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企業はデザイナーをどのように探すのか?フリーのデザイナーが知っておきたい企業がデザイナーに発注する原理原則
COLUMN 2020.8.21

企業はデザイナーをどのように探すのか?フリーのデザイナーが知っておきたい企業がデザイナーに発注する原理原則

デザイナーが自分で営業を掛けて成功させる一番の秘訣は、「企業がデザイナーをどのように探すのか心得ておくこと」です。

フリーランスのデザイナーの場合、常に案件が舞い込んでくる状態を作っておくことは精神衛生をかなり良い状態に導いてくれます。

実際フリーランスのデザイナーの場合、数社との付き合いでも仕事がパンパンになる人もいるでしょう。数社に良いパフォーマンスを発揮すれば、さらに様々な仕事を頂いたり、別の良いクライアントを紹介してくれるようになります。

リーマンデザイナーの場合は、自ら案件獲得の営業活動を強いられることは少ないかもしれませんが、パラレルキャリアや副業を活発に行うことがスタンダードになれば、自ずと営業活動を行うようになりますよね。

企業がデザイナーをどのように探すのか、その流れが腑に落ちていると、デザイナーとしてのキャリアをよりスムーズに上昇させていくことができます。

そこで今回は、「企業がデザイナーをどのように探すのか」について掘り下げて解説していきたいと思います。

1.クラウドソーシングで探す

デザイナーを探す際にクラウドソーシングで苦労や苦難を抱える企業も多い

デザイナーを探す際にクラウドソーシングを利用する企業は非常に多いです。

なぜなら、安価で依頼ができ、コンペ式なら希望のクオリティを満たすようなイメージを持つことができるからです。要はイメージとして使い勝手の良さがクラウドソーシングにはあります。

クラウドソーシングは魅力に溢れたサービスですが、それでもすべての企業を満足させるものではありません。

デザイナーを探す際にクラウドソーシングで苦労や苦難を抱える企業も存在します。

そうした企業は、クラウドソーシングで抱えた苦労や苦難を避け、別の手法でデザイナーを発掘したいと考えるようになるはずです。

クラウドソーシングとは違う手法を求めている企業へリーチできれば、デザイナーとしてクラウドソーシングに頼る必要がなくなります。

すると、高単価の仕事を主体的に提案できるようなマッチングの機会をたくさん手にできるようになるでしょう。

2.知り合いから探す

企業担当者がデザインに精通しているわけでないことを認知しよう

ディレクターが存在する企業からの外注作業ばかりをしているデザイナーの場合、企業はデザインの事をある程度分かっているような錯覚を持ってしまうこともあるようです。

しかし、世の中にはあまりにもたくさんの企業があり、企業内の知識や感覚は各企業であまりにも大きな差異があります。

例えば、デザインに関しても、

どんなデザイナーに、どんなことを相談すればいいかすら想像がつかない

デザイナーが制作物をどのように編み出し、どのような労力や技術が使われているのかまったく見当がつかない

相場・価格の金額感がまったく分からない

プロジェクトの段取りや進め方に対して具体的なイメージが描けず、そもそもデザイン=プロジェクトという感覚もない

というよう企業も存在します。

結果的にどうなるかというと、安心できる、任せやすいデザイナーを探すという流れが起こります。

そして、ビジネスパートナーやビジネスフレンドに「いいデザイナー知り合いにいる?」と聞いていくわけです。

そこで、有効なのが日常的にビジネス交流を積み重ねるという手法です。

これは、フリーの保険の営業マンがよく使う手法です。ビジネス交流の際は、相手に営業したりはしませんが、保険の専門家としての信頼と人間としての好感を高め続け、相手が必要になったタイミングで声を掛けてもらえるようにしておくという方法です。

デザイナーの場合、スマートフォンで自分の作った制作物を見せるだけでも、「この人はこんなものが作れるんだ!」と相手に認知させることができます。ですから、ビジネス交流の場で、未来に声を掛けてもらえるようにすることはとても行いやすいと言えます。

3.広告代理店経由で探す

デザインに関してある程度慣れた企業の探し方

デザイナーを探す際に、広告代理店へまずリーチするという企業も存在します。

これは代理店にプロジェクトを丸投げすうようなイメージですよね。プロジェクトを統括するディレクターのような人材は代理店側に配置されます。

このことから、様々な代理店と顔見知りになっておくと、案件をマッチングできるようになるでしょう。

大事なのは代理店側の人間が単に名刺やSNSで連絡を取れるようにするだけでなく、ポートフォリオを即座に閲覧でき、どのような案件に対応できるのかが分かるようにすることです。

代理店からの仕事を貰う際、必ずプロジェクトベースでデザイナーのことを考えます。要はプロジェクトに合ったデザイナーを探すわけですから、代理店用に「どんなプロジェクトに、どんなパフォーマスが出せて、相性が良いのか」が伝わるポートフォリオを作っておくのも良いでしょう。

最後に:人の動きの流れを捉えて行動すれば、仕事は自分に集まってくる

様々な流れの中に参加し、適切な動きで自分自身に良い効果を出していこう

以上、企業はデザイナーをどのように探すのかについて掘り下げて説明してきました。

極論、企業の中は単なる人です。企業の動きとは、人の動きなのです。

その点で言えば、企業からデザイナーとして起用されたり、案件を取ったりすることは、プライベートで趣味の集まりに参加していろんな人に魅力的に自分の存在を感じてもらうことと大差ありません。

ビジネスのことになると難しく考えがちになりますが、「人の流れ」に注目するだけでやるべきことがシンプルなり、結果として目に見える形になるまで着実になることができます。

ぜひ、様々な流れの中に参加し、適切な動きで自分自身に良い効果を出していきましょう!

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