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おすすめのテキストエディタとは?選び方のポイントについても解説
TIPS 2021.11.16

おすすめのテキストエディタとは?選び方のポイントについても解説

文章からマクロ構文まで、文字や記号を入力してテキストファイルを作成するのに重宝するのが「テキストエディタ」です。パソコンやスマートフォンにも搭載されている「メモ帳」は起動も速く、誰でも気軽に扱えるテキストエディタとして活用されています。一方で、シンプルな機能メモ帳は、何かの機能に特化しているわけではありません。そこで今回は、さまざまな用途に対応したテキストエディタについてご紹介します。

テキストエディタとは


テキストエディタは、パソコンやスマートフォン上でテキストファイルを作成、編集、保存するためのソフトです。現在では活用する場面に応じて、さまざまな機能を備えたテキストエディタが登場しています。

主に活用される場面

テキストエディタが主に活用される場面は、プログラミング・ライティング・データ編集・マクロ作成・データのメンテナンスです。求められる機能は各々異なりますが、入力時間の短縮や、入力ミスの発見などの形で作業効率化に貢献します。

機能

テキストエディタには作業効率化に役立つ、カスタマイズ・インデント機能・アウトライン解析・カラー強調機能などの機能が搭載されています。

  • カスタマイズ
    ユーザーが使いやすいように設定を変更できる機能です。
    例えば横書き・縦書きの変更やショートカットの作成など、ユーザーの操作性や好みで設定を変えられます。通常操作に慣れた後、更なる効率性を求めるのに必要な機能でしょう。
  • インデント機能
    タブキーを押すことで行頭に空白を入れたり、ルーラーを使ってテキストの余白を調整したりする機能です。
    ライティングでは段落を分けるための文字下げに使われるほか、プログラミングをする際に記述を見やすくするためにも多用されます。
  • アウトライン解析
    アウトライン解析は、表示するテキストを特定の記号や文字列に折り畳んでおける機能です。
    解析結果が見出しのように並ぶことから、リスト作成などに用いられます。また、リスト化するだけではなく、各項目からリンクにしたテキストファイルをすぐ参照できる仕組みになっています。
  • カラー強調機能
    設定に従って文字列や文法部分を色付けして表示する機能です。
    重要なワードや特定文法を色分けして、視覚的にわかりやすくします。プログラミングでは、コーディングミスを減らすために用いられます。

おすすめのテキストエディタ


ここからは、おすすめのテキストエディタを5つ紹介していきます。

Sublime Text

htmlやcssなどのプログラミング言語をコーディングするのに使用するテキストエディタです。
拡張性が高く、豊富なプラグインが用意されています。また、動作も軽快で、OS環境に左右されず利用できるのも魅力です。Web制作をするのに便利な機能が揃っているため、Web制作に初めて携わるユーザーには特におすすめしたいテキストエディタです。

Visual Studio Code

プログラミングやシステム開発などで使われるテキストエディタです。作業を効率的に行うための機能を豊富に取り揃えています。
その中でも、入力候補を自動で表示してくれる「インテリセンス」は特に便利な機能でしょう。コードは一文字でもスペルが間違っているとエラーが発生してしまいますが、インテリセンスがあれば何を入力しているか推測して、入力候補を表示してくれます。入力の手間が省けるだけでなく、コードの打ち間違えやうろ覚えによるミスを減らすのにも有効的です。
機能が豊富な分、使いこなすには時間がかかりますが、慣れてくると作業の効率化を実感できるテキストエディタです。

Atom

HTMLに特化したテキストエディタです。主にWeb制作などで用いられています。
初心者にも扱いやすい機能を備えつつ、自由度と拡張性が高いのが特徴です。デザインが直感的に利用できるよう工夫されているため設定や操作がしやすく、豊富なパッケージをインストールすることで、より使いやすくカスタマイズすることも可能です。また「Git」との親和性が高いため、複数人で分担して開発するのにも向いています。ただし、初期設定の言語は英語になっているため、日本語化パッケージをダウンロードする必要があります。

サクラエディタ

Windows専用の日本製テキストエディタです。プログラムの作成のほか、ゲーム作成スクリプトのスクリプティングにも利用されることもあり、日本では高い認知度を誇ります。
何度も繰り返す操作を記録して再現できるマクロ機能や、1つの検索条件で検索対象を広げることができる正規表現など、作業をスムーズに行うための機能が揃っています。日本では、フリーソフトウェアの中で、プログラマーに最も利用されているテキストエディタです。

Mery

Windowsのメモ帳を多機能に進化させたようなテキストエディタです。コーディングに特化しているほか、文章の入力・編集などにも用いられています。
操作方法がメモ帳に似せて作られているため取っ付きやすく、機能もシンプルにまとめられているため初心者にもおすすめです。文字・背景色を自由に変更できるデザイン変更機能やマクロ機能などを搭載しており、さまざまな用途に用いることができます。

テキストエディタを活用するメリット


ここからは、テキストエディタを活用するうえでのメリットについて解説します。

文字入力時間を短縮できる

テキストエディタには文字の検索・置き換え・自動補完などの機能があるため、入力作業の短縮が可能です。例えば、検索と置き換えを活用すれば誤った使い方をした漢字をまとめて修正できます。また、自動補完があれば入力候補を表示し、操作を短縮したうえで誤字を防止する効果もあります。このように、テキストエディタは入力作業をサポートし効率化できるメリットがあるといえます。

見やすさが向上する

テキストエディタでは文字や背景色の変更も可能です。これにより、見にくい部分を改善したり、重要な部分を強調したりできます。見やすさが向上することで、誤字脱字などの作業ミスを減らす効果が期待できるでしょう。

専門性に特化した機能が備わっている

テキストエディタは用途に応じて、プラグインで機能を追加できます。使用頻度が少ない機能はできるだけ外すようにして、必要な機能だけを補完して、ユーザーが使いやすくカスタマイズできる合理的なスタイルで活用できます。この自由な拡張性もテキストエディタの魅力といえるでしょう。

テキストエディタの選び方とポイント


テキストエディタは何を基準にして選ぶべきでしょうか。ここからは、選び方とポイントについて解説します。

動作の軽さ・操作性

テキストエディタは動作面では起動が速く、入力時のタイムラグが少ないのが理想です。また、直感で操作でき、初心者でも活用しやすいのもテキストエディタを選ぶうえで重要なポイントです。
基本的に、動作の軽さ・操作性は多機能になればなるほど失われていきます。簡単なメモを取りたいだけであれば、メモ帳に勝るテキストエディタはありません。使用する用途を考慮し、機能と操作性のバランスの良いテキストエディタを選びましょう。

予測コード機能

先ほども紹介した「インテリセンス」のような予測コード機能は、プログラムを書き込む際に便利な機能です。
予測コード機能は、文字入力の予測変換と同様に、入力した文字からプログラムコードを予測して候補を表示する機能を指します。うろ覚えで入力しても、文字から必要なコードを予測して候補を表示してくれます。時間の短縮になるだけではなく、スペルの打ち間違い防止にも効果があるため、非常に重宝する機能です。

サポートシステム

サポートシステムは、いわゆるヘルプ機能やコミュニティ機能のことです。使い方やトラブル発生時の対応がわからないとき、この機能があると便利です。利用ユーザー数が多いほど、充実したサポートシステムが期待できるでしょう。

まとめ


テキストエディタには活用する場面によって求められる機能が異なりますが、用途と機能が噛み合えば作業効率を飛躍的に向上させることができます。より作業を快適にこなせるよう、目的に合ったテキストエディタを探してみるのはいかがでしょうか。

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