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「ダサく」ならないとはどういうことか?「オシャレ」なデザインの本質
COLUMN 2019.11.30

「ダサく」ならないとはどういうことか?「オシャレ」なデザインの本質

デザインソフトを使えるスキルが同じでも、仕上がるデザインがまったく異なるのが、デザインの世界。

「オシャレなデザイン」や「ハマるデザイン」を作ることのできるデザイナーは、「ダサくならない」ことを心得ています。

そこで今回はダサくならないとはどういうことか、ダサいデザインとオシャレデザインの違いについて掘り下げていきたいと思います。

ダサくならないとは「俯瞰」しているということ

オシャレなデザインとは独りよがりを脱却すること

俯瞰とは、一歩引いた視点から自分を包括的に見ることです。RPGの主人公が自分なら、俯瞰の視点はそれをコントロールしているゲームプレーヤーになります。

俯瞰の能力が高いデザイナーは、自分の作ったデザインを一歩引いた目で常に判断するだけでなく、様々な人の立場に置き換えてデザインを判断することができます。

既存でオシャレだと周囲から認識されているデザイン、クライアントのニーズ、ターゲットユーザの感覚など、いろんな視点を正しく加味しながら作るため、完成されるものは、絶対にダサくなりません。

オシャレなデザインとは独りよがりを脱却し、俯瞰能力を引き上げるデザイナーが作る成果物と言うことができます。

ダサくならないとは「関心」を絶やさないこと

オシャレなデザインとは他者へ愛を注ぐこと

ダサいとは、ある種「不自然」であることを意味しています。「そのクライアントニーズに、そのデザインの質感は、不自然」といった具合です。仕上がったデザインを見て、「なんだかハマっていない」と感じてしまうのは、そのデザインの存在が不自然であり、違和感を覚えるからです。

では、なぜ、そうした不自然なデザインを仕上げてしまうのかというと、これは普段から他のデザインに興味が無さ過ぎるからです。

例えば、コンビニへ行けばたくさんのパッケージデザインやプロダクトデザインに触れることができます。コンビニは新商品がたくさん入れ替わりますが、コンビニを「デザインコンテンツ」として見て楽しむような関心が、ダサいものを量産するデザイナーには欠けていることが非常に多いです。

他のデザイナーや他のコンテンツへ愛を注ぎ、他者や他の世界を知っているからこそ、自分が作ったデザインの立ち位置というのを知ることができるのです。

ダサくならないとは「浸透」すること

オシャレなデザインはうまく世の中に馴染む

商業的な意味でのデザインでは特にオシャレなデザインとは、程よく無難であることが多いです。無難とは今の世の中の感覚や流れにうまく馴染んでいることを意味します。

単にディレクターからの指示を受けて、その指示を解釈し、デザインソフトで、自分のスキルを出力したところで、それがオシャレに繋がるわけではありません。

ダサくならないというのは、スキルの外にある、様々なものを解釈し、世の中にうまく馴染ませることなのです。

自分でデザインしたものを「合格」と見なし、クライアントやディレクターに提出する際に、「世の中に馴染んでいるか」というチェック項目に力を入れているデザイナーは、自分よがりの異質なデザインを仕上げることはありません。

仕上がっても「これだと、クライアントも納得しない」と途中で気づくからです。また、デザイナーの自分がそれを許さないでしょう。

ダサくならないとは「引き出し」を増やすこと

オシャレなデザインは素材をうまく生かしている

単純にダサいデザインは引き出しが少ないです。例えば、ロイヤリティーフリーの写真素材をたくさん持っている人は、それだけ使える写真の素材があります。

これはどういうことかというと、クライアントのニーズに沿った写真を選べる確率が上がることを意味します。単にフリー写真素材を持っている数だけが違うだけでも、デザインがダサくならない確率がぐんと減るわけです。

良質な他のクリエイターが作った素材をたくさん持っていると、それだけ良質な引き出しが増えます。また、フリー素材だけでなく、オシャレなデザインを日頃からストックしていて、それを閲覧して、ある程度の枠組みを利用するようなスキルがあれば、既に世の中に馴染んだものを踏襲しているためダサくはなりません。

最後に:デザインセンスとは他方へのエネルギー

ダサいデザイナーとオシャレなデザイナーの違い

オシャレとダサいの違いで、よく「センス」という言葉が出てきますが、これまで述べてきたことからも分かるように、センスとは内に秘めたものではく、他方を見つめることで得られる判断基準のようなものです。

センスがある人ほど、他者や他の物事への関心のスイッチをオンにできます。俯瞰の視点を備えているので、いろんな人の立場から物事の思考を試み、それをデザインセンスの糧にします。

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