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映像クリエイターの履歴書・職務経歴書に書くべきことは?
COLUMN 2020.8.05

映像クリエイターの履歴書・職務経歴書に書くべきことは?

映像クリエイターの就職先には、映像制作会社やテレビ局、広告代理店などがあります。できるなら第一希望の会社に入りたいですよね。そこでこの記事では、少しでも理想の就職に備えるために、映像クリエイターに求められる素養、履歴書・職務経歴書を書く際のポイント、映像クリエイターの面接について解説します。

映像クリエイターに求められる素養

映像クリエイターの業務内容には、映像の撮影や編集、音声加工など多岐にわたります。ここでは、映像クリエイター全般に求められる素養をご紹介します。

映像編集スキル

クライアントから提供された映像を編集することは、映像クリエイターとして最も基本的な仕事のひとつです。近年はプロが使っている映像編集ソフトを月額数千円ほどで利用できるようになっているので、早い時期から映像編集の技術を学びやすい環境が整っているといえます。
業務経験を重ねてくると、音響制作や撮影などの作業を依頼される場合があります。映像のクオリティを向上させる方法として、音響や企画制作に関する知識を習得しておくことは不可欠です。

コミュニケーション能力

映像クリエイターは企画、撮影、編集などを複数人で分業することがよくある職業です。効率的に業務を進めるには、クリエイター間で各々の得意分野や担当業務を正しく把握することが最低限必要になります。企画担当であれば、制作チームやクライアントに企画内容を正しく共有できるトークスキルを備えていることも不可欠です。
クライアントから直接ヒアリングを行う立場になった場合、ニーズを上手く引き出して形にするコミュニケーションスキルの高さが大事になってきます。

マネジメント力

制作チームを統括するプロデューサーになった場合、プロジェクトを問題なく進められるように体制を整えるマネジメント能力が必要とされてきます。制作予算の調達や機材の手配、制作チームを編成するといった作業がプロデューサー職には要求されます。
対外的な仕事では、クライアントから要望を聞き出し、より良い作品にできるように企画制作を行うスキルが必要になります。
映像クリエイターとしてすぐに必要となるスキルではありませんが、プロデューサー職へのキャリアアップを目指すのであれば、マネジメント能力は習得しておきたいところです。

体力

映像クリエイターは映像の撮影、編集や音声加工、企画などを幅広く行う仕事です。近年は高機能なCG作成ツールや映像編集ソフトが増えており、世間のトレンドに沿った作品を作るには常に最新技術を勉強しておく必要があります。
映像クリエイターとして経験が浅い時期はさまざまな知識を習得する必要があり、仕事と勉強を両立することが要求されてきます。映像関係は多忙な企業が多く、とくに業界経験が浅い時期は体力が必要になる職業です。

履歴書・職務経歴書を書く際のポイント

映像クリエイターの履歴書・職務経歴書を書く際には、知識や経験などを採用担当者に対して分かりやすくアピールすることを心がけることが重要です。ここでは、具体的に重視するべき要素や気をつけたいことを紹介していきます。

これまでの実績を明確に伝える

履歴書・職務経歴書は、映像クリエイターに限らずほとんどの業種、企業で必須とされる書類です。応募先に対して学歴や経験を正確にアピールすることで、自分の能力に見合った企業へ就職できる可能性を高くできます。
職務経歴書を記載するときには働いていた時期、業務内容、可能であれば制作実績などをなるべく具体的に書くことを心がけましょう。
デザイナー志望の場合、文章の区切り方や改行などを工夫して、これまでの実績が相手に伝わりやすいように配慮しておくことをおすすめします。

前職で得た経験をアピールする

中途採用で映像クリエイターの面接を受ける場合、企画制作のスキルやコミュニケーション能力など、前職で得た経験をアピールできるように準備しておきましょう。他には前職の業界に関する専門知識も説明できるようにしておくと、映像クリエイターの面接を有利に進められる可能性があります。
新規採用である場合、スクールやクラウドソーシングサービスなどで得た知識や経験があれば、説明できるように用意しておきましょう。もし学校や一般のコンテストで優れた成績を収めている場合、具体的にアピールすることで採用担当者の目に留まる確率を高くできます。

志望動機に熱意と具体性を持たせる

映像制作は近年人気がある業種で、書類審査の段階から厳しい競争になる可能性が高いといえます。採用担当者の目に留まる書類を作るには、具体的で就職への熱意が伝わってくる志望動機を書くことが重要なポイントになります。
応募先の会社を選んだ理由、入社後にどういった仕事を行いたいか、会社に対してどう貢献していきたいかなどを具体的に書くことを心がけると、採用担当者の目に留まりやすい志望動機となるでしょう。

趣味・特技は本当に好きなものを書く

趣味・特技の記入欄に書く内容は、面接官から質問されることを想定して書く必要があります。映像クリエイター系の人は趣味で映像制作をしていたり、特定の趣味を突き詰めていたりすることが珍しくありません。実際に細かく説明できる趣味を書いておくと、もし踏みいった質問をされた場合でも余裕を持って説明しやすくなります。
なお、会社によっては、好きな映像作品をいくつか答えるように質問される場合もあります。採用担当者にとっては、影響を受けた作品を知ることで応募者の価値観を把握できるというメリットがあります。

映像クリエイターの面接

ここでは、映像クリエイターの採用面接当日に向けて準備しておきたいこと、および気を付けるべきことをご紹介します。

服装はオフィスカジュアルにする

面接時の服装が私服で良い企業であれば、ビジネスシーンに適したオフィスカジュアルの服装で面接を受けることをおすすめします。
服の色は黒やベージュなどのベーシックカラーで、ビジネス向けの印象を与えるジャケットやパンツあるいはスカートを組み合わせることでオフィスカジュアルの服装になります。
ビジネススーツよりは多少カジュアルで、ジーパンやTシャツといった軽すぎる服装よりもビジネス向けの服装をすることを心がけましょう。オフィスカジュアルの定義は会社によって異なるので、可能であれば社員の服装を見て判断することをおすすめします。

ポートフォリオは制作箇所を説明できるようにする

ポートフォリオを制作すると、映像制作の実績やスキルを外部に対して分かりやすく示せるようになります。複数人で制作した作品をポートフォリオに掲載する場合、応募者自身が担当した箇所も合わせて掲載することをおすすめします。
制作箇所を明らかにすると、採用担当者は応募者個人の実力や得意分野を把握しやすくなるというメリットがあります。音声加工や撮影などを総合的に行える場合、個人制作の動画をポートフォリオに追加しておくことで、動画制作スキルをアピールすることが可能です。

映像制作以外の技術もアピールする

クライアントの意向に沿った映像作品を作るには、動画広告の運用法やSEO対策といったマーケティング手法をある程度理解しておく必要があります。製品の売上アップやブランディングを効率的に行える映像クリエイターは企業の目に留まりやすく、採用面接を有利に進められる可能性も高いです。

まとめ

映像クリエイターとして就業することを目指す場合、動画制作の経験や前職で得たビジネススキルなどを採用担当者に対して分かりやすくアピールすることが重要です。履歴書・職務経歴書には学歴や職歴を具体的に書いたうえで、応募先の企業を選んだ理由を志望動機として熱意をもって書く必要があります。映像クリエイターへの就職、転職を目指す方はポートフォリオに力を入れるだけではなく、当記事を参考にして履歴書・職務経歴書を用意したうえで採用面接に進むことをおすすめします。

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