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広告制作にまつわる国内のデザインアワード5選!気になる受賞作品もご紹介
COLUMN 2020.4.28

広告制作にまつわる国内のデザインアワード5選!気になる受賞作品もご紹介

広告業界で働くクリエイターの中には、広告制作に関するデザインアワードで入賞することを目標としている人も多いでしょう。他のクリエイターと競うことで自身の実力を伸ばしやすくなるほか、入賞できれば知名度アップや賞金獲得にもつながるので、クリエイターであれば積極的に応募して損はありません。この記事では、大規模なものから新人向けのものまで、広告クリエイター向けのデザインアワードを5つピックアップしてご紹介します。

広告制作にまつわる国内のデザインアワードとは

国内の広告に関するデザインアワードは10種類以上あり、取り扱うテーマや審査基準はデザインアワードの種類や開催時期によってさまざまです。商品やサービスの特徴を表すキャッチフレーズやテレビCM、ラジオCMであるなど、さまざまなメディアの特性に合わせた作品を制作できることが広告クリエイターには求められます。

デザインアワードに応募する具体的なメリットとしては、広告業界における自身の知名度向上や、入賞作品が実際に広告として起用される可能性があることなどが挙げられます。したがって、広告関係のデザインアワードは広告業界で働く若手クリエイターの登竜門といえるでしょう。

また、法人にとっても、アワード受賞により大きな宣伝効果を得ることが可能です。大規模なデザインアワードであるほど入賞によるメリットは大きく、費やした経費を上回る売上アップや知名度向上が見込みやすくなります。

ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS

ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは日本最大級の広告アワードです。1961年に初開催された「ACC CM FESTIVAL」が前身となっており、当初はテレビ・ラジオCMのみを審査対象としていました。

2017年からは、Web媒体を含むあらゆるメディアを審査するアワードとしてリニューアルされています。開催規模の大きさは日本トップクラスであり、最高賞の総務大臣賞/ACCグランプリを受賞することは広告クリエイターにとって大きな目標の1つです。

開催時期の目安として、2019年は5月上旬ごろに応募要項の発表が始まり、同年6月初旬から7月初旬までエントリーを受け付けていました。応募を検討されている方は、応募要項の発表から締切まで1か月半ほどであることを把握しておくと、スケジュールが立てやすくなるでしょう。

2019年総務大臣賞「恋より好きじゃ、ダメですか?」

RCCテレビ60周年特別企画として、RCCフロンティアとギークピクチュアズによって制作された全12回の連続ドラマです。審査委員会からは『ネットだけではないリアルが「動く」愛とカタルシスがあった』と評価されており、完成度の高い作品が揃っていたメディアクリエイティブ部門において総務大臣賞/ACCグランプリを受賞した作品となっています。

http://www.acc-awards.com/festival/2019fes_result/mc.html

フジサンケイグループ広告大賞

フジサンケイグループ広告大賞は、多数の広告クリエイターから入賞を目標とされている広告アワードです。広告の総合性、創造性、大衆性がおもな評価基準となっており、メディアミックス部門を始めとした6つの部門が設けられています。

審査対象となるメディアはテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・デジタルメディアの5種類です。メディアミックス部門では、5種類中3種類以上のメディア向け広告を作成していることが応募条件となっています。

2018年度メディアミックス部門グランプリ「パナソニック家事シェアキャンペーン」

パナソニックが展開する「家事シェアを広めたい」というコンセプトのメディアミックス作品です。日々の家事をデジタル家電とシェアすることで得られるメリットが明確に描写されているCMとなっています。

テレビCMやラジオCM、Webサイトなど多方面に展開して、一般ユーザーから多数の反響を集めた作品です。パナソニック社が展開する家事シェアについて、各メディアの特徴をうまく活かしながら情報発信したことが、審査委員会から高く評価されました。パナソニック社はフジサンケイグループ広告大賞で3年連続グランプリを獲得しており、高い広告制作力を持つ企業だといえるでしょう。

https://www.fujisankei-g.co.jp/koukoku-taisho/48/pdf/P12_13.pdf

ACジャパン

ACジャパンは、毎年一般消費者へのアンケートによってアワードのテーマを決定し、広告会社からCMを募集する広告キャンペーンを実施している公益社団法人です。

例年6月から一般消費者へのアンケートが始まり、広告会社によるプレゼンテーションは同年11月ごろです。そして、翌年2月ごろに審査委員会によって受賞作品が決められます。

受賞作品が決定した後は、制作業務や社員総会による承認などを経たのちに、ACジャパンの広告としてさまざまなメディアに向けて発信されます。

2017年広告賞受賞「苦情殺到!桃太郎」

企業や個人の不用意な言動に対して、各方面から第三者が介入して騒ぎが大きくなる、という現代社会でよく見られる現象を描いたテレビCMです。話の流れは日本昔話の桃太郎がベースとなっており、桃を拾ったおばあさんに対し、さまざまな人から過剰に批判的なコメントが寄せられるというCMです。

ネット上での書き込みや発言には責任を持つべきだということが分かりやすく伝えられており、年齢・性別を問わず理解しやすいCMであるといえます。

https://www.ad-c.or.jp/campaign/view/2017.html

宣伝会議賞

宣伝会議賞は、月刊誌「宣伝会議」に用いる広告のアイデアを公募する広告賞です。協賛企業から提供された広告案件が課題となっていることが特徴であり、受賞作品が実際に広告として掲載された事例も多数あります。なお、第56回宣伝会議賞では、2019年9月2日に応募受付が始まり、同年11月6日に応募締切というスケジュールで実施されました。

宣伝会議賞は若手コピーライターの発掘と実力向上を開催目的としており、広告業界において登竜門とされている広告賞です。ベテランのコピーライターが審査員を務めているおり、応募された作品が広告業界で通用するかどうかを実践的に判断します。若手コピーライターにとっては応募する大きなメリットといえるでしょう。

2019年グランプリ「ホースの代わりって、ない」

第56回宣伝会議賞の一般部門グランプリ作品は、協賛企業のひとつである株式会社カクイチが提供した「ホースを使いたくなるアイデア」という課題に沿って制作されたキャッチフレーズです。応募総数51万7329点からグランプリに選ばれた作品で、農業用品としてのホースの必要性がシンプルに説かれています。

https://senden.co/history/56

JAA広告賞

JAA広告賞は、広告を企業と消費者を繋ぐツールとして考え、消費者目線で時代に即した広告を決める広告賞です。審査委員会はすべて一般消費者で構成されており、広告業者は予選およびグランプリの審査に関与しないことが特徴です。

JAA広告賞へ応募できるのはアドバタイザー、広告制作会社、そして媒体社です。一般消費者によって決められるJAA賞グランプリの他にも、広告業界の有識者によって選出される経済産業大臣賞と、部門別のトップ10はメダリストとして表彰されます。

2020年グランプリ「壁がある。だから、行く。~Try For Dreams.~篇」

2020年のJAA広告賞では、「未来」と「社会的課題」が評価ポイントとして重要視されました。テレビ広告部門でグランプリを獲得したのは、株式会社クボタが制作した1分間のCMです。内容としては、アフリカで井戸から水を運んでいる少年が水道を敷く仕事に就業するまでの経緯が描かれています。

水道設備が整っていないことの厳しさと、水道が敷かれた後の変化がいずれも分かりやすく描写されていることが特徴のCMです。株式会社クボタは世界各国で水道設備を普及させる取り組みを進めており、審査員評では企業イメージをアップさせるCMとして高い評価を得ています。

http://www.jaa.or.jp/wp-content/uploads/2014/10/7bf0dc0b21c662a2eec0e34a1986ef7e.pdf

まとめ

日本国内の広告に関するデザインアワードをご紹介しました。新人クリエイター向けのものを含め、広告関連のデザインアワードは多数あります。当記事で紹介した受賞作品やアワードを参考にして、広告クリエイターに必要とされる経験や実力を積み重ねていきましょう。

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