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プレスリリースとは?ニュースリリースとの違いも解説!
COLUMN 2020.12.10

プレスリリースとは?ニュースリリースとの違いも解説!

プレスリリース広報PR活動において欠かすことのできないものです。
近年はインターネットが普及したことによって、マスメディアを通さずとも、SNSや自社媒体などWebを通してユーザーに情報を届けることが可能になりました。

もちろんプレスリリースもその一つで、各種Web媒体を活用してより多くの人に新製品の情報を届けられるようになったのです。メディアに宣伝してもらうことで、伝達速度や信頼度を飛躍的に向上させる側面を持つことも事実です。そこで、ここではプレリリースとは何か、どんなメリットとデメリットがあるのか、そしてよく間違われやすいニュースリリースとの違いについて詳しく解説しています。

プレスリリースとは

プレスリリースとは新聞・新聞社の意であるプレスと、発表・公開の意であるリリースの2語を組み合わせた造語のことを言います。本来であれば、新聞やテレビなどのマスコミに対して、新しい情報を発表することを意味します。

プレスリリースに明確な定義はありませんが、基本的には初出の情報を掲載したり、新製品・サービスに関する情報を記載したりと、何かしらの新規情報が掲載されていることが一般的です。また新製品だけでなく、企業が新たに結んだパートナーシップ協定・新規事業のスタートなど動きそのものを示すためにプレスリリースを打つこともあります。

目的

さて、そんなプレスリリースですが目的としてはどのようなことが挙げられるのでしょうか。

まず一番大きな目的として、自社の製品・サービスをより多くの人々にリーチさせるという意味合いがあります。
発売にさきがけて事前に商品を知ってもらうことで、初動の売上を加速させることが可能です。また、プレスリリースは広告と違って常に配信費用がかかるわけではなく、リーズナブルな価格で情報をリーチさせることができます。リリースした情報は半永久的に残りつづけ、会社の動きそのものを示すものになるのである意味でストック型のコンテンツと言えるでしょう。

あくまで企業のスタンスや活動を示し、顧客やマスコミなどのステークホルダーとあるべき関係を築くための手段であることを理解しておきましょう。

それぞれの違い

続いてプレスリリースとニュースリリースの違いについて解説します。
ニュースリリースはプレスリリースと同じような文脈で使用されることが多いですが、プレスリリースはその名の通り報道関係者に向けられた資料であるのに対し、ニュースリリースは幅広いターゲットに発信する際に用いられる造語です。

ただ、プレスリリースにもニュースの側面があるため、特に決定的な違いはないようです。

種類

プレスリリースの種類について解説します。プレスリリースには基本的に4つの種類に分かれており、それぞれに全く異なる特徴があります。

新商品/新サービスの発表リリース

まず一つ目は、新商品や新サービス、製品の新機能搭載など新しく何かが打ち出されたタイミングで出すプレスリリースです。日々かなりの量のプレスリリースが配信されるため、この類のプレスリリースは既に飽和状態になっています。そのため、基本的には新商品の発売に先駆けて、企業が自ら発信するパターンがほとんどです。

プレスリリースの際には、他の競合商品を比較して魅力を最大限伝えたり、最適な掲載媒体を選定したりすることが重要なポイントになります。

ちなみに、上記以外にもある商品サービスを世に出してから、それなりの反響や売上が出た際には、改めてその結果にまつわる内容をプレスリリースで発表することもあるようです。

人事・組織に関するリリース

代表取締役の交代や役員、外部顧問などが自社に就任した場合に配信するケースもあります。
特に、すでに高い知名度がある会社や影響力の大きい会社においては影響する範囲も大きいため、基本的にはすぐにプレスリリースが出されます。
また、こうした人事・組織に関するプレスリリースでは、その後の流れに関することも併記されることが一般的です。どういった理由でその人事配置になったのか、その人が就任することによって組織がどのように変わるのかを明確に伝える必要があります。

そうすることで、これからの会社の方向性を示すことができたり、今後の事業にプラスの印象を与えたりすることができます。
また、こうした重要度の高い人事異動以外にも、施設の新設やユニークな社内制度導入の際にもプレスリリースが活用されるケースもあります。

調査リリース

調査リリースとは、特定の商品やサービス、取り組みに関する調査を行い、その結果に紐づけて情報発信をするものです。社会性のある内容やトレンド、季節ならではのトピックを盛り込み、主にパブリシティの獲得を目的としています。場合によっては調査のレベルも高いものになるため、リサーチに関する専門的な知識も必要になります。

複数社で提携して出すプレスリリース

複数社での業務提携や事業買収、資金調達が行われた際に配信するプレスリリースです。複数の企業での作業が求められるので、情報正誤や段取りをきちんと行わなければいけません。双方の担当者や役員、経営者からコメントをもらったり、事実・内容確認をお願いしたりする関係者が多いため、通常のプレスリリースよりも準備段階に時間を長めに設定する必要があります。実際、事実確認に齟齬が生じてしまったがために、提携先企業にプレスリリース削除の要請を受けてしまい、プロジェクトそのものが頓挫してしまったケースもあるようです。

メリットとデメリット

ここまで、プレスリリースの概要や目的について主に解説してきました。では次に、プレスリリースに関するメリットとデメリット、そしてニュースリリースとの相違点についてご紹介します。

メリット

プレスリリースすることで生じるメリットは数多くありますが、大きく3つに分けられます。まず1つ目は費用対効果が高い点です。基本的にプレスリリースにはお金がかかりません。特定の媒体に掲載を依頼する場合であっても、広告配信を行ったり、他の手法を使って情報をリーチさせたりするよりはるかに安価に実現できます。2つ目は高い信頼性を持っている点です。プレスリリースを発信することで、マスコミ関係者だけでなく自社のステークホルダーに広く情報発信でき、社会的信用度もあがります。あくまで「記事」という形式で情報発信することで、広告のような忌避感を与えないこともプレスリリースならではの利点です。
最後に、強力な情報伝達力を持っていることが挙げられます。テレビや新聞などはもちろん、Yahoo!などの大手サイトの読者・視聴者数に一気にリーチすることが可能です。これらメディアのユーザーは数百万〜数千万人にも及ぶため、膨大な数のユーザーに一気に情報を届けられます。

また、近年はSNSが盛んになっていることもあり、Web媒体のプレスリリースはシェアされることもあります。SNSでさらに拡散されることで、今まで以上に速いスピードで情報が広まっているのです。

デメリット

プレスリリースのデメリットとしては、報道内容が管理の範囲外になってしまう点、記事として取り上げられる可能性が非常に低い点の2つが挙げられます。メディア関係者は毎日途方もない量のプレスリリースを受け取っています。そのため、どんなに時間をかけて作成したプレスリリースでも、確実にメディアの目に留まり、取材・掲載に辿り着ける保証はありません。特に東京・神奈川・千葉などの都市部では、取材・掲載につながるのは宝くじに当選するような確率だと認識されているようです。

まとめ

今回は、プレスリリースの目的やメリットとデメリットを中心にご紹介してきました。各種ITツールが浸透した昨今、Web上でプレスリリースを打つのはもはや当たり前となっています。自社の認知度を高めたい方はもちろん、ステークホルダーと良好な関係を築いていきたい企業担当者の方は、ぜひ欠かさずにプレスリリースを使って情報発信してみてくださいね。

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