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インフルエンサーマーケティングの費用とは?費用対効果を高める対策も解説
COLUMN 2021.7.10

インフルエンサーマーケティングの費用とは?費用対効果を高める対策も解説

近年企業では、インフルエンサーを活用したマーケティング手法「インフルエンサーマーケティング」が注目を集めています。インフルエンサーマーケティングは、自社や商品・サービスについて認知度を高めたり、消費者に対して購買行動を促したりする効果が期待できますが、施策にかかる費用について把握できていない方は少なくないでしょう。

この記事では、インフルエンサーマーケティングの費用についてご紹介します。また、費用対効果を高める対策についても併せて解説します。

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティングは、SNSを中心に多くのファンやフォロワーを抱える「インフルエンサー」という、社会的な影響力のある人物に自社の商品・サービスを宣伝してもらい、自社のマーケティング活動を担ってもらう手法のことです。特に影響力のあるインフルエンサーに協力してもらうことで、自社商品・サービスの認知・イメージの向上に繋げられます。以下では、インフルエンサーの種類やマーケティング施策の種類についてご紹介します。

インフルエンサーの種類

インフルエンサーは、フォロワー数に応じてメガ・マクロ・マイクロ・ライトの4つに分けられ、性質がそれぞれ異なります。

・メガインフルエンサー
メディアへの露出が多い著名人やタレントなど、フォロワー数が100万人以上の方です。情報拡散力が強く、また、インフルエンサーのフォロワーを抱えているケースもあるため、二次拡散効果が期待できます。

・マクロインフルエンサー
フォロワーは10万人~100万人程度で、特定のジャンルに特化して活躍する方を指します。特定のジャンルに特化することでユーザーの興味やニーズにアプローチしやすいため、商品・サービス認知よりも購買行動を促す効果が期待できます。

・マイクロインフルエンサー
マクロインフルエンサーよりも専門的な分野で活躍する方のことで、フォロワー数の目安は1万人~10万人程度です。マクロインフルエンサー同様にユーザーに対して購買行動を促せますが、フォロワーとのコミュニケーションを盛んに行っている方も多いため、ユーザーからの共感をより得やすくなります。

・ライトインフルエンサー
1,000人~1万人程度と、一般ユーザーよりも少し多めのフォロワーがいる方です。フォロワー数が極端に多いわけではないため影響力はさほど見込めないものの、マーケティングを依頼する際に無料で引き受けてくれる可能性が高いのが特徴です。

商品・サービスのターゲット層などを考慮し、自社に適したインフルエンサーを選定し、依頼しましょう。

施策の類型

施策の類型には、インフルエンサーに自社商品・サービスを提供し、実際に使ってみた感想などを紹介する「商品ギフティング・サービス体験型」や、店舗やイベントで、商品・サービスを体験した後に感想を紹介する「現地訪問型」があります。
また、ネームバリューや最新トレンドを活かし、自社商品を企画段階で監修してもらう「企画・コンサルティング型」もあります。それぞれ得られる効果が異なるため、プロモーション目的に応じた施策を選びましょう。

インフルエンサーマーケティングの費用内訳

ここでは、インフルエンサーマーケティングの費用内訳の項目についてご紹介します。

キャスティング費用

キャスティング費用は、依頼したインフルエンサーに支払うもので、マーケティング施策の内容やフォロワー数に応じて費用に差があります。一般的に、「フォロワー数×単価」の計算式で算出します。ただし、金額が一律になるケースもあるため事前に確認しておきましょう。

ディレクション費用

ディレクション費用は、インフルエンサーのキャスティングをはじめ、ターゲットとなる商品・サービスの企画など、総合的なマーケティング活動を専門会社に依頼する際に支払う費用です。専門会社は実績が豊富なため、企業の要望を聞いたうえでインフルエンサーとの正確な意思疎通が可能となり、より効果的なマーケティング活動ができます。ディレクション費用は、インフルエンサーへの報酬の1割~3割程度が相場といわれています。

クリエイティブ制作費用

クリエイティブ制作費用は、SNSで投稿する動画や写真の制作費や、それに関わる人件費のことです。クオリティの高い写真や動画を投稿したい場合は、プロのカメラマンやクリエイターに制作を依頼するため、高額な費用が発生します。

マネジメント費用

マネジメント費用は、自社のSNS運用をインフルエンサーに代行してもらう際の費用です。インフルエンサーは、多くのフォロワーを獲得してきた経験から、企業のブランディング面で長期的な活躍が期待できます。マネジメント費用は月額での支払いが一般的ですが、実績や影響力の高さに応じて費用に差が出ます。

費用対効果を得るためのポイント

ここでは、インフルエンサーマーケティングで費用対効果を得るポイントについてご紹介します。

インフルエンサー選び

マーケティングの目的やインフルエンサーの性質を考慮したうえで選びましょう。例えば、商品や企業の認知度を高めたい場合は、情報拡散力があり、メディアへの露出が多いメガインフルエンサーがおすすめです。一方で、商品・サービスへの購買行動を高めるにはユーザーからの共感が必要なため、ユーザーとの距離感が近いマクロインフルエンサーに依頼すれば効果が得やすいでしょう。

代理店選び

多くの代理店は商品・サービスの企画内容にさほど差はありませんが、自社が求めるターゲット層にアプローチできるインフルエンサーが所属しているかは必ず確認しましょう。例えば、学生向けの商品を宣伝したい場合、同じ目線として大学生のインフルエンサーが所属している代理店、YouTubeを活用した宣伝を行いたい場合は、多くのYouTuberが所属している代理店など、自社の目的に応じた代理店を選ぶことが重要です。

効果を高めるポイント

インフルエンサーマーケティングを成功させるには、インフルエンサーが抱えるフォロワー層と、自社商品のターゲット層のマッチ度や、商品イメージとインフルエンサーが持つ世界観が同じであるかが重要です。また、フォロワーを購入していないかどうかの確認や、ステマ防止のために広告であることを明記するのも重要なポイントです。

効果を確かめるための指標としては、投稿から実際に購入に至った「成約数」、投稿を目にした「リーチ数」、投稿から何かしらの行動をとった「エンゲージメント数」の3つから把握できます。

依頼する方法

ここでは、インフルエンサーマーケティングを依頼する方法について3つご紹介します。

直接依頼する場合

中間業者を経由せず直接依頼することで、自社の目的や意図を直接伝えることができます。そのため、自社が描いている施策をスムーズに行いやすく、中間業者に支払う分のコストを削減できます。しかし、インフルエンサーのキャスティングや報酬単価、施策効果分析などを自社ですべて行わなければならないため、担当者の負担が大きくなってしまいます。

プラットフォームを活用する場合

プラットフォームは、インフルエンサーとやりとりができるサービスで、インフルエンサーマーケティング施策に関するノウハウが整っている場合に有効な依頼方法です。自社にマッチしたインフルエンサーを選べることや、ダッシュボード機能を使った管理・分析ができるメリットがあります。ただし、別途ディレクション費用が発生します。

キャスティング専門会社に依頼する場合

キャスティング専門会社では、インフルエンサーの性質やマーケティング施策に関するプロが、インフルエンサーの選定・マーケティング施策の実施・効果分析を請け負っています。ノウハウを持たない会社も安心して依頼ができますが、中間業者が複数存在する場合、コストが高くなってしまい、自社が求めていたものとかけ離れた施策になってしまう場合があるため、入念な確認を都度行うようにしましょう。

まとめ

インフルエンサーマーケティングの費用には、依頼する際のキャスティング費用や商品・サービス企画などのディレクション費用、投稿する動画などを撮影や編集にかかるクリエイティブ制作費用、SNS運用を任せる際のマネジメント費用などがあります。費用対効果を高めるためには、インフルエンサーの世界観と自社商品のイメージがマッチ度やフォロワーを買っていないかなどを事前に確認しましょう。

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