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ディレクター必見!クリエイターの心開く日常会話5選
TIPS 2019.12.23

ディレクター必見!クリエイターの心開く日常会話5選

クリエイターの心を開くことのできるディレクターは、クリエイターのパフォーマンスをとても高めることができます。

本音を開示すると、コミュニケーションの返報性が高くなります。つまり、指示や依頼をより精一杯こなし、高いクリエイティブで返報してくれるのです。

ディレクターが力を入れるべきは、実際の業務の会話よりも、クリエイターとの日常会話かもしれません。

日常の会話によって、クリエイターの心を少しずつ開くことで、ディレクションの効果を存分に高めることができるからです。

そこで、今回はディレクターがクリエイターの心を開くために、行うべき日常会話の話題や内容を10個ご紹介していきたいと思います。

話題1:深層・真相

心の奥をサラッと引き出そう

「深層心理」という言葉がありますね。無自覚・無意識の表出化です。

人は信頼していない人に深層心理を見せたくないものです。だから、深層心理を心地よく出せる相手に対して強い信頼感や安心感を持ちます。

深層心理の開示を過度に行うと、相手が自分に依存するケースもあります。今回はクリエイティブな職場を想定しているので、クリエイターがディレクターに依存してしまうことは極めて少ないと考えられます。

一度でも、「深層・真相」の話題が盛り上がれば、次回の接触からは、より本音を引き出しやすい関係性になっています。

深層と真相を引き出すには、「ぶっちゃけ…●●じゃない!?」「意外と…●●だよね!?」といった聞き方が非常に効果的です。

実際と深層(真相)のギャップについて尋ねると、相手は答えやすくなります。

話題2:理想

ポジティブな思いを強くする話題を共有しよう

クリエイターの様々な理想を聞き出しましょう。

仕事の理想、恋愛の理想、理想の人物、理想の休日、理想の上司…「理想」という話題は、かなり多岐に展開することができます。

理想とは、「自分が強く願う、強く思うポジティブなイメージ」のことですから、相手から引き出すと、相手は心地よくなっていきます。

あなたが理想を深く引き出せば、「あなたと理想を語ることが心地よい」と感じていきます。結果、あなたといることが心地よくなり、仕事の側面でも、あなたといることを好意的に捉えます。

ディレクターとクリエイターの関係性によっては、ハラスメントにならないように注意しましょう。

相手の様々な理想が分かれば、クリエイターの価値観や思考もよりクリアに見えてきます。指示を出す際の言葉のニュアンスなども、よりそのクリエイターにあったものがチョイスできるでしょう。

話題3:妄想

自由度が高くして会話の制限のフックを外そう

妄想トークは非常にクリエティブな内容に展開しやすいとても良い話題です。

ここで定義する妄想とは「現実的思考よりも幅広くクリエイティブな想定を施した話題」です。いわゆる「もしもトーク」です。「もしも…●●だったらどう!?」と聞いていくわけです。

例えば、「もしも、100万円貰えて、その100万円でクリエイターのスキルアップに使ってて言われたら、100万円をどんな風に使う?」といった会話です。

妄想トークは、1日1話題をミーティングなどに取り入れると、プロジェクトチーム全体が打ち解けるきっかけにもなります。

話題4:ベスト・ワースト

「自分史上」を聞いて、本人の背景を引き出そう

ベスト、ワーストも非常に心を開くには使える話題です。最強、最上、最高、最弱、最低、最悪、最短、最長など、ベストとワーストの話題はとても多く見つけるはずです。

例えば、芸能人の結婚のネットニュースを引き合いにし、「そういえば、今まで出会ってきた一般人の中で、最高に素敵な女性って、どんな女性?●●にとっての史上最強の素敵女子って?」と聞くのも良いでしょう。

すると、単にベスト・ワーストを述べるだけでなく、ベスト・ワーストにまつわるストーリーも出てくるはずです。

なぜ、それがベスト(ワースト)だと感じたのか、「一番」に関する話題ですから、感情もそれだけ激しいものが出てきます。

話題5:癖・悩み・弱点

ネガティブな要素に目を向け合い、心を開かせよう

最後の話題は、少し上級者のテクニックになりますが、癖・悩み・弱点の話題です。

コツとしては、先に自分の弱みを見せることです。もしくは、自分の苦手なことや弱点を伝え、「お前はそういうことってない?」といったように聞いてみると良いでしょう。

すると、自分が「それは別に苦じゃないんですが、自分の場合は…」と語り出す可能性もあります。

「いいえ、特に自分は大丈夫ですね!」と答えたら、「じゃあさ、それやる時に他のことが苦手だったり、しんどかったりはしない?」と聞けば大丈夫です。

最後に:好意とは心地よく感情の揺れを分け合えること

感情を揺さぶることを心地よくしていこう

以上、ディレクター向けに、クリエイターの心を開く日常会話のトピックを5つご紹介してきました。

今回の記事を読んで頂いてもなお、「そんなことで変わるわけない!」と感じるディレクターの方もいるかもしれません。

しかし、日常会話で感情を揺らしていくことで、お互いの興味や関心は深くなり、終いにはそれが好意へ発展していくのです。

プロジェクトの本題で交わすことができるコミュニケーションは、感情の揺れが小さいため、プロジェクトで心を交わすために、日常会話で感情を揺らしていくのです。

ディレクターとして、これからさらに幅広い案件や幅広いメンバーに対応していくためにも、ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。

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