーケティングに欠かせない存在となっており、その重要度も日に日に増しています。
そこで当記事は、Webマーケティングにおける「SNS広告」について、簡単に解説しています。「SNS広告」に興味がある方や、Webマーケティング初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
SNS広告とは?
皆さんご存知の通り、SNSは、ソーシャルネットワーキングサービスの略で、誰でも簡単に利用できるコミュニケーションツールです。私たちの日常生活に欠かせない存在と言っても過言ではありません。
そして、近年注目を集めているのが、「SNS広告」です。SNSを活用して、多くのユーザーにアプローチし、自社や自社商品の宣伝を行うわけです。拡散性の高いSNSは、企業にとって、必要不可欠なWebマーケティングツールであると言えるでしょう。
SNS広告の最大の特徴は、「正確なターゲティングが可能である」ことです。SNSのユーザーは、一般的に、自身のプロフィール(年齢・性別・居住地域・職業・趣味・学歴など)を登録しています。SNS広告では、それらの情報を利用し、細かいターゲティングを実施できるのです。
代表的なSNS広告
様々なSNSが普及すればするほど、SNS広告の種類も増えるでしょう。今回は、SNS広告の中でも代表的なものを、4種類ご紹介します。
・Facebook広告
・Instagram広告
・Twitter広告
・LINE広告(LINE Ads Platform)
Facebook広告
まず、「Facebook広告」です。Facebook広告では、Facebook内だけでなく、Messenger受信箱や、Facebook社が提供するサービスであるMarketplaceに対しても広告を配信できます。
Facebookは、実名登録をしなければ利用することができません。また、多くの人が、居住地域・年齢・性別・言語なども登録しています。ゆえに、Facebookにおける情報は、非常に信頼度が高いと言えるでしょう。そのため、ユーザーの絞り込みも容易であり、精度の高いターゲティングが可能です。
情報によるトラブルが少ないのも、Facebook広告のメリットのひとつです。
Instagram広告
次に、「Instagram広告」です。Instagramは、10代~30代の若い世代を中心に人気を集めているSNSです。女性比率が非常に高いのも、特徴のひとつだと言えるでしょう。そのため、美容やアパレル関連のマーケティングに適しています。
Instagram広告では、Instagramのタイムラインやストーリーズ上に、写真広告や動画広告を出稿します。ユーザーの視覚に訴えるような、インパクトの強い広告を掲載することで、自社商品やサービスのファンを増やします。
ただし、40代~60代の人に対しては、プロモーション効果が薄いので、注意してください。
Twitter広告
続いて、「Twitter広告」です。Twitterは、Instagram同様、10代~30代の若い世代を中心に利用されているSNSです。Twitter広告の最大の特徴は、高い拡散力。リツイート機能などにより、自社商品やサービスの認知度が一気に広まる可能性があります。
Twitter広告の種類は、主に以下の3つです。
・プロモツイート(タイムラインの上部に掲載される広告)
・プロモアカウント(「おすすめユーザー」欄に掲載される広告)
・プロモトレンド(トレンドの最上位に掲載される広告)
Twitterは匿名性が高く、トラブルが生じやすいのが難点です。十分に注意しながら、Twitter広告を利用してみてください。
LINE広告(LINE Ads Platform)
最後に、LINE広告(LINE Ads Platform)です。LINEは、他のSNSと比べ、国内ユーザー数が圧倒的に多く、どの年代でも利用されています。よって、LINE広告では、幅広い年齢層にアプローチすることが可能です。
ただし、以下のようなデメリットもあるので、気をつけましょう。
・ターゲティング機能が弱い
・審査が厳しく、広告配信までに時間を要する
SNS広告の注意点
今やWebマーケティングに欠かせないSNS広告ですが、もちろん、注意しなければならない点もあります。例えば、以下の3点です。
・各SNSの規約を遵守する
・ターゲティングを明確にする
・アウトソーシングも検討すべき
SNS広告には、それぞれ利用規約が設けられています。規約に違反した場合、広告の配信停止や、それ以上のペナルティを受ける可能性もあるでしょう。SNS広告の規約は、必ず守ってください。
また、SNS広告で重要なのは、ターゲティングを明確にすること。ターゲティングが曖昧だと、自社商品やサービスの魅力を効果的に伝えることができず、成果が出にくくなってしまいます。
SNS広告の運用には、専門知識と、ある程度の時間が必要です。知識がないまま、軽い気持ちでSNS広告を始めても、なかなか成果は出ないでしょう。そのため、自社でSNS広告を運用するのが難しい場合は、専門業者へアウトソーシングすることも検討してみてください。
まとめ
Webマーケティングにおける「SNS広告」について、簡単に解説しました。
SNS広告は、今やWebマーケティングに欠かせない存在となっており、その重要度も日に日に増しています。ぜひ当記事を参考にしながら、SNS広告に対する理解を深め、実践してみてください。
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