Webデザイナーの「キャリアパス」と「キャリアアップ」を成功させる「キャリアビジョン」の描き方
Webデザイナーのキャリアパスとは
Webデザイナーからのキャリアパスをきちんと考えていますか?
Webデザイナーが成功し続けるために、大事なのは、キャリアを積み上げ続けることです。そこで、大事なのが、キャリアパスという考えです。
- <Webデザイナーのキャリアパスとは>
- 会社や団体内にいるWebデザイナーが
- ある職位や職務へ成り上がるために
- 通るべきキャリアの道筋
キャリアパスを考えるうえで大事なのが、所属する社内や団体内に、目指したい職位や職務があるのかということです。
もしくは、あなたがWebプロデューサーへ憧れていたとしましょう。現在、社内のWebデザイナーとしては社内に満足しているかもしれませんが、その会社のWebプロデューサーのマニュアルや指針が、自分の思い描いたWebプロデューサー業と異なる可能性もあります。
キャリアビジョンと同時にキャリアップを考えていかなければいけません。
Webデザイナーのキャリアアップとは
Webデザイナーであったという事実はキャリアアップを後押ししてくれる
キャリアアップという言葉もよく耳にすると思います。キャリアアップとは、「より高い専門的知識や能力を身につけること。 経歴を高くすること。 高い地位や高給職への転職」を指します。
キャリアパスが所属内の「内から内への上昇」を示すなら、キャリアップは所属先を変えることも見越した「内から外への上昇」を含みます。また、キャリアパスは、Webデザイナーに近似的な職務を行うのに対して、キャリアアップはまったく違う職種を含みます。
そして、Webデザイナーとは非常にキャリアアップに有利な職業です。「Web上でのデザインに長けている」という能力は、もう一つの別の専門性と掛け合わせることで、かなり個性的で使い勝手の良いものになるからです。そのことにより、Webデザイナー時よりも、大きな月収、年収を手にする可能性も出てきます。
Webデザイナーが描くべきキャリアビジョンとは
Webデザイナーの経験値を確実に長期的な幸福へ昇華させるには
キャリアパスとキャアリアップの双方向を考えることが、正しいキャリアプランです。特に、どこに属すかという、「所属」のキャリアビジョンと、何を学ぶかという「習得」のキャリアビジョンをしっかり考えて、多彩な情報を仕入れるようにしましょう。
- <所属のキャリアビジョン>
- 社内の職位、職務
- 転職
- フリーランス
- 法人化
- 複業、パラレルキャリア
- 外部役員
- <習得のキャリアビジョン>
- Webデザインをさらに掘り下げる
- Web業界の別スキルを積み上げる
- 別職種のスキルを積み上げる
- 自分で立ち上げて運用する
- 学術の分野へ入り込む
ベストなキャリアビジョンは、「どこに属しても通用するWebデザイナーのスキルを持った社会人」に成り上がることです。そのために、一番のおすすめする習得すべきことは、「3.別職種のスキルを積み上げる」「4.自分で立ち上げて運用する」というものです。
まず、「3.別職種のスキルを積み上げる」ことですが、基本は専門性の深いものなら何でも構いません。保険の営業でも、海外投資でも、英語ライティングでも、何でも掛け算して、個性的でパワフルなキャリアへカスタマイズすることができます。
加えて、Webデザイナーとしての専門性に向き合い、さらに別の専門分野に向き合うと、次からは新しい情報を自然に拾ってノウハウにする力が俄然高まっていきます。この力が意外と頼りになるんです。
さらに、「4.自分で立ち上げて運用する」というのは、Webメディアを立ち上げて広告費で稼いだり、ネットショップで物販したり、無料でもいいので定期的にセミナーやコンサル会を開いたり、コミュニティやサロンをまとめたりすることです。
実際に自分で立ち上げて、試行錯誤して、数字を出す。この経験がすべて、ノウハウになります。自分で立ち上げて運用したことがないWebデザイナー、Webディレクター、Webプロデューサーを簡単に凌駕します。
なぜなら、自分で立ち上げて、トライ&エラーして数字を出すことは、企画も、デザインも、コンサルも、ディレクションも、プロデュースも、解析も、分析も、すべて自分で行っているからです。結果的に、自分で運用することで、キャリアパスもキャリアアップもあらゆる選択が可能なWebデザイナーとしてのポテンシャルが築けるわけです。
最後に:Webデザイナーは転職をたくさんしてみよう
転職を繰り返せば、Webデザイナーの経験値を活かせる
Webデザイナーのキャリアパスとキャリアアップを成功させるキャリアビジョンの描き方についてお伝えしてきました。
Webデザインとは、とても素晴らしいスキルです。たとえ、今後、人工知能や便利なアプリケーションであまりにもWebデザインが簡単になったとしても、「Webデザイン脳」というのは、どの業界、どの職種にもきちんと生かすことができます。
そして、Webデザイナーのスキルをよりきちんと生かすために、転職はとても良い機会になります。
- <Webデザイナー転職のメリット>
- 数年間の所属にマイナスイメージが比較的少ない
- 会社によってあまりにも働き方が違う
- いろんなコミュニケーションスタイルを経験できる
- Web業界での人脈を自然に増やすことができる
- 出戻り先を増やすことができる
- 起業や独立の際にバックアップになる
どうでしょうか?キャリビジョンとしては、Webデザイナーの転職って魅力的なことが多いですよね。ぜひ、Webデザイナーのキャリアパスとキャリアアップで悩んでいる方の参考になればと思います。