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ゲームクリエイターの履歴書、企業の目に留まる書き方とは?
COLUMN 2020.9.09

ゲームクリエイターの履歴書、企業の目に留まる書き方とは?

皆さん、一度はゲームをしたことがあるのではないでしょうか。
昨今ゲーム業界は、据え置き機やPC、スマートフォンなど多岐にわたるハードウェアで多くの製品をリリースしています。特にスマートフォンが普及した今、ゲームはより身近に感じられるようになりました。その中でゲームクリエイターを目指したいという方も多いのではないでしょうか。本稿では、ゲームクリエイターになるにはどうしたら良いかご紹介します。

どんな人がゲーム業界を目指すのか

身近にあるゲームを仕事にするにはどのような人が向いているのでしょうか。
ここでは、主に4項目に絞ってご紹介します。

1つ目は、ゲームに強い思い入れがある人です。
作る対象に込める思いが大切です。特にゲーム業界はスキルよりも「ゲームが大好き」という熱意があるほうがゲームクリエイターに向いています。また、自身のモチベーションを高めてくれる一つのバロメーターといえるでしょう。「ゲームを遊ぶことも好きだがそれ以上にゲームを作るのが好き」という想いが大切です。特に、ゲームがどのように作られているか興味がある、または作ったことがある人は向いています。

2つ目は、精神的・身体的ともに忍耐強い人です。
ゲーム業界のプログラマーに限ったことではありませんが、ゲームクリエイターは企画から設計・実装・デバッグ・テストと根気のいる作業が多々あるのが特徴です。作り出す作業も大変ですが、メンテナンスすること(デバッグ作業)に根気がいります。納期の設定も厳しく、繁忙期には残業も多発します。それをこなすには、精神的・身体的に強い人が求められます。

3つ目は、ものづくりが好きな人です。
ゲームクリエイターはゲームを作り上げていく職業です。よって、何かを「生み出す」という作業が好きな人が向いています。プログラミングとゲームの2つに愛情を注げられることが大切です。
また、理論的に物事を捉えることができないとゲームクリエイターにはなれません。ゲームにはバグがつきもので、これを修正するのも大切な仕事といえるでしょう。どちらかというと、プログラミングをするよりバグ修正にかける時間の方が多い傾向にあります。いつ・どのタイミングで、何が原因かを探れるような人が向いています。

4つ目は、好奇心旺盛な人です。
ゲーム業界は日々新しい技術を習得する必要があります。プログラミング技術一つとっても日々変化していくので、常に新しい技術がないかアンテナを貼っていなくてはなりません。セミナーに参加するなど、独自に習得しておく必要があります。できれば、仕事以外の時間でスキルアップを図っておくことが大切です。

ゲーム業界で求められるスキル

目指す職種によって求められる技術力は異なりますが、基本的に持ち合わせてほしい項目をご紹介します。

コミュニケーション能力

ゲームクリエイターは一人でプログラミングをしていれば良いというわけにはいかない業界です。複数人で作業するためには、企画・デザイン・音楽などほかの担当とコミュニケーションすることが大切になるでしょう。クリエイターの中には個性的な人も多く、話しかけづらい人もいますが、そのような人にもきちんとコミュニケーションできるスキルが求められます。

時間管理能力

ゲームクリエイターは、納期に厳しいのが現状です。なぜなら、発売日までに製品を完成させなくてはならないからです。発売日延期は、顧客離れに直結します。それを避けるためにも時間管理能力は重要でしょう。各作業にどれくらい時間を割り当てるのか事前に計画を立てておきます。もし計画通りにいかない(工数を余計に掛けている)場合は早めに周りに相談しておくことが必要です。

忍耐力

前章「どんな人がゲーム業界を目指すのか」でも触れたように忍耐力も非常に重要です。特にバグを修正する「デバッグ」作業は根気が必要になります。どこが原因でどんな現象が出ているのか素早く判断する能力が問われます。また、バグを修正したつもりが別のバグを埋め込んでしまう可能性があるので慎重に修正する必要があるでしょう。

ゲーム業界の履歴書を書く際のポイント

ここまで、ゲーム業界についてご紹介してきました。実際、ゲーム業界にエントリーするにはどのような点に気をつければ良いのでしょうか。

なぜゲーム業界・その企業なのか

抽象的な志望動機より、実体験の方が好まれる傾向があります。例えば、サウンドクリエイターを志望する場合「私はゲームが大好きで寝食を忘れるくらい熱中していました。御社のゲームが自分の人生に大きな影響を受けました。特にBGMが良く物語の世界観が伝わるような曲でぜひ、私も一員に加わりたく御社を希望しました」というようにアピールしましょう。

企業に対してどんな貢献ができるのか

どんな想い・意気込みであるかをきちんとアピールしましょう。また、経験・スキルがあるならより面接を有利に進められる可能性が高いので具体的に伝えましょう。例えば「ゲームにはBGMが欠かせないものだと思っています。御社のような世界観に引き込まれるような音楽を作りたい、と考えています。そんな想いから独自でDTMを習得し、音楽作りに励んできました。ぜひ御社のサウンドクリエイターになって、一人でも多くのファンを獲得することに貢献したい」といったように伝えるのがよいでしょう。

また、将来性もアピールすると企業としては「伸びしろがある、入社させて教育や経験をさせたい」という想いになるでしょう。資格試験を勉強している、アシスタントのアルバイトで実際に経験がある、など率直に伝えましょう。

社会性・協調性のアピール

ゲームクリエイターは個性的な人が集まる傾向にありますが、忘れてはいけないのは「社会人である」という意識です。よって、最低限の常識や知識が必要になります。また、ゲームは自分一人で作り上げるわけではなく、ほかの人と協力して作り上げていく作業なので、協調性も重要といえるでしょう。

ゲームクリエイターの面接のポイント

せっかくゲーム業界に必要なスキル・経験を持っていても、面接を通過しないことにはゲームクリエイターにはなれません。ここでは、企業が求める人材であるということを理解してもらうために心得ておくことをご紹介します。

身だしなみ、言葉遣い、態度

社会人なら基本的なことで、第一印象を決める大切なものです。面接で第一印象が悪いと、内容で取り返すのはほぼ不可能といえるでしょう。スーツ1つでも、しわ・シミがないか、靴は磨いてあるか・あまりにも派手ではないか、などくまなくチェックする必要があります。言葉遣いや態度も重要です。よく見受けられるのは面接時だけ気をつけておけば良いと考えている人がいます。しかし、ふっとしたときに素が出てしまうので日頃から注意しておきましょう。

ポートフォリオを作成し活用する

ゲームクリエイターにおける「ポートフォリオ」とは自分で作った「作品集」のことです。自分の職種における実力を評価してもらうために作成する資料を用意しておきましょう。ゲームクリエイターでサウンドを担当したい場合、自分で作ったBGMなどがポートフォリオになります。ただし、作品だけではなく作品を制作した時間や使用したツールなどを明記した説明資料も沿えた方がより企業に伝わります。

まとめ

ゲームクリエイターを志望する方に向けて、どうしたら入社できるかをご紹介してきました。スキルや経験も重要ですが、一番の根底にあるのは「ゲームが大好き」という想いではないでしょうか。ゲームクリエイターは、現場で経験・学習していくことが多い業種です。「ぜひ、うちの企業で入社させたい」と思わせるためにアピールすることが重要といえます。ぜひ、ゲームクリエイターに興味が出てきた・志望したいという方は実際に企業にエントリーしてみると良いでしょう。

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