Adobeが毎年リアルで開催する盛大なクリエイターの祭典「Adobe MAX Japan」も、2020年はオンライン開催が決定。
アフタコーコロナ、with コロナの世界では、オンラインでマッチングすることが当たり前になっていくでしょう。
・オンライン婚活
・オンラインコワワーキング
・オンライン交流会
・オンライン展示会
・オンラインイベント
・オンラインセミナー
・オンライン居酒屋
・オンラインBar
もしかすると、私たちはこれまでオンラインマッチングの開拓不足だったのかもしれません。リアルで事足りれば、リアル以外に目を向ける必要がありません。
逆に言えば、コロナはオンラインマッチングへの視野をプレゼントしてくれたと言えます。転換期によい転換をすること、過去に捉われないことは非常に大切です。
そこで、今回はオンラインでマッチングすることの重要性について掘り下げていきたいと思います。
オンラインマッチングリソースのない企業は機会創出を失う時代へ
オフラインと双璧、いや、オフラインを超える新たな可能性を持っている
これからは、オンラインも立派な資源の一つになります。「通販」といったありふれたシステムへの転換を言っているのではありません。
オンラインという形状を自身のビジネスモデルへより主体的に融合させ、独自の強みを作り出していくのです。
オフラインでできないから、オンラインでやるということではなく、オンラインでしかできないことが、そこには広がっている、この感覚を持ちことが、これから企業が大きく成長する何よりの鍵となります。
オンラインマッチングをビジネスフェーズで言えば、「リードの獲得」と言えるでしょう。見込み客との接点を増やし、確保するためにオンラインマッチングは非常に有益な手段になります。
オンラインは物理的な負担がありません。移動コストや会場設営コストがなくなります。その代わりに、正しいツールを策定したり、時にはオンライン上の環境をデザインしていくエンジニアリングが必要になることもあるでしょう。
オンラインマッチングのリテラシーは、Webリテラシー、インターネットリテラシー、UXリテラシー、ITリテラシーなどを融合して形成されます。
ITやWebに関するスキルはなくとも、リテラシーを積極的に日頃から積み上げておく必要があるでしょう。
時代を先取りしていたマッチングアプリ
恋のファーストコンタクトがオンラインで始まるのは当たり前に浸透している
オンラインマッチングの最も起源的なビジネスは、マッチングアプリではないでしょうか。今でも「アプリで出会って、結婚までするのなんてまったく考えられない!」という感覚の人は存在しています。その一方で、マッチングアプリはネットリテラシーが高い人にとっては、あまりにも有難いマッチングリソースになっていることでしょう。
マッチングアプリを使ったことがあるビジネス感度の高い人なら「えっ、このマッチングアプリの枠組みって、他のビジネスでも使えるんじゃない!?」と普通にピンと来るはずです。
一般個人対一般個人のマッチングだけでなく、企業対企業のマッチングでも使えるでしょう。むしろ、これまでは閉鎖的で場当たり的で足でマッチングを稼いできたB to Bの世界のほうが、マッチングアプリのようなシステムをフィットすると捉えることもできます。
転職に関しても、既存のWebエントリーから面接の流れはガラパゴス化していく可能性も高いでしょう。
カメラの「画質」が第一印象に大きく直結する
「初めまして」の出会いで鍵を握る「配信画質」
オンラインマッチングにおいてかなり重要になってくるのがカメラの画質です。このオンライン上の画質は、オフライン上の外見と同じです。
実際に会議やセミナーの際も、ハイスペックのカメラを通してみた人と、ロースペックなカメラの画面越しの人では、その印象は歴然です。
もっと言えば、高い画質で好意感を印象付けるアングルで自分を映し出した人の会話量や注目度は高くなります。結果、良いマッチングが起こるようになります。
これは商談から転職活動まで、画面を通して行うオンライン上のものすべてに言えることです。
判断する側は、カメラの機能を把握しながら、画面越しとリアルで会った時の印象のギャップまでは考えてくれます。良い映りは、良い印象の人に直結します。
このことからも、オンラインマッチングを主催する側も、参加する側も、己の画面クオリティを高めていくことがとても重要になります。
リモートで相手を審査・判断する側のWebリテラシーが低ければ、当人は、その人の印象が良い理由を「画質」ではなく「その人本来が持つ魅力」と捉えるようなことも起きるでしょう。
オンラインマッチングでは、自分の潜在能力や魅力がスルーされないためにも、なるべくハイスペックのカメラを利用することをオススメします。
特に「初めまして」からビジネスマッチングをする場合、あなたのことを何も理解されていません。限られた時間で相手の警戒心を外し、打ち解け、そして良い関係を築くためにも、一番最初に映し出される自己像は洗練させるべきです。
最後に:様々なオンラインイベントでトライ&エラーしていこう
オンラインでの立ち位置はオフラインを凌駕する
以上、オンラインマッチングの重要性について掘り下げて解説してきました。緊急事態宣言が解除になり、リアルな思考や体質に一気に戻ったビジネスパーソンが多い中、今がオンラインの可能性を追求するチャンスです。
今、オンラインに関する知識、リテラシー、スキルを高めれば、ビジネスパーソンとして一気に個性的な魅力を備えることができます。
また、オフラインで成り立っていた関係性やコミュケーション体系とはまったく違うがオンラインには存在します。社内競争や社内政治もオンラインでは、オフラインで積み上げたものはいったんフラットになり、オンラインを手に取る人間が一気にイニシアチブを取っていくでしょう。
企業としては、新しいジャンルに対して、全社員のリテラシー教育を計るのは大変しんどいかもしれませんが、「善は急げ」です。
ぜひ、オンラインマッチングのリソースを拡大し、オンラインを通して多くの見込み客・顧客・ビジネスパートナーを掴んでいってください。