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クリエイティブワークでミスを減らす10の方法
COLUMN 2019.10.03

クリエイティブワークでミスを減らす10の方法

ライターによる執筆の誤字・脱字、Webコーダーのコーディングミス、Webデザイナーのデザイン差し替え漏れなど、クリエイティブワークでのミスはできることなら少なくしたいですよね。

そこで、今回は、クリエイティブワークでミスを減らす10の方法をご紹介していきたいと思います。

方法1:確認を含めた余裕のあるスケジュールを作る

チェックをクリエイティブな時間とみなすことでミスを減らそう

ミスが多い人は、アイデアを生み出したり、土台を作ることのみを重要視する傾向にあります。チェック作業をクリエイティブな作業と認識せずに、スケジュールを創作に目一杯費やして、最後の最後に雑なチェックをしてしまうのです。

そこで、ミスを確認する時間をきちんとクリエイティブな時間だと意識しましょう。ミスが減ることは制作物の創造性を高めることだと、認知を変えていきましょう。

方法2:作業中は余計な思考や情報が入らないようにする

目の前の作業への意識を高めてミスを減らそう

作業に関係ない情報が自然に入ってきてしまう環境の場合、ワーキングメモリが誤作動を起こしやすくなります。デスクの周囲に視線を動かしてしまうものを減らしましょう。スマホを遠ざけ、PCブラウザを閉じて、作業に没入できるようにしましょう。

気持ちをリラックスするために、周囲と話すことは大切ですが、作業に集中することを考えれば、周りと話すときは周りと話すことに集中し、作業するときは作業だけに集中しましょう。ながら作業に慣れてしまうと、1つの作業だけをする状況にイライラしてしまいがちになり、ミス体質になってしまいます。

方法3:チェクリストを洗練させる

自分に即したベストなチェックリストでミスを減らそう

ミスを減らすには、最適なタイミングでチェックを行うことです。そして、チェックはその都度思いつきで行うのでなく、あらかじめ作られたチェックリストで行うのが良いでしょう。

しかし、自分で作ったチェックリストが既に完璧である訳ではありません。また、場合によってはチェック内容を変えるべきこともあるでしょう。自分自身のチェックリストをマニュアル化し、ケースバイケースで臨機応変に対応させることができれば、ミスをかなり減らすことができます。

方法4:チェックツールを複数使う

2つ以上のツールで検閲してミスを減らそう

ミスを診断するツールやソフト、Webサービスはたくさん存在します。そうしたチェックツールを1つだけでなく、数種類使うことで、よりミスを発見しやすくなります。

自分でミスを探索する際の思考や行動とは大きく異なったチェックツールを選定するようにしましょう。

方法5:自分の心地良さに打ち克つ

マイペース以外の調子を持ち込んでミスを減らそう

ミスが減らないクリエイターは、自分の心地良いペース、いわゆるマイペースがミスを誘発している可能性があります。気分が乗っていて、制作に集中することは大事ですが、あえて自分のペースとは違った制作リズムをランダムで入れていくことも大事です。

すると、自分の作業をより落ち着いて俯瞰して捉えることができ、ミスが減っていきます。

方法6:余裕のある人にチェックしてもらう

他者からの指摘でミスを減らそう

ある程度完成し、提出や納品が見えてきたら、時間的に余裕のある人にチェックしてもらうと、最終的なミスを防ぐことができます。重要なのは忙しい人を選定しないことです。忙しい人は、自分の作業でワーキングメモリに負荷を掛けているので、ミスを見つける判断力がなくなっている可能性があります。

社内全体が忙しいのであれば、事前にアポを取り、チェックのスケジュールを組んでもらうようにしましょう。

方法7:指示に対して複数個の質問を投げ掛ける

解釈の違いを防いでミスを減らそう

指示に対して謝った解釈で制作を行ってしまえば、のっけからミスをしているようなものです。そこで指示を自分の感覚だけで即座に解釈することは止めて、2~3個は必ず質問するようにしましょう。

その質問の答えが、指示の本質を理解する大きな手掛かりになり、思い違いというミスを減らすことができます。

方法8:ショートカットのテクニックを増やす

反射的作業を増やしてミスを減らそう

ショートカットキーを覚えると、ワーキングメモリを消費されにくい反射的な作業を増やすことができます。例えば、定番のコピペですら、ショートカットキーの組み合わせで行うのと、そうでない作業では、脳の負担が違います。小さな作業の連続が脳を疲れさせ、ミスを誘発するのです。

定期的にショートカットを覚える時間を確保し、ショートカットのテクニックを増やしていきましょう。

方法9:100%に仕上げるミニテストで訓練する

100%で終わらせる感覚を掴んでミスを減らそう

ミスが減らないクリエイターは、100%ミスなく行うことの経験値が足りない傾向があります。すると、どんな作業でもどうせミスが起こってしまうと感じ、ミスを減らそうという意識が弱くなるのです。

そこで、ミスをせずに100%に仕上げるミニテストで、ミスをしない感覚を植え付けていきましょう。冊子に書かれた100文字程度の文章を、10回連続誤字脱字なしで書き写す、といった作業で構いません。イラストレーターなら、指示された通りのシェイプを5個作る、という課題でも構いません。

小テストとして3分~5分程度で行えるものを、何度も行ってミスをしない作業感覚を掴んでいきましょう。

方法10:なるべく本音を引き出す

建前が生むミスを減らそう

ミスは後になればなるほど、深刻になっていきます。例えば、あるプロジェクトの打ち合わせが「建前」で進んでいったとします。つまり、クリエイティブ側がクライアントから本音を引き出せなかったということです。

そして、第一案を制作し、クライアントに提出しました。その制作案を見たクライアントは「このままではいけない」と思い、この時点でようやく自ら本音を切り出そうとします。よって、これまでのクリエイティブ活動はすべてミスとなり、水の泡となります。

こういった流れはミスの多い制作集団ではよく起こります。最初から本音を引き出しておけば、ミスなく、制作がスムーズになりました。また、最初にクライアントに疑惑を抱かれると、次からの提案にも疑問を抱かれてしまい、制作の進みが最後まで鈍化します。

本音を引き出すことは、クリエイティブの重大なミスを減らすことにはとても重要なのです。

最後に:ミスと上手に付き合えるクリエイターになろう

自分自身のミス体質を熟知し、臨機応変に創作していこう

以上、クリエイティブワークでミスを減らす10の方法をお伝えしてきました。今回の記事ではミスを減らすことの重要性を取り上げていますが、時にはミスを無視して突っ切って作業したほうがより創造的なものが生まれることも非常に多くあります。

重要なのは、自分自身のミス体質を熟知し、置かれた状況に対して適切に対応していくことです。クリエイティブにはミスはつきものですが、ミスへの向き合い方が上手になると、さらなる高みへのぼることができます。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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