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LPとリスティング広告の関係性とは?違いや作成のポイントをご紹介
TIPS 2020.12.08

LPとリスティング広告の関係性とは?違いや作成のポイントをご紹介

検索エンジンの結果ページなどにある広告をクリックすると、ずらっと商品やサービス説明が並ぶページに飛んだという経験がある方も多いのではないでしょうか。下にスクロールするだけで事細かに情報が掲載されているので、気になっているものであれば購入意欲をかきたてられるような作りになっていますよね。この一連の流れは、「LP」と「リスティング広告」というものが深く関わっています。

この記事では、LPとリスティング広告について詳しく解説したうえで、効果的に購買層にアクセスしてもらうためのLP作成の方法を解説します。

LPとリスティング広告の関係性

LPとリスティング広告は、強い関係性を持っているといえます。ここでは双方について解説し、LPを活用したリスティング広告とはどのようなものなのかも解説します。

LPとは

LPとは、ランディングページ(Landing Page)を略した用語で、広い意味では訪問者が検索エンジンや広告などを通じて最初にアクセス(=Landing, 着地)したWebページのことを指します。トップページに最初にアクセスした場合はトップページがLPとなり、検索エンジンなどを通じて商品説明ページに直接飛んだ場合はそのページがLPになります。

Webマーケティングの分野においては、訪問者のアクションを誘導させることに特化した縦長のWebページのことを指します。商品・サービスを顧客が購入もしくは成約することを目的に作られているため、購入してもらいたい商品と関係のあることしか書かれていません。訪問者に商品・サービスの強みを理解してもらえるように、営業のセールストークのような文体で作られていることも特徴です。商品の売上・見込み客の拡大や、求人募集などのLPは人材の獲得に貢献することができます。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、インターネット上に掲載する広告である「Web広告」の一種です。手法としては二種類に大別され、「検索連動型広告」は検索エンジンで入力したキーワードに連動した内容の広告が表示されるもの、「コンテンツ連動型広告」は広告枠があるパートナーWebサイトにバナーやテキストの広告を表示するものになります。一定の条件のもとで特定層に対してだけ掲載することができるため、購買意欲の高いユーザーに絞って効果的に発信できることが特徴です。

LPを活用したリスティング広告とは

ユーザーがリスティング広告をクリックしたとき、表示されたWebサイトがLPを活用しているというのはよく使われている手法です。サービスや製品の詳細を1つのページに完結にまとめることができるLPは、一般的なWebサイトのようにあちこち移動して情報を探す必要がなく、コンバーションの向上やページ遷移による離脱の防止が期待できます。

またLPは通常のWebサイトを作ることと比べて時間や費用も少なくて済むほか、複数のパターンのLPを作成したり、より効果を上げられるような改善や刷新を図りやすいということも特徴です。

リスティングとしてのLPが有用なケース

先ほどもふれましたが、リスティング広告とLPを採用することは非常に相性がよく、効果的に機能するケースは非常に多いでしょう。ここでは、リスティングとしてのLPが有用である4つのケースについてご紹介します。

サービスサイトがない場合

リスティング広告を運用する際、顧客に購入してもらいたい商品・サービスを記載しているWebサイトが存在しないこともあります。そのような場合は、複数のページからなるWebサイトよりも少ない費用で、かつ短い時間で制作できるLPの方が、スムーズにリスティング広告を運用開始できるでしょう。

訴求の軸を変えたい場合

異なるテイストやコンセプトを打ち出したいなどの理由で訴求の軸を変えたい場合は、既存のWebサイトがあったとしても、新たにLPを制作することが望ましいといえます。

既存サイトから商品・サービスを特定のターゲットに対してLPを用いて独立させることによって、新しい別の訴求方法を探ることができます。また、LPの特徴として同じ商品・サービスについて訴求する場合、さまざまな方法を試すことができ、そうすることでどの訴求方法がより効果が高いかを探りやすいことが挙げられます。

指名検索のボリュームが多い場合

ユーザーが特定の商品やサービスの名称を入力して検索することを「指名検索」といいます。商品やサービスの名前を入れて検索していることは、成約までの距離がそう遠くないことを意味しています。

知名度が相応にあり、指名検索されることが見込まれるなら、その商品・サービスに特化したLPを制作した上で、指名検索に対してのリスティング広告を出すことが効果的といえます。

ちなみに、指名検索のボリュームは、キーワードプランナーなどのツールを使って調べることができます。キーワードプランナーは、リスティング広告の出稿のために使用するツールで、Google広告の管理画面から利用できます。キーワードごとの月間平均検索ボリュームのほか、入札単価や広告表示枠における競合性なども知ることができます。

類似のツールとしてYahoo!のキーワードアドバイスツールが存在します。Yahoo!が提供する検索エンジンを通したアクセスが多い場合は、こちらを使いましょう。

キャンペーンを実施したい場合

特定の商品に限定したキャンペーンや、期間限定のキャンペーンなどを実施したい場合にもLPをリンク先にすることが有効です。リスティング広告を通じてキャンペーンのLPへとユーザーを誘導することは、訴求の手法としてはかなり効果的なものです。

効果的な訴求方法である理由として、LPはコンバーションの達成を目的として作られており、そのページ単体で成約率の上昇が見込めるという特徴があります。これは特定の商品に限定してその商品だけにメリットを付与する、または期間限定という形で一定期間だけメリットを付与するというキャンペーンの特性と合致しています。

キャンペーンの際に通常のWebサイトを使用してユーザーに働きかける場合、キャンペーンが終わった後にそのページを閉じたり改修したりすることが必要となり、行程が余分にかかってしまいます。LPを用いることで通常のWebサイトでかかってしまったプロセスを大幅に減らすことができ、費用も低く抑えることができるのです。

リスティングに効果的なLPとは

ここでは、リスティング広告の効果を最大限に引き出すためのLPを制作するにあたって、意識すべきことを3つご紹介します。

まず意識しておきたいのが「ページの表示にかかる速度」です。リスティング広告をクリックしたのに、ページが表示されるまで時間がかかってしまうと、ユーザーはアクセスすることを諦めてしまうでしょう。これを防ぐには、コードを圧縮することや、画像のサイズを最適化して最小限に抑えることが効果的です。

2つめは、「リンクを適切な位置に配置する」ことです。たとえば、ファーストビューの部分に申込みのためのリンクや購入ボタンを配置することは、購入(成約)する可能性がとても高く、最初から購入を目的に検索をすることもある、商品・サービスの名前を入れた指名検索でLPにアクセスしてきたユーザーに対して効果的な手段です。 また、競合する商品・サービスとの「比較を示す」ことも有効です。ユーザーの多くは他のメーカーの似たような商品・サービスと比較して、より良いものを選んで購入します。比較するためにLPを離れてしまうということがないように、ユーザーが欲している情報はLPのなかに織り込み、比較して示すといいでしょう。

3つめは「ベネフィットを明らかにすること」です。売り手が伝えたいことを企業目線から一方的に伝えるのではなく、ユーザー目線に立ってユーザーが得たいものが何なのかを意識することは、LP制作の面で非常に有効です。商品・サービスを購入し使用することによってどのようなメリットがあり、どのような変化があるのか、というベネフィットが具体的に示されているLPは、理想的なLPに近いといえます。

まとめ

この記事ではLPとリスティング広告の関係性や、リスティングに効果的なLPを作るポイントなどについてご紹介しました。LPとリスティング広告を上手に組み合わせることによって、より高い集客力が期待できます。双方のメリットを生かして、効果的なLPを作成してみましょう。

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