独学でゲームクリエイターになるには?

STASEON

企業とクリエイターのマッチングサービス

独学でゲームクリエイターになるには?
TIPS 2020.9.08

独学でゲームクリエイターになるには?

昨今ゲーム業界では、据え置き機・PC・携帯ゲーム機・スマートフォンとさまざまなハードウェアで多くの製品がリリースされています。特にスマートフォンの普及でゲームはより身近に定着しプレイヤーはライトユーザーを含め増加の傾向にあります。その中で「ゲームを制作してみたい」という想いからゲームクリエイターを目指す方も増え、ゲーム業界は競争率が高い職業になりました。
ゲームクリエイターを志望するには「大学や専門学校を卒業していないとなれない」と考えている方が多いことでしょう。しかし、本当にそうなのでしょうか。今回は、独学でゲームクリエイターになるにはどのようなスキルや経験を積むべきかご紹介します。

ゲームクリエイターのスキルを独学で身に付けるには

ゲームクリエイターになろうと思ったとき、特別な資格は必要ありません。しかし、スキルを重視されるため、プロとしてやっていけるスキルを身につけることが必要です。では、独学ではどのように進めていけばよいでしょうか。

参考書籍を読む

まずはゲームクリエイターに必要な知識を確認してみましょう。一口にゲームクリエイターといっても、さまざまな職種が存在します。希望する職種により習得すべき知識は異なります。例えばプログラマーなら言語の勉強や論理的思考の習得、物理・数学といった知識も必要です。また、デザイナーならグラフィックアプリケーションの使用技術やデザインに関する理論、書体やフォントに関する知識が必要になります。

このように、自分が希望する職種にはどんな勉強が必要なのかを知るのは重要なことです。ゲームクリエイターになりたい方向けの書籍には、ゲームクリエイターの基礎知識やゲーム開発の流れ、必要な勉強などについて書かれているので、目を通しておくとよいでしょう。

アルバイトから業界に入る

独学かつ未経験の場合、まずはアルバイトとしてゲーム開発会社に入社して経験を積むという方法があります。実際の開発現場で働きながら、ゲーム開発の流れや生の現場を見ることができます。また、仕事を通じてスキルや経験を積みながら、自宅で座学の部分を勉強するということも可能です。
経験を積んで、ある程度一人で仕事ができるようになれば、キャリアアップをして正社員を目指すことも可能です。

セミナーに参加する

ゲーム開発会社では、ゲームクリエイターを目指す方を対象にセミナーを開催しています。
このセミナーは実際のゲーム開発の流れや、開発現場の声などを発信する場となっています。
例えば、現在のゲーム業界がどうなっているのか、その中でゲームクリエイターになるとはどういうことなのか、ゲームクリエイターを目指すにはどんな勉強が必要か、どのレベルに達すればゲーム会社に入社できるのか、などです。また、参考書や学習書の紹介などもあります。実際の内容は企業によってさまざまですが、情報を身に付けることは大きな武器になるでしょう。

Unityなどのツールを使用する

Unityとは、ユニティ・テクノロジーズが提供しているゲーム開発ツールで、2Dゲームや3Dゲームを制作することができます。iphoneやAndroid、Mac、Windowsなど、さまざまなプラットフォームでゲーム制作を行えます。よく使用する機能をスムーズに扱えるようにまとめられているので、独学でも、プログラム言語の知識や制作技術を習得しやすいツールです。

ゲームクリエイターを目指す際のポイント

ゲームクリエイターにさまざまな職種があることは、前述の通りです。具体的には、企画系のプランナーやプロデューサー・ディレクター、開発系のシナリオライターやグラフィックデザイナー・サウンドクリエイター・プログラマー・デバッガ―などがあります。いずれにしても、自分がなりたい職種を定めて、それに合わせた学習をしていくことが大切です。
ここでは、開発系の主な職種3つに絞って、どんな学習をしたらよいかをご紹介します。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、ゲームのキャラクターや背景などをグラフィックで描く仕事です。まず大切なのは、デッサン力の上達です。人や物の動きを観察し表現する力をつけるには、デッサン力が必須になります。

それから、デジタルソフトを使いこなすスキルも必要になります。「Photoshop」や「Illustrator」といった画像編集ソフトは、2DCGや3DCGのどちらでも活用されます。また、それぞれできることや特長の違うソフトですので、両方とも習得したほうがよいでしょう。

また、3DCGを制作するためのソフトも使用できる必要があります。企業で使われるのは「Maya」や「3ds Max」などのハイエンドのソフトですが、まずはフリーソフトの「Blender」や「DOGAL-1」などで慣らしていく、という方法もあります。デザインの勉強は、プロに見てもらってアドバイスをもらうことによって上達していきます。そのため独学は難しいですが、まずは既にある作品を真似て作ってみることから始めると、自分の作品と比較ができ、勉強しやすくなります。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイターは、ゲームの中のBGMや効果音を担当します。BGMの作曲などはセンスによるところも大きいですが、まず、音楽理論や作曲に関する基本的な知識の勉強が必要になります。これらは市販の書籍で独学できます。また、DTMのソフトを使用するので、扱えるようにしておいたほうがよいでしょう。これも独学で身に付きます。その他に、色々なジャンルの音楽に触れ、音に対する感覚を磨くことも大切です。

プログラマー

プログラマーは、プログラム言語を用いて、シナリオやキャラクター、背景、音楽などを一つのゲームにまとめあげる仕事です。ゲーム制作に使用されるプログラム言語には「Unity」「C言語」「Java」「php」などがあります。他にも、ゲームエンジンやグラフィックスなど、学ぶべき要素がたくさんあります。何から学んだらいいか分からない状況も起こり得るため、まずはゲーム開発に関する書籍を読んで、全体を把握することが大切です。そのうえで、自分がどんなゲームを作りたいかを考えて、勉強する内容を決めていきます。

実際にプログラム言語を学ぶ際には、オンライン講座を利用するとよいでしょう。近年は有料、無料を問わず、質の良い学習サービスが増えています。自分に合ったものを選んで受講するのが上達への近道です。

専門以外に必要なスキル

さて、ここまで、独学でゲームクリエイターになるために必要なスキルと学習方法をご紹介しました。しかし、どんな職業もそうであるように、専門スキルだけで良い仕事ができるとは限りません。
ここでは、ゲームクリエイターに必要なその他のスキルについてご紹介します。

ゲームへの強い思い

ゲームクリエイターを目指す方は「ゲームが好き」というのはもちろんですが、自分の好きや得意を活かして「何かを作り上げたい」「より良いものを作りたい」という気持ちが大きいと思います。
ゲームクリエイターの仕事は、仕事の進み具合によって勤務時間が不規則になりがちです。納期が近づくと徹夜の作業となったり、休日返上で作業したりすることもあります。そういった厳しい労働条件を我慢してでも、「ゲームが好き」「ゲーム開発の担い手になりたい」という強い思いが大切です。

豊かな発想力

新しいゲームを作り出すクリエイターには、斬新なアイデアや豊かな発想力が不可欠です。それには独自の感性も必要になりますが、それだけではありません。知識を深め、見聞きするあらゆるものから想像力を膨らませて、新たなものを生み出す力が必要です。また、日頃から色々なことに興味関心を持って、感性を磨くことが大切です。そこから多くのアイデアが生まれてきます。

国語力、コミュニケーション能力

ゲームクリエイターの中でも特に国語力が必要になるのは、シナリオライターやプランナー、ディレクターです。シナリオライターには魅力的なシナリオを書くために必須の力です。また、プランナーやディレクターは、仕様書を作成したり企画をプレゼンテーションしたりする際に、相手が理解しやすい日本語を使うことができなくてはなりません。
ゲーム開発は大勢のチームでの共同作業となるため、相手の意図を汲み取って作業することが大切になります。お互いに意思の疎通ができ、はじめてまとまった一つのゲームが出来上がります。そのため、コミュニケーション能力はとても重要です。

論理的思考、数学・物理学の知識

プログラマーやグラフィックデザイナーなど、プログラムを書く職業では、命令を効率的に組み立てる論理的思考が求められます。加えて、大学受験レベルの数学や物理学の知識が必要とされます。例えば、キャラクターがある物を中心に滑らかに円運動をする動きや、物と物がぶつかり合う動きをプログラミングするには、3D数学や物理学の知識が必須です。グラフィックデザイナーの場合、2Dや3Dの映像をスムーズにするためには、数学の中でも幾何学的な知識や座標計算の知識が必要になります。

英語力

プログラミング言語の多くは、英語がもととなっています。そのため、プログラミング言語を学ぶには英語力があった方が理解しやすくなります。また、ゲームクリエイターが使用するソフトや機材は外国製がほとんどです。マニュアルの表記などはほとんど英語ですし、新しいバージョン情報なども当然英語のWebサイトなどで周知されます。そのため、ゲームクリエイターにとって英語、とりわけ読解力は必須と言ってよいでしょう。国内で作ったゲームでも、英語で対応できれば海外でも販売でき、より多くの人に楽しんでもらうことができます。

体力

先ほども触れましたが、ゲームクリエイターは制作スケジュールに従って作業を行います。進捗が滞ったり、予期せぬトラブルが起こったりした場合は、残業や徹夜をしたり、休日返上で作業したりしなければならないことがあります。そういった状況にも耐えられる体力と精神力が必要とされます。

まとめ

ゲームクリエイターは、専門的な知識や経験と、コミュニケーション能力や忍耐力が必要です。しかし、ゲームに対する熱い情熱があれば乗り越えられるでしょう。独学であっても、書籍やインターネットで情報を集めて、学習することはできます。ただ、効率面は学校などに比べるとどうしても劣るため、いつまでに何を習得するかの目標を明確にしておくことが大切です。
そうして仕事に就いてからも、実際の業務から学んでスキルアップしていくこともできます。
ゲームクリエイターになりたいと思っている方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

▼関連記事

・気になるお仕事ゲームプランナー。その実情や将来性は?
・ゲームクリエイターになるには?知っておきたい仕事内容と必要なスキル
・クリエイターが知っておきたいゲームと悪影響・依存の10の関係性

▼クリエイティブ業界の求人情報

・クリエイター求人検索

はじめての方へ

アカウントを登録すると、求人情報やポートフォリオをお気に入り登録することができます。



おすすめの求人

MORE

おすすめの記事