インタラクティブディレクターとは?インタラクティブディレクターを理解しよう - Webデザイナー・Webディレクターの求人転職支援「STASEON(スタシオン)」

Webデザイナー・Webディレクターの求人転職支援「STASEON(スタシオン)」

Webデザイナー・ディレクターの求人転職支援

インタラクティブディレクターとは?インタラクティブディレクターを理解しよう
COLUMN 2020.4.01

インタラクティブディレクターとは?インタラクティブディレクターを理解しよう

横文字職業名が乱発するのもクリエイティブ業界の特徴の一つですよね。

そこで、今回は「インタラクティブディレクター」をピックアップ。

単なるディレクターではない、インタラクティブなディレクターとはいったい何なのか、インタラクティブディレクターについて分かりやすく掘り下げていきたいと思います。

インタラクティブディレクターとは

コミュニケーションを統括するプロ

インタラクティブディレクターとは、簡単に言えば、メディアやコンテンツなどのクリエイティブに関するコミュニケーション作りを統括するプロを指します。

インタラクティブとは「対話」「双方向」という意味です。

今やメディア(コンテンツ)はユーザーに「見せる」だけでなく、ユーザーに「答えさせる」「試させる」「遊ばせる」「触らせる」など、多様なレスポンスを促すことになりました。

インタラクティブなWebサイト

ただ閲覧するのではなく、ユーザーがアクションを起こし、そのアクションに対してレスポンスを返すようなサイトはインタラクティブなWebサイトと言えるでしょう。単に閲覧するしか行動選択がないコーポレートサイトではなく、適職診断サイトのほうがインタラクティブ要素が高いですよね。

インタラクティブな動画

VRのような360度空間を体験しながら、謎解きをするような動画はインタラクティブな動画と言えるでしょう。

インタラクティブなゲーム

ゲームそのものがまさにインタラクティブなコンテンツだと言えるでしょう。私たちがアクションを取ることで、コンテンツは展開していくのがゲームです。その中でも、単にスコアを出すだけでなく、オンラインで他のユーザーと同じゲーム空間を体験できる場は、まさに一瞬一瞬がインタラクティブと言えるでしょう。

インタラクティブなアプリ

自分の写真をアップロードし、服を着せかえることができるようなアプリケーションはインタラクティブですよね。

インタラクティブなイベント

商業施設などのリアルな場所でも、インタラクティブなコンテンツは求められています。センサー付きカメラで、ショーウィンドウの前に人が来ると、ショーウィンドから映像が流れてくるといったスペースデザインはインタラクティブだと言えます。

インタラクティブな小説まで

絵と文字で構成され、単に読むだけでなく、読み手が展開を選択する形式の小説です。私たちのアクションによって、物語が変わるという画期的でインタラクティブなコンテンツですよね。

このように、デジタルテクノロジーにより、コンテンツの多様な双方向性を高めることが可能になったため、クライアントやクリエイターに対して、インタラクティブなディレクションを行える人材が必要となり、インタラクティブディレクターという職種が生まれたわけです。

インタラクティブディレクターに向いている人

コミュニケーションを俯瞰して捉えられる人

インタラクティブな提案は、無限の提案の可能性があります。それはコンテンツとユーザーのコミュニケーションには様々なパターンやアイデアを出すことができるからです。

そのため、静的なメディアやコンテンツよりも、よりクリエイティブな思考を持っていなければなりません。

もっと踏み込むと、コミュニケーションを俯瞰できる人材こそが、インタラクティブディレクターには向いています。

対人と対人のコミュニケーションを俯瞰することができ、相手にどのような言葉投げ掛け、どのような身体的距離を取った際に、どのように反応するのか、そういった視野や思考をじっくり考えられる人こそが、クリエイティブなコンテンツやメディアでの適切なインタラクティブをディレクションし得るのです。

ですから、人間対人間の豊富なコミュ力を持ち、そのコミュ力を体系的に捉えることができる人は、よりよいインタラクティブなコンテンツやメディアを体系的に作ることができるでしょう。

インタラクティブディレクターになるには

インタラクティブデザイナーを経験すること

インタラクティブディレクターで大事なことは、アイデアとして出すインタラクティブクリエティブが実装可能なのか、どんな術を要するのかを正しく把握することです。

インタラクティブなコンテンツやメディアは静的なものよりも、デザインやプログラムなどの技術面が複雑になっていきます。

インタラクティブディレクターがあまりにも技術面に対してリテラシーが低い場合、正しい創案ができない可能性があります。

このようなことから、ンタラクティブディレクターになるには、インタラクティブデザイナーや、その他の技術的なプレイヤーを経て、インタラクティブディレクターになることが自然な流れだと言えるでしょう。

特にコミュニケーション能力の高いインタラクティブデザイナーがインタラクティブディレクターになるケースが多いと言えるでしょう。

最後に:これからのインタラクティブ性はますます高度に求められる

多様な体験を届けられるクリエイターになろう

以上、インタラクティブディレクターについて、その概要を解説してきました。

これからインタラクティブディレクターという言葉はむしろ目立つことはなく、普遍的なディレクターの中へ組み込まれていくように思えます。

それは、これから時代が進むにつれて、インタラクティブなものが実装されるのが珍しいことではなく、当たり前になっていくからです。

以前なら有り得なかったサイトにチャットボットが埋め込まれていますが、これもインタラクティブの一つですよね。

これからのインタラクティブ性はますます高度に求められ、高度なインタラクティブクリエティブを正しくクライアントに提案し、クリエイターに指示できるディレクターが生き残っていくでしょう。

▼関連記事

・ディレクターが取り入れたいコーチングテクニック5選
・広告業界の華!クリエイティブディレクターに必要なスキルを解説
・チームを率いて大きなデザインを完成させる!アートディレクターの仕事とは?

▼クリエイティブ業界の求人情報

・クリエイター求人検索

-カテゴリーから記事を選ぶ-

はじめての方へ

アカウントを登録すると、求人情報やポートフォリオをお気に入り登録することができます。



Webディレクターの求人

MORE

おすすめの記事