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クリエイティブとは何か:クリエイティブの本質
COLUMN 2019.8.02

クリエイティブとは何か:クリエイティブの本質

クリエイティブという言葉は感覚的に使われている部分があると思います。何かに触れたときに「それクリエイティブだね!」と指摘するものの、その具体的で明確な根拠は浮かばずに、「ピンときた!」といった具合に使われるのが「クリエイティブ」という言葉とも言えます。

そこで、今回はクリエイティブとは何か、クリエイティブの本質について掘り下げていきたいと思います。

クリエイティブとは

「創造的である」の「的」に様々な余白がある

クリエイティブとは直訳すると「創造的」という意味です。

これは「0→1」の完全な創造というよりも、「1→2」という付加的な創造を意味するように思います。

起源的な時代とは違って、様々なテクノロジーが登場し、起源的なものに付加させ、進化させる、これが「創造的」の「的」を意味する部分で、クリエイティブの本質と言えます。

クリエイティブと人が判断するとき何が起こるのか

根底にあるのはクオリティこそクリエイティブ

では、人が「これはクリエイティブだ!」と感じるとき、何が起きているのでしょうか?

これには大きく分けて2つの方向性があるように思いますが、根本的にはクリエイティブはクオリティと同期すると言えるでしょう。

つまり、クオリティが高ければ、必然的にクリエイティブを呼び起こすということです。

例えば、単に字が達筆であれば、それだけでクリエイティブであり、綴られた文章が素敵な比喩を述べたのなら、さらにクリエイティブであると言えます。

クリエイティブはクオリティに意義と異議がプラスされる

意義と異議は実力を価値があり心地よいものにする

クオリティがある程度担保されていることがクリエイティブの定義の一つであると述べましたが、その前に「クリエイティブには大きく分けて2つの方向性がある」と述べました。

それは「意義」と「異議」です。

意義とは「ニーズ」を満たすということです。資本主義における意義とは、多くの場合「市場ニーズ」を指します。市場ニーズを満たしたクリエイティブとしては「ポップカルチャー」がその一部として挙げられるでしょう。

異議とは「逸れること」です。つまり、マジョリティーから逸れることです。クリエイターが異議を唱えることもあれば、そもそも作りたいものを市場に出した結果として「異議」と評価されることもあるでしょう。「サブカルチャー」をその一部として挙げることができます。

高いクオリティと、意義や異議があるとしっかり印象づけすることがクリエイティブとも言えるでしょう。

脳科学的なクリエイティブとは

クリエイティブとは新しいニューラルネットワークを作ること

クリエイターというと、ミュージシャンや映画監督のような「創作」に携わる人のことを思い浮かべるでしょう。

創作をする人は「創造的」であることは、誰にでも思い浮かぶからです。

例えば、テレビ全盛時代のプライムタイムに農業に関する番組をずっと放送し、農業に価値の重みづけをしていたら、農家が一番クリエイティブなタレントになっていたのかもしれません。

でも、そのようなことは起こり得なかった。これは、肉体労働は脳の新しいニューラルネットワークを構成しづらい作業だからではないかと言えます。

逆に、音楽や映画などの娯楽は、その人のアイデアにないメロディーやストーリーを提示します。そのことで、娯楽を通して刺激された人の脳には新しい回路ができあがります。

それは単純な言葉で言えば「感性を磨く」ということですが、新しいニューラルネットワークを築くことで、アイデアや価値観を得られることでもあります。

クリエイティブとは感じる側の姿勢でも大きく変わってくる

受容者次第であらゆることがクリエイティブになる

クリエイティブとは、創造物によって、その受容者に特異な神経回路を見出すような刺激を与えることです。新たな感性、日常から逸脱し得る感性を提示することです。

逆に言ってしまえば、普遍的で一般的な刺激を捉え方次第でクリエイティブにもできるということです。

何気ない景色をあなたが見ていたとしても、それは誰かにとって「意義」があるものかもしれません。現地の人からすれば普通の景色が、外からくる人からはクリエイティブに映るのです。

何気ない景色も「切り取り方」を変えるだけでクリエイティブになるでしょう。恋愛で悩む人が見たことを想定すると、何気ない景色は「詩」にもなりうるのです。

クリエイターとして作品にしなくても、普段から見えるものに「異議」を唱えると、そこからクリエイティブは生まれてきます。

最後に:クリエイティブの本質は機微を捉えること

創造力の根源は日々の捉え方である

以上、クリエイティブとは何か、クリエイティブの本質について、STASEONの観点から迫っていきました。

歌がうまい、楽器が弾ける、デザインができる、文章が書ける、プログラミングができる、そういった技術的なことだけがクリエイティブではありません。

むしろ、クリエイティブの本質は、日々の機微を深く捉えることにあると思います。

そして、クリエイターと名乗っている人だけがクリエイティブということもありません。

自身のクオリティを高め続け、意義を満たしたり、異議を唱えたりしながら、仕事や生活をしている人はすべてクリエイティブと言えると思います。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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