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フリーランスのフロントエンドエンジニアとして成功するために必要なこと
COLUMN 2019.10.02

フリーランスのフロントエンドエンジニアとして成功するために必要なこと

Webサイト開発におけるさまざまな職種の中で、近年、注目を浴びているのがフロントエンドエンジニアです。フロントエンドエンジニアはフリーランスで活躍されている方も目立ちます。そこで、今回はフロントエンドエンジニアをフリーランスでやっていこうとする場合のポイントをご紹介します。

フロントエンドエンジニアとは

フロントエンドエンジニアはWebサイト制作、Webアプリケーション開発において、フロントエンド側の開発を担当するエンジニアです。フロントエンドとはユーザーに接する側=ブラウザ側のことで、対義語はサーバーサイド、あるいはバックエンドです。

フロントエンドエンジニアはHTML/CSS/JavaScriptを使って実際のWebページを完成させ、サーバーサイドとのデータのやり取りを行う部分のプログラミングも行うなど、Webシステムでのブラウザ側の動作全体の開発を行います。

フリーランスのフロントエンドエンジニアに必要なスキル

それでは、フリーランスのフロントエンドエンジニアとしてやっていくにはどのようなスキルが必要とされるのでしょうか。

最低限必要なスキル

まず、Webページを記述するためのHTML/CSS/JavaScriptはフロントエンドエンジニアとして最低限身につけておかなければならないスキルです。WebデザイナーのデザインをWebページとして落とし込んでくマークアップエンジニアであればHTML/CSSのみで作業が完結することもありますが、サーバーとデータをやり取りする、あるいはデータを加工するといったプログラミングも求められるフロントエンドエンジニアにはJavaScriptの深い知識も求められます。

あると良いスキル

フリーランスのフロントエンドエンジニアとして仕事を進めていく上では、より高度なスキルが求められる場面も少なくありません。

JavaScriptフレームワークを使った開発経験

近年は案件の高度化に伴って、開発にJavaScriptフレームワークが使用されることも増えています。React、Vue.js、Angularなどのフレームワークのどれか一つ以上での開発経験が発注の条件とされている案件も多くあります。

WordPressなどCMSの知見

Webサイトの構築には、ユーザー企業が自身の手で容易にコンテンツの更新を行えるCMS(Contents Management System)も多く採用されます。WordPressをはじめとするCMSについての知見も需要の高いスキルです。WordPressはPHPで記述されているため、テンプレートの作成・カスタマイズなどを行う際にはPHPが扱える必要があります。

サーバーサイドの知見

ブラウザ側の開発を担当するフロントエンドエンジニアであっても、データをやり取りする先であるサーバーサイドについてある程度の知識があれば、より円滑に開発を進めることができるため、需要の高い人材となることができます。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの収入

フリーランスを目指す場合、どうしても気になるのが収入面です。雇用されている場合とどのように違うのでしょうか。

仕事が取れれば社員より高収入

年代や会社によっても大きく違ってしまいますが、会社員としてのフロントエンドエンジニアの年収は30代で平均400万円ほどで、スキルが求められる割にはそれほど高くない印象です。フリーランスとして活動した場合は、獲得する案件の単価と、とぎれなく仕事を取れるかどうかが収入に大きく影響します。順調に仕事が確保できた場合は、おおむね会社員としてのフロントエンジニアより高収入が得られます。

より高単価を目指すには

高単価の案件が獲得できるかどうかは、フリーランスの収入を大きく左右します。

まず、需要の高いスキルを身につけておくことにより、それだけ良い条件での案件を選ぶことができます。JavaScriptフレームワークでの開発経験は多くのプロジェクトで歓迎されるため、ぜひ身につけておきたいところです。

また、案件単価に大きな影響を与える要素が他にもあります。案件がユーザー企業から1次請け、2次請けと間に多くのエージェントを挟んでいる場合、中間マージンが引かれ、エンジニア本人の受け取れる額は少なくなってしまいます。ユーザー企業から直接受注することは難しいうえに、契約そのものが難しい、訴訟リスクに対応できないといった問題もあるため、エージェントを1社だけ介する形での案件受注が望ましいと言えます。

フロントエンドエンジニアの将来性

フリーランスを目指す場合、将来性は非常に気になります。

フロントエンドエンジニアという職種は、Webサイトの作りが次第に高度化していく中で生まれた比較的新しい職種です。Webサイトそのものの増加、内容の高度化の流れは今後も続いていく見込みで、フロントエンドエンジニアには今後も安定した需要があるでしょう。

ただ、Web系の技術は非常に早いスピードで進歩しています。このため、市場の求めるエンジニアであり続けるためには、常に最新技術をキャッチアップする努力が必要です。Webサイト、Webアプリケーションの構成はさらに高度化するものが増えると予想され、エンジニアもよりスキルの高い人材が求められるようになるでしょう。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの仕事の取り方

企業に所属していれば、定期的な収入が確保されていますが、フリーランスの場合は、案件を獲得できなければ、全く収入を得ることができません。独立した場合の仕事の確保の仕方にはどのようなものがあるでしょうか。

ツテを頼る

まず、会社員時代などの人脈、友人、知人といったツテを使って直接営業をすることが考えられます。この場合は、エージェントの取り分がないため、同じ作業規模の案件でも、エンジニア本人に入ってくる収入は大きくなります。

ただし、ユーザー企業との直接契約の場合は注意すべき点もあります。契約の段階できちんと作業範囲を決め、修正対応などで際限なく作業工数が肥大していく危険性を排除しておかなければなりません。また、成果物によって何らかの問題が発生して、こじれてしまった際の訴訟リスクがあることにも気を付ける必要があります。

顧客との直接契約は、信頼できる知人からの案件やごく小規模な案件から始める、あるいは、ある程度経験を積み、契約回りのリスクがコントロールできるようになってから行うのがよいでしょう。

フリーランスエンジニア紹介専門のエージェントを使う

フリーランスのエンジニアとユーザー企業の間に立って案件を仲介するエージェントの利用も考えられます。フリーランスとして独立したばかりで、実績が少ない場合、直接営業は営業工数ばかりかかって、なかなか受注につながらないこともあります。エージェントを利用すれば、自分のスキルにマッチした案件の紹介を受けられます。

クラウドソーシングサービスを使う

クラウドソーシングサービスを利用して仕事を得ることもできます。案件の種類や、拘束時間の形態などがバラエティ豊富で、働き方に融通が利くのがメリットです。ただし、ユーザー企業との直接契約はもとより、エージェント経由での案件獲得と比較すると、作業単価が低い傾向があることから、独立直後の実績作りや、何らかの事情で勤務形態などに制約がある場合に向いていると言えます。

まとめ

今後も需要が増してゆくと考えられるフロントエンドエンジニアは、案件の数などから比較的フリーランスとして働きやすい職種であると言えます。ただ、もともと進歩が早く、どんどん新技術が生まれる分野であるため、フリーランスとして活躍し続けるためには、常にスキルを磨き続ける姿勢が大切です。

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