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イラストレーターが持っておくべき資格は何?必要な勉強もご紹介!
COLUMN 2020.2.07

イラストレーターが持っておくべき資格は何?必要な勉強もご紹介!

世の中には多くの職業があり、往々にしてさまざまな「資格」が必要となりますが、イラストレーターの場合はどうなのでしょうか。
この記事では、イラストレーターという仕事をする上で持っておくと有利な6つの資格と、その他に勉強しておくべき4つのことをご紹介していきます。

イラストレーターが持っておくと有利な資格

まず前提として、イラストレーターという職業へ就くために必須となる資格はありません。何も資格を持っていなくとも、「私はイラストレーターである」と名乗ることだけならば可能です。しかし、実際にイラストレーターとして仕事を受注していくうえで持っていた方がよい資格は存在します。仕事を依頼する側としてもなるべく腕のよいイラストレーターに頼みたいため、さまざまな絵に関する資格を持っている人物の方が安心して依頼できます。

ここでは、イラストレーターとして仕事を安定して受注できるようになるため取得しておくと有利な6つの資格をご紹介します。

Photoshopクリエイター能力認定試験

Photoshop(フォトショップ)はアドビ社の画像編集ソフトであり、写真の補正・デザイン・イラストなど多くの機能を備えています。イラストレーターに限らずとも、パソコン上でイラストを描いたりWebサイトをデザインしたりと、多くの機会で用いられるソフトです。「Photoshopクリエイター能力認定試験」とは、Photoshopの使用技術を測るために「サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会」が主催する試験です。

試験は「スタンダード」と「エキスパート」の2階級に分かれています。
スタンダード階級は一般的なオペレーターやアシスタント程度のレベルを想定しており、ソフトの基本的な操作技能や、指示された通りの作業を正確かつ合理的に行う技術が要求されます。試験は実技・実践形式で行われます。
一方、エキスパート階級はデザイナーやクリエイター業務が可能なレベルを想定しており、基本的な知識に加え、デザインコンセプトや表現の目的に応じて適切な機能を利用し、顧客の要望に合わせた創造性の高いコンテンツを作れることが求められます。試験はスタンダードと同様に実技・実践、さらにそれらに加えて知識も問われる内容となっています。

学歴や年齢といった受験の資格は特にありません。そのため誰でも受けることができ、さらに受験申し込みも随時可能です。試験の実施日時は全国の会場により変わりますが、概ね高頻度で実施されているため予定は合わせやすいでしょう。

illustratorクリエイター能力認定試験

illustrator(イラストレーター)はPhotoshopと同様アドビ社の画像編集ソフトで、画像の編集やデザインなどで用いられます。コンピュータ上でイラストを描く際には欠かせないソフトで、その名の通りイラストレーターにとって必需品と言えるソフトです。「illustratorクリエイター能力認定試験」とは、こちらもPhotoshopと同様、illustrator仕様技術測定のために「サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会」が主催する試験です。

やはりPhotoshopと同様に、試験は基本的な操作技能や正確で合理的な作業能力を求める「スタンダード」階級と、適切な機能を用いて顧客の要望に合わせたコンテンツの制作能力を求める「エキスパート」階級の2つに分かれています。学歴・年齢のような受験資格もなく申し込みも随時可能、試験の実施も高頻度のため比較的気軽に受けることができます。

アドビ認定エキスパート(ACE)とアドビ認定アソシエイト(ACA)

「アドビ認定エキスパート(ACE)」はPhotoshopやillustratorを提供しているアドビ社が直々に認定している資格であり、各種アドビ製品に関する専門的な知識・技能の習得を証明する資格です。多数あるアドビ製品それぞれに対して試験があり、どれか一つに合格することで資格所持を名乗ることができます。名刺にACEのロゴを入れることもでき、自身の営業や案件探しに役立ちます。

ACEと似た資格に「アドビ認定アソシエイト(ACA)」というものがあり、こちらもアドビ社が認定している資格です。ACEとの違いは試験対象がPhotoshopとillustratorのみである点、受験料がACEより9,000円ほど安い点が挙げられます。イラストレーターの仕事でよく使うソフトはPhotoshopとillustratorなのでACAでもあまり困らないかもしれませんが、イラストレーターとしてより高い評価を受け多くの仕事を受注したいならばACEを持っておくとよいです。

CGクリエイター検定

「CGクリエイター検定」とは「CG-ARTS(公益社団法人画像情報教育振興協会)」が主催する検定試験で、コンピュータ・グラフィックを扱うデザイナー・クリエイター向けの検定です。CG映像の表現技術やCG理論への知識、CGソフトの仕様技術が問われます。昨今はイラストレーターでも3次元CG技術を扱うことが往々にしてあるため、この検定も受けることをおすすめします。

検定は「ベーシック」と「エキスパート」の2階級に分かれています。ベーシックレベルでは2次元・3次元それぞれのCGやデザインに対する理解力と、知識を利用したCG静止画の制作能力が求められます。一方、エキスパートレベルでは3次元CGや映像制作に対する専門的な理解力と、知識を応用しての3次元CG映像の制作能力が求められます。

色彩検定

「色彩検定」とは「公益社団法人 色彩検定協会」が主催・認定し、文部科学省が後援する検定です。色彩を理論に基づき実践的に活用できる能力を認定するもので、色に関する知識や技能に対する理論的・系統的な学習を促すものです。1~3級に分かれており、実務や学歴といった受験資格がないため老若男女問わず受験者がいます。

イラストレーターは色彩をよく扱う仕事のため、取得しておけば自身の技量を裏付ける材料の一つとして使えるでしょう。

カラーコーディネーター検定試験

色彩検定は色を扱う検定試験ですが、「カラーコーディネーター検定試験」も同様に色彩に関する知識を求める検定です。こちらは商工会議所が主催しており、色彩検定と比べ学術的・工業的な分野で強い傾向があります。1~3級に分かれていますが、このうち1級はさらに「ファッション」「商品」「環境」という3分野に分かれ、より高い専門性を求める検定となっています。

色彩検定と同様色を扱う資格であり、イラストレーターの仕事内容から取得する人も少なくありません。

イラストレーターを目指す人が勉強すべきこと

イラストレーターを目指すならば、資格取得のため以外にも学んでおくべきことが主に4つあります。イラストレーターに必須と言えるものを以下でご紹介します。

デッサン

絵を描く仕事であるイラストレーターになりたい場合、絵描きの練習、特に絵の基本であるデッサン練習をする必要があります。何度も模写を繰り返して画力の向上・描画速度の高速化に励みましょう。また、美大からイラストレーターを目指すという場合には、入試の実技試験でデッサンが必要となるため練習が必須となります。

デザイン

デザインの理論や流行などを学んでおくことも重要です。デザインの中には平面系と立体系がありますが、出来る限り両方学ぶべきでしょう。イラストに直接的に関わるのは印刷媒体を主とした平面系デザインですが、イラストレーターはグッズや日用品のような立体物に用いるイラストを書くことも多々あります。平面と立体、両方の知識を習得しておけば、それだけイラストレーターとしての仕事の幅も広がります。

デザインソフトの使用法

現代のイラストレーターはパソコンやペンタブ(タッチペンとタッチパネルを使ってパソコンのカーソルを動かすもの)などのデジタル機器、特にデザインソフトの扱いに習熟しておく必要があります。今の時代、イラストレーターがイラストを描くために紙や絵具を使うようなことは少なくなりました。大半の場合はパソコン上のデザインソフトとペンタブを使って描いています。よく用いられるアドビ社のPhotoshopやillustratorは実力を測る試験が複数あるため、これらへの合格を1つの目標としてもよいでしょう。

芸術に関する知識

芸術分野に関するさまざまな知識を得ることも大切です。イラストレーターは多くの知識が求められる仕事であり、描くイラストの分野への知識に加えてイラストそのもの=芸術への知識も必要となります。

「美しい絵とはどういったものか」「効果的なロゴとは何か」「有名画家はなぜ有名になったのか」などといった芸術関連の各種知識を習得することで、自分の描くイラストへ活かすことができます。芸術の世界で生きるのであれば、原始時代の壁画から続く芸術の歴史の中で生まれた多くの表現技法を活かさない手はないでしょう。

まとめ

イラストレーターとしての活躍をサポートする6つの資格をご紹介しました。これらがなくともイラストレーターを名乗ることならできますが、持っていた方が信頼度を高めることができるでしょう。同時に、イラストレーターを目指すうえで学んでおくべきことも4つあります。これらの知識があると描くイラストに深みが出てくるものです。
イラストレーターとしての評価をより上げられるよう、学ぶべきことは早めに学んでおきましょう。

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