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気になるお仕事ゲームプランナー。その実情や将来性は?
COLUMN 2019.5.03

気になるお仕事ゲームプランナー。その実情や将来性は?

ゲーム制作の中心的な存在である、ゲームプランナー。

「ゲームプランナーになりたい。だけど、残業が多そう」
「ゲームプランナーになってもいずれは仕事を失ってしまうのでは?」

人気の一方、このような不安な声も上げられることが多いゲームプランナーという職業について、その実情と将来性という視点から探っていきたいと思います。

ゲームプランナーの実情

ゲームプランナーのやりがいや楽しさは?

どの様な点にゲームプランナーのやりがいはあるのでしょうか。

  •  ゲーム作品を一から作り上げていく

まずゲームの制作、そのものが第一のやりがいと言えるでしょう。ゲームプランナーは、ゲーム制作に携わる仕事の中でも、自分のアイデアを作品に反映させやすいという魅力があります。市場のニーズや流行を調査しながら、ヒットを狙って企画していきますが、ゲームプランナーが作る企画書はまさに、そのゲーム作品の根幹になります。自分が考えたものが実際にゲームとして形にして世に送ることができるのはともやりがいがあることです。

  •  自分の功績を世界に残せる

ゲームに関する評価を最も直接的に受けるのがゲームプランナーです。ゲーム作品がヒットすると、大抵はプロジェクトのトップであるプロデューサーと、ゲームを企画したプランナーに注目が集まります。

ゲームは世界中で遊ばれており、クオリティの高い日本のゲームが世界に出ることも多いので、手がけた作品がヒットすれば日本国内だけでなく、世界中に名を知られることも夢ではありません。また、インターネットを介して、瞬く間に有名になることも。このように、世界を視野に入れて、働くことができるのも、ゲームプランナーの魅力です。

  • スタッフや仲間との絆を深められる

ゲーム制作は共同作業であり、多くのスタッフが関わっています。ゲーム制作の全体を見るゲームプランナーは、そのチームのまとめ役を担っていると言えるでしょう。ゲーム開発に関わるスタッフは、「良い作品を作りたい」という情熱を持って仕事に取り組んでいます。長い時には年単位でプロジェクトが進んでいくため、困難なことも多いですが、最終的に良い作品が出来上がった時にはたとえようのない喜びを味わえるでしょう。そしてそれを共に乗り越えたスタッフとの間には信頼関係が芽生えます。

仕事を通してこうした仲間を得ることができるのも、ゲームプランナーの魅力の一つです。

ゲームプランナーのつらいこと・大変なことは?

では、ゲームプランナーにとってつらいことや、大変なこととはどんなものなのでしょうか?ゲームの企画が好きな人でも、つらいと思う瞬間はあります。

  • マルチな役割を担う

ゲームプランナーは、ゲームを企画するだけでなく様々な業務をこなします。作品を企画したから終わりというわけではなく、常に制作現場の全体に目を向けながら動くことになります。広い視野を持って現場の状況に応じて臨機応変に行動しなくてはならない点において、ゲームプランナーという仕事は大変だといえるでしょう。
また、デザインやプログラムの基礎知識、世の中の流行に敏感であること、そして論理的に人に説明する力なども、ゲームプランナーが備えておくべきスキルだとされています。

  • 人間関係のストレスを受けやすい

ゲーム制作には多くの人が関わっています。制作チームをまとめる役割を担っているのが、ゲームプランナーです。様々な打ち合わせに参加し、デザイナーとプログラマーそれぞれの思いを理解しながら現場をコントロールする必要があるため、スタッフ同士の板挟みになることも少なくありません。それほど、ゲームプランナーはコミュニケーション力が求められる仕事です。そのため、人間関係によるストレスを受けやすいといえます。

  • 労働時間が長い&休日出勤多い

ゲームプランナーの労働時間は、納期に合わせて大きく変動します。また、ゲームの開発途中で予想外のバグが発生し、その対応に追われてしまうといったアクシデントも多いので、気を緩められません。プロジェクトが大詰めを迎えると、終電帰宅や休日出勤をする可能性が高く、定時に帰れるといったことはまれです。

ゲームプランナーの将来性

業界・職種の将来性は?

ゲームプランナーには今後も一定の需要が安定して見込めると言えるでしょう。スマートフォンの普及により、誰でも、どこでもゲームを楽しめるようになったことから、今でも市場が拡大しています。また、その市場は日本に留まらず、世界に広がっています。

一方で、ゲーム業界内での競争は年々厳しくなっていることに注意が必要です。ゲームプランナーの数が増えている分、他のプランナーとは異なる独自の価値を発揮できなければ収入をあげられません。ゲームプランナーはヒット作を生み出す起点となる重要な役割を担います。常にアンテナを張り巡らせ流行や市場ニーズに対して敏感でないといけません。

ゲームプランナーの平均年収は?

未経験者の一年目の平均年収は、約250〜350万円です。中堅の経験者だと、約350〜500万円が一般的です。ゲーム業界は実力主義の傾向が強いため、実績が上がれば700万円以上に年収が上がることもあります。功績さえ残せば、どんどん収入が上がるチャンスは増えていきます。
会社の状況によって、給与に変動があることにも留意しましょう。遅くまで残って企画・開発に勤しんだ際には残業代が支給されます。また、担当したゲームがヒットすれば、臨時ボーナスがでることもあります。

キャリアアップするには?

ゲームプランナーには、一般的に以下のキャリアラダーが用意されています。

  • ゲームプランナー
  • ディレクター(業界経験5年程度)
  • プロデューサー(業界経験10年程度)
  • 独立(実力、実績による)

ディレクターはゲーム制作のリーダーともいえる役割です。制作の全体統括を行います。

対するプロデューサーはゲームの事業全体を統括する役割です。目標設定、予算管理、従業員の採用・配置など、事業の最終責任者としての役割を果たす必要があります。

ディレクター、プロデューサーとキャリアを歩む中で、ヒット作が生まれれば、当然業界内での知名度が上がっていきます。人によっては同業他社に引き抜かれることもあるでしょう。知名度と人脈を梃子に独立する人もいます。業界での実績が認められれば、1,000万円を超える年収を手にすることも可能なのです。もちろんヒット作を生むことは単純ではありません。

ゲームプランナーの仕事上の実績は「ゲームの売上」です。開発したゲームの売上が、直接その人の評価に繋がります。ヒットゲームを作ることは必ずしも狙って出来ることではありません。日頃からトレンドに敏感になり、自身のスキルアップのために勉強をしていくことが必要です。ビジネススキルの勉強をする、プレゼン能力を鍛える、というように、多岐にわたるスキルを底上げすると重宝される人材となります。

人脈を大切にするということもキャリアアップには欠かせません。少しでも多くのゲーム業界の方々と親しくなっておきましょう。仕事を円滑に進めるためにも、急に人材が必要になった時に対処してもらいやすくなります。会社員として働く場合ももちろんですが、将来起業を考えているのであれば、ますます人脈が大切になってきます。積極的に業界内パーティなどに参加し、知り合いを増やしていくことも仕事の一つです。

最後に前述の努力はゲーム作りへの情熱がなければできないことです。ゲームプランナーとしての仕事は多岐にわたり、大変なことも多いですが、ゲーム作りに対する情熱があってこそ乗り越えられるものです。その情熱を糧に、キャリアアップを目指していきましょう。

まとめ

ここまで、ゲームプランナーの実情と将来性について解説しました。

ゲームが拡大を続ける有望な業界であることは間違いありません。大変なことも多いですが、その分、やりがいも多く達成感を味わえるでしょう。今後、ゲームアプリやオンラインゲームの市場が活性化する中で、求められるスキルも多様化していくことが見込まれますが、ゲーム作りに対する情熱を持ち、貪欲に努力することが、ゲームプランナーとして成功する一つの秘訣なのではないでしょうか。

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