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パッケージデザイナーとは?気になる仕事内容から就職先までご紹介!
TIPS 2021.2.02

パッケージデザイナーとは?気になる仕事内容から就職先までご紹介!

スーパーやコンビニなどで何気なく手に取る商品のパッケージを気に入った経験はありませんか。そのデザインは、パッケージデザイナーの手によるものです。消費者の気を引くパッケージをデザインするこの職業は、商品として販売されれば自分の仕事が形として残るやりがいのある職種です。パッケージデザイナーに就くためには、グラフィックの基礎知識や技術などを学校で学んで、メーカーやデザイン事務所などに就職する必要があります。商品のイメージに大きく関われる仕事のため就職を希望する方は多く、少ない枠を取り合う狭き門です。この記事では、そんなパッケージデザイナーの概要についてご紹介します。

パッケージデザイナーとは?

パッケージデザイナーは、スーパーやコンビニなどの店頭に並んでいる食品や日用品などのパッケージをデザインする職業です。箱の形ではなく、文字や写真、絵のデザインなどを手掛けます。

商品コンセプトやターゲットを理解し、クライアントの要望を加味してお客様の購買意欲がアップするパッケージをデザインします。ポイントは商品を魅力的に表現して、消費者に興味関心を抱いていただくことです。企業の利益に貢献できる仕事ですが、その分責任も問われる役割です。

また、商品をイメージさせるキャッチコピーや文字フォント・色合い・イラストなどパッケージ全体でブランドイメージを構築するため、仕上がったデザインは広告としての役割も果たします。手掛けたパッケージデザインが採用されると、実際に店頭に並んでいたりヒット商品になったりするなどやりがいを感じやすい仕事です。

パッケージデザイナーの仕事内容

パッケージデザイナーがデザインするものは、食品や家電・雑貨・化粧品・日用品のパッケージなど多岐にわたります。商品のコンセプトを考慮し、コストや素材、イメージを加味して消費者の購買意欲を掻き立てるパッケージをデザインします。ただ、商品の魅力がより伝わるパッケージは、容易には作成できません。商品知識はもちろん、パッケージの素材への知識や印刷に関する知識も経験として学ばなければなりません。

そして、お客様のニーズや購買心理、売り場のレイアウト、陳列テクニックまで幅広いノウハウを身につけてパッケージデザインは構築されます。消費者を惹きつける仕掛けや工夫を凝らしながら、クライアントの意向に沿うようにデザインしていくのがポイントです。

仕事の流れとしては、まずメーカーと打ち合わせをして商品のコンセプトやターゲット、イメージなどをすり合わせます。基本的なイメージができたらパッケージの素材を集めパッケージ案を作ります。その案を企業側に提案し、話し合いから修正案を作り、合意のうえで最終的な商品リリースをするという工程を辿ります。

パッケージデザイナーの給料・年収

パッケージデザイナーの初任給は、一般的に20万円弱程度です。昇給は一定の割合で行われますが、グラフィックデザイナーの平均年収が約350万円程度であることから、パッケージデザイナーが大きく上回るケースは少ないでしょう。
また、フリーランスで働いた場合には担当した案件の件数にも左右されますが、300~1000万円台の方まで幅広くいるようです。

パッケージデザイナーのやりがい

ゼロからパッケージをデザインする仕事がパッケージデザイナーです。ヒット商品などのパッケージをデザインした場合、多くの人の記憶に残るデザインを社会に残せるでしょう。企業の顔となるパッケージデザインを生み出せた場合には大きなやりがいを感じるのではないでしょうか。自分がデザインを手がけた商品がお客様に求められて購入されていく喜びはパッケージデザイナーならではです。 一方で売上にも強く影響するので、責任感をもって仕事をすることが求められます。また、商品パッケージのリニューアルは数年に一回程度であるため、安易な修正や作り直しは基本的にできない点も注意が必要です。

パッケージデザイナーになるためには?

ここからは、パッケージデザイナーになるための一般的なステップをご紹介します。

求められる知識と資質

パッケージデザイナーには、惹きつけるイラストや写真、文字だけでなく、それらの配置センスも求められます。絵を描くことやセンスに独創性がある人は、パッケージデザイナーの素質があるでしょう。
また、構図や文字フォント、色彩、レイアウトなどのデザインの基礎知識に加えて、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトの操作などの専門スキルは身に付けておくと有利に働くでしょう。

グラフィックデザインを学びに学校へ行こう

パッケージデザイナーとして必要な基礎知識やスキルは、学校へ行くことでより効率的に学べます。学校の種類としては美術大学か専門学校などが代表的です。ただ、パッケージデザイン専門の学科はあまり設置されていませんので、グラフィックデザイン科でデザインの基礎を学ぶと良いでしょう。学校にて実務に役立つ知識やスキルを身に付ければ、就職活動の強みになり即戦力として働くことも可能です。

代表的な就職パターン

代表的な就職パターンは3つで、「メーカー」「広告代理店・デザイン事務所」「独立やフリーランス」などです。それぞれの特徴を以下でご紹介します。

メーカー

メーカーに就職した場合、パッケージデザイン職として採用されればパッケージデザイナーとして仕事ができます。扱う商品はメーカーによって異なり、デザインするパッケージも変わってきます。従って、特定の携わりたいパッケージの希望がある場合は、企業選びは慎重に行いましょう。 また、パッケージデザインを自社で行うメーカーは多くはありません。そのため、メーカーのパッケージデザイナーへの就職は採用数が少ないため狭き門です。それでもメーカーへの就職をしたい場合には、関連資格を取ったりポートフォリオを充実させたりと、履歴を磨いておくと良いでしょう。

広告代理店・デザイン事務所

パッケージデザインは広告代理店やデザイン事務所が手がける場合も多く、パッケージデザイナーになるためにはそれらの会社へ就職をするのも一つの方法です。この方法はメーカーに就職するより枠が広く、難易度は下がる傾向にあります。 広告代理店やデザイン事務所は、メーカーのマーケティング部門や商品開発部門からパッケージデザインの仕事を請け負います。会社によって扱う製品が異なり、デザインの雰囲気も変わってくるため、自分の希望に合った会社選びが大切です。 また、大きな広告代理店では学歴が重視されるケースも多く、デザイン事務所では契約社員など非正規社員での採用となることも珍しくありません。また、広告や製品のデザインの仕事をしていた人が、パッケージデザイナーとして転身する場合もあります。

独立やフリーランス

パッケージデザイナーの中には、独立やフリーランスとしてクライアントから依頼を受けてデザインの仕事をする方も多くいます。フリーで働くためには、実績や人脈が重要です。まずはメーカーや広告代理店などで経験を積み、その後独立しフリーランスのパッケージデザイナーになるケースが見受けられます。年収は年収1000万円以上になる方もいるようです。

ただ、フリーでの仕事は個人事業主であるため、収入が安定しない場合もあることを考慮したうえで独立しましょう。

まとめ

パッケージデザイナーは、デザインを志す人に取ってみれば一つの就職先となり得る仕事です。目指す人もそう多くないため簡単には就職できませんが、自分のデザインしたパッケージが後世に残るなどやりがいのある仕事です。ご自身の頭で思い描くイメージをパッケージにして、夢を実現できる仕事とも言えるでしょう。

また、非正規雇用での採用からフリーランスまで働き方も多様です。実績や人脈を積み重ねれば、独立することも可能でしょう。ご自身のデザインの才能やスキルに自信がある方であれば、パッケージデザイナーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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