オンラインを有効活用して自分の強みを打ち出し、提供することができれば、自分自身の仕事に新たな可能性を見出すことができます。
複業(副業)の柱が増えれば、時代の変化にも強くなります。複業(副業)の柱が多いほど、出会いも多様になり、キャリアを個性的に輝かせることができます。
そこで今回は、オンラインで行うことができるビジネスを10個ご紹介していきます。
ビジネス1:オンラインコミュニケーション
単に「まったく別の人と話したい」というニーズがあります。要は、平凡なコミュニケーションを全世界に売り出すだけでも、ビジネスとして成立するということです。
もしかすると、「私の職場は女性しかいないから、30代男性とのコミュニケーション経験を増やしたい」というニーズを満たすサービスを打ち出すだけでも稼げるかもしれません。
オンライン居酒屋やオンライン飲み会という言葉がありましたが、ある特定の趣味のオンライン座談会を開催するのも良いでしょう。面白い企画と交流を促すエスコートができれば、ネット上の口コミで、同じ趣味を持った人が続々集まるかもしれません。
もちろん、相談、カウンセリング、コンサルティングと課題解決に繋がるものはよりターゲットには刺さるコミュニケーションになるでしょう。
ビジネス2:オンラインコミュニティ
典型的なコミュニティビジネスが「オンラインサロン」の運営です。同志が集まり、お互いを高め合うことで、目標や目的が加速度的に達成されるようなサロンは素晴らしいですよね。
専門的なコミュニティに、初心者を迎え入れ、初心者を育てるというだけでなくオンラインコミュニティを売り込む内容はいくらでもあります。
単なるコミュニティでの過ごしやすさを売りにするのも良いでしょう。悩みを持った人たちを集めて、その悩みの解決に繋がるゲストをセッティングするもの良いでしょう。
安定したオンラインコミュニティを作ることができれば、「コミュニティ内にサービスや商品を宣伝して欲しい」という企業案件などを得られる可能性もあります。
ビジネス3:スキルシェア
自分のスキルを売るビジネスですね。スキルシャアのプラットフォームはカオスマップが存在するほど、大量に存在します。
コツは、自分が提供できるスキルのメニューをどんどん増やすことです。何かしらが引っ掛かってビジネスとして成立していきます。
ビジネス4:デジタルコンテンツ
電子教材、電子書籍、動画配信、ブログ記事、テンプレート販売など、デジタルコンテンツを販売していきます。
ワードで作成したものをPDFに出力し、オンラインストアで販売するという形で、コストゼロで始めることができ、在庫も抱える必要がありません。
もしもあなたが閉鎖的な業界で働いているのであれば、その閉鎖的な業界の面白い情報や裏事情を欲しているかもしれません。
デジタルコンテンツを一度作ってしまえば、その内容をセミナーに変えたり、冊子に変えたり、メルマガにしたり、多展開することができます。
ビジネス5:オンライン物販
新型コロナウイルスの影響で、マスクを自作し販売して売り上げを上げた人が多く存在しました。ハンドメイドが趣味の人には特におすすめです。
オンライン物販は激戦区なので、何かしらのフックやインパクトや使い勝手の良さが求められます。
また、データを入稿し、注文があってから印刷などをするようなサービスもあり、コストを掛けずに始められるものもあります。
オンラインで販売する過程で、「物撮り」などにチャレンジしたり、商品のアピール文章を書いたり、SNSでプロモーションしたり、付随して、様々なスキルをセットすることができます。
ビジネス6:オンライン教室
趣味を教えるオンライン教室やオンライン授業、オンラインセミナーも立派なビジネスです。
主催する立場からすれば、会場を借りる必要もなく、集客人数が少なくても、自身の人件費の負担しかありません。
そのため、ニッチな趣味や攻めた内容の授業やセミナーを開くことができます。
参加者も会場へ足を運ぶ移動コストがない分、「あっ、これ面白そうだ!聞いてみたい!」というものに気軽に参加できます。
また、オンライン教室を収益ポイントにするのではなく、見込み客を作る接点にし、コミュニティビジネスやデジタルコンテンツ販売に繋げることもできます。
無料オンライン教室でリードやリストを獲得し、獲得したリストに対してアフィリエイトを行うなど、多くの可能性があります。
ビジネス7:オンラインディレクション
クライアントを獲得し、オンラインで納品まで完結するディレクションを提供するサービスです。
ディレクター側は、スキルシェアプラットフォーム、クラウドソーシングサービスでクリエイターや外注制作者を見つけることができ、クライアントとクリエイターに関するコミュニケーションを全てオンラインで完結することができます。
例えば、異業種交流会で出会った中小企業の経営者が、「Webサイトをリニューアルしたいんだけど、知り合いいない?」と話を持ち掛けたら、自分がディレクターをやると良いでしょう。
ディレクションスキルというのは持っておくと、様々なプロジェクトを進行することが可能になります。既に知り合ったビジネスパーソンの「何かを作りたい」といったようなニーズを満たすことができます。
「クリエイターに丸投げでいいから、とにかくいいものを作ってくれるなら全部任せたい!」と考えている経営者は多いため、オンラインディレクションは、ビジネス交流が多い人にはお勧めです。
ビジネス8:オンライン営業代行
サービスや商品の営業をオンライン完結で代行するビジネスです。オンライン営業代行には大きな可能性があります。
代理店契約などを結ぶことができれば、ターゲットをネット上で見つけ、フォームでアポを取り、オンラインミーティングなどを行えば、サービスや商品をきちんと営業する機会を得ることができます。
ネット上で自分で商材を開拓し、自分で売って稼ぐ、個人商社のような稼ぎ方ができるのです。
ビジネス9:オンラインライブ
オンラインには「投げ銭プラットフォーム」があります。例えば、大道芸の能力があれば、大道芸をオンラインライブで配信することで投げ銭を得られます。
アクロバティックなものは、バズ力があり、YouTube動画などに転用すると再生数も稼ぐことができます。
ビジネス10:クラウドファンディング
ものづくりが好きな人で、「ものづくりで稼ぐのは初期コストが非常に高いからできないな…」と感じている人は、クラウドファンディングがオススメです。
物販においてクラウドファンディングは、本当に良い企画であれば、資金が集まりやすいからです。商品開発の場合、リターンは商品になります。なので、クラウドファウンディングは事実上、商品企画・開発の段階で、多数の予約を実現させることができます。結果、リスクなしでものづくりにチャレンジできます。
ものづくりが好きで、なおかつ「絶対世の中にこんなものがあったほうがいいんだけどな~」と感じるものがあれば、チャレンジしてみると良いかもしれません。
最後に:オンラインの可能性を追求し、オンラインに強いビジネスパーソンになろう
以上、オンラインビジネスを10個ご紹介してきました。オンラインとは時代が進むにつれて、リアルと双璧する市場になっています。
リアルのみの販売チャンネル、ビジネスリソースしかない人は、それだけリスクを抱えることになります。
時代の変化を受けいれ、自分自身でトライ&エラーを積極的に繰り返していくことが、自分らしく稼ぎ続けるコツだとも言えます。
自分自身のスキルやアイデアをオンラインビジネスに上手く生かせるようになっていきたいですね。