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クリエイターがセンスを磨く3つの方法
TIPS 2020.3.18

クリエイターがセンスを磨く3つの方法

クリエイターの能力や結果を決定づける一つの要素が「センス」です。なぜなら、クリエイターは、クライアントの要望にしろ、ディレクターの指示にしろ、己の作品にしろ、「感じて、作る」の作業の連続だからです。

感じ方が鈍くてズレていると、そのフィーリングを土台に作るわけで、いくらアイデア力やソフトを使うスキルがズバ抜けていても、出来上がる制作物は微妙な完成度になってしまいます。

逆にセンスが良ければ、「ピンと来る」「ふと思う」という反射的なフィーリングが間違わない可能性が高くなります。

感覚的に想いのまま「最適解」を出せるので、創案がかなりスピーディーなクリエイターになります。創案が正しければ、後はそれを作るだけです。

しかしながら、クリエイターは「センスを戦略的に磨く訓練」というのは、あまりしていないと思います。

そこで、今回はクリエイターがセンスを磨くために、簡単に実践できる方法をご紹介していきたいと思います。

磨き方1:未知な「年代」のコンテンツを掘り下げる

ハイセンスなクリエイターというのは、センスを使い分ける、センスを演じられるクリエイターです。

「この案件はこういうセンスで切り取っていけばいいんだ!」「今回のプロジェクトだとああいうセンスで判断して作っていこう!」「この分野なら、あのセンスで駆け抜けたらダメだな」というような具合です。

様々なセンスの引き出しを持っていて、時と場合に応じて、適切なセンスを自分にインストールしているようなものです。

ハイセンスなクリエイターとは、カメレオン俳優のようなものなのです。

では、反射的にセンスを使い分ける、センスを演じていけるクリエイターになるにはどうすればいいかというと、まずは、自分の未知な年代のコンテンツにどっぷり浸かるということです。

音楽であれば、自分の世代で流行した曲ではなく、60年代のグループサウンズや70年代のフォークソングを聞くのも良いでしょう。

誰しもがプライベートになると、自分らしい選択、自分のパターンに陥った行動を取ります。だからこそ、センスの範疇も狭くなっていきます。

自分らしさを定期的にはく奪し、他の全く違うセンスにどっぷり浸かることはとても大事です。

そうすると、自分のツボが広くなります。他の全く違う分野へ興味を持って掘り下げることが苦ではなくなり、むしろ楽しいことになります。

すると、あらゆる情報に敏感になります。すべての情報に感度が高いということは、あらゆる物事に感覚が研ぎ澄まされることを意味します。結果、センスが良くなります。

磨き方2:未知な「分野」のコンテンツを掘り下げる

センスを磨くためには、自分の意にしないジャンルに定期的に触れる機会を増やすことです。

例えば、自分の趣味とはまったく関係ない物ばかりを無理やり薦めてくれる人は、交友関係的には嫌な人かもしれませんが、クリエイティブなセンスを磨くうえでは、かなりのキーパーソンです。

人というのは、無理やりに押し付けるぐらいまでされないと、なかなか自分の趣味以外の分野に向き合おうとはしません。

ある種、未知を受けいれるということは、自己否定感を強めることでもあります。だから、未知な分野に対して、力強い初動を取ることができないのです。

例えば、本屋に行って、目を閉じて、くじを引くように本を手に取ったとします。そして、目を開けた後に「なんか、この本自分が好きそうじゃないなー」と感じたら、それはセンスを磨くチャンスです。

磨き方3:他人のレビューをひたすらかき集める

他人の声にまったく耳を傾けずに、自分の独自のセンスを受けいれられているクリエイターもいるかもしれませんが、こういったクリエイターは、アーティスト寄りのセンスを持ったクリエイターと言えるでしょう。

自分のアーティスト性を認めさせて、自分のアーティスト性をハイセンスという市場やブランドに仕立てるという方向性もあります。

しかし、それは「センスを磨く」というより「センスを作る」というやり方です。もちろん、センスを作るにも、ある程度の共感度をもたらすことができるから、アーティストとして認められる部分はあるでしょう。

しかし、戦略的にセンスを磨くのであれば、他人のレビューをひたすら気にして、他人一人ひとりの価値観や意見を熟考することはとてもいい手法です。

今の時代は、ネットニュースのコメント欄にしても、SNSのタイムラインにしても、あらゆる人があらゆる価値観や意見をぶつけています。

そういった他人の価値観や意見に触れながら、その人はいったいどんな人なのか、どんな場所で、どんな一日を過ごしているのか、そういったことをイメージしていくのです。

クリエイティブとは最終的には、人へ影響を与える仕事です。だからこそ、他人の感じ方に徹底的に向き合うと、人へ影響を与えるコツを掴むのが上手になり、クリエイティブの質が高まるのです。

最後に:センスとは自分を崩して感覚の海を泳ぐことである

以上、クリエイターがセンスを磨く3つの方法をご紹介してきました。とても簡単にできることなのですが、これを自分一人で戦略的にするとなると、意外にやっていない人は多いでしょう。

自分色で、自分らしいクリエイティブで成功できる人ほど、意外にも、自分を逸脱することが上手だったりします。

自分の感覚に固執せず、むしろ、自分はないようなものと思ってしまえば、その都度、感覚を借りてきてインストールするような、「感覚の演者」になることができます。

ある種、センスを磨くことは、自分一人の狭いセンスの池を飛び出して、全世界的に存在するあらゆるセンスの海を泳いでいくことなのです。

あらゆるセンスを泳ぎ切ったからこそ、必要に応じて、触れてきたセンスを持ち出し、そのセンスでクリエイティブすることができます。

センスを磨いて、多様な案件や分野で羽ばたけるようなクリエイターになっていきましょう。

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