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クリエイティブ領域で廃れない企業とは
COLUMN 2019.9.02

クリエイティブ領域で廃れない企業とは

クリエイティブ領域で廃れないことは、長期的にニーズを満たすこと

クリエイティブ領域で生き残り続けるために

制作会社、編集プロダクション、広告代理店などの企業、デザイナー、ライター、ディレクター、マーケターなどのクリエイターは、日々、テクノロジーの進化に対応しながら、その仕事を全うしています。

テクノロジーの進化の度合いとスピード感はしばしば私たちに危機感を与えます。最も大きな危機の一つが「業界が廃れる」ことです。

どんなに時代を俯瞰して読み取ったとしても、時代がどのような舵を切るのか、あまりにも読めない時代に突入してきました。

そこで今回は、混沌と進歩し続ける時代に、「クリエイティブ領域で廃れない企業」について分析していきたいと思います。

廃れない企業1:高度で複雑なマッチャー

壮大なプロジェクトをマッチング&マネジメントする企業

企業がある1つの技術屋集団の場合、技術が廃れると共に、一気に廃れていくと思います。つまり、すべての技術分野において廃れるリスクは免れないわけです。

むしろ、技術を外部のコネクションとして抑え、壮大で大人数を要して複雑に取りまとめが必要なプロジェクトをマッチングするような業界は廃れないと言えます。

人材をマッチングし、人材をマネジメントし、指揮を執る。その規模が大きくなればなるほど、難しく、できる企業も限られます。

フリーランスのディレクターがパンフレットやコーポレートサイトを作るためのマッチングやマネジメントすることが容易くても、商業映画に必要な人材をマッチングし、制作をマネジメントすることはかなり難しいでしょう。

大手の広告代理店は、コネクションが張り巡らされ、大規模なマッチングとマネジメントの案件の経験を増やし、独自のノウハウをストックしています。

廃れない企業2:複合的なクリエイティブ・インテグレーター

クリエイティブを会社のシステムと統合できる企業

単にクリエイティブするという業界は時代の波を絶えず受け続けます。一方、クライアントを分析し、クリエイティブを通じて、企業のシステムや商品価値をより高めていくような「統合的な施策」が行えれば、長期的に生き残ることができると言えます。

単なる制作とは文字通り、単線的なクリエイティブです。ガサツな言い方をすれば、「作っただけ」ということです。

会社のシステムを強固にしたり、商品やサービスの価値を高めたりできる企業は、クリエイティブをクライアントの状況とうまく統合させます。「クリエイティブとは使うもの」という意識があるから、「クリエイティブを使えるもの」にしていきます。

すると、社内のノウハウも「使えるクリエイティブを作る」だとか「クライアントを成功へ導く」といった視点でどんどんストックされていきます。

スキルやプラットフォームの流行り廃りが起こっても、「使えるクリエイティブを作る」や「クライアントを成功へ導く」を見抜く視点を持っているため、すぐに対応できるようになります。

廃れない企業3:クリエイティブ・トランスレーター

クリエイティブに関するコミュニケーションを徹底している企業

ニッチなジャンルがさらに高度化・多様化していけば、すべての人がすべての分野を追うことができなくなります。

そこで求められるのが、その分野を橋渡しする通訳、翻訳者のような存在です。もっと突き詰めると、クライアントがまったく分からない場合でも、適切なヒアリングとエスコートを行い、クライアントの問題解決へ導くことのできるコミュニケーション能力が高い企業です。

単線的なクリエイティブは、システムやツールで補完できます。システムやツールが補いクリエイティブとは、そこに膨大で個別的なコミュニケーションを要することを意味しています。

クリエイティブに関するコミュニケーションを徹底している企業はかなり廃れづらいと言えるでしょう。

廃れない企業4:クローバル・アウトプッター

企業規模に対して多様な潜在顧客を持ち得る企業

企業規模に対して、提供できるものが多く、潜在顧客が常に多い状態であれば、時代に合わせて、提供できるものやターゲットを変えることが可能です。

国や自治体向けに提供できるものや海外の企業に対してニーズを満たすものがあるが、今は国内のある業界向けのクリエイティブに特化しているといった企業です。

未来に対して出せるカードがたくさんある状態を常に保っているため、時代が急速に変わっても、何かしら自分たちにハマる事業を見出すことができます。

普段からグローバルな思考で、自分たちが出せるカードを磨いておく企業は廃れづらいと言えるでしょう。

廃れない企業5:専門的なコンテンツホルダー

専門性の高いコンテンツとプロダクトを持っている企業

美容に関するラボがあり、美容の専門性を独自に開発し、得られた知見をWebメディアでアウトプットしながら自社で美容品を作り、EC事業を展開している、こういったクリエイティブな企業は廃れづらいと言えます。

単にクリエイティブな案件を受けるだけでなく、しっかりと自社である分野におけるコンテンツやプロダクトを作っていると、広告収入や商品の売り上げが手に入るだけでなく、トータルパッケージやトータルプロデュースなどの単価の大きな仕事を手にすることができます。

Web制作会社が健康意識の高さから整体の研究を行い、自社コンテンツや自社商品を作り、オウンドメディアやEC事業を成功させれば、次の段階では、整体院の開業、他の健康器具メーカーとタイアップするなど、多面的な事業が展開できます。

クリエイティブスキルをクリエイティブな企業が自ら使っていき、コンテンツホルダーとして様々な取り組みを行える企業は、初志とは違う方向性に歩き出すかもしれませんが、廃れずに存続していく可能性が高くなると言えます。

最後に:創造的にチャレンジしていくことが求められる

変化をチャンスにできるクリエイティブ企業になろう

以上、クリエイティブ領域で廃れない企業について、本記事になりに掘り下げて分析してきました。

クリエイティブとは「創造的」なことを意味します。創造とは作ることです。作るとは行動です。行動とは動くことです。動くこととは変わることです。

変化の激しい時代は、変わるタイミングが多い時代であり、うまく生かせば、変わることのできるチャンスの多い時代と捉えることもできます。

私たちは、変化の激しい非常に創造的でいられる時代を生きています。ある種、これはクリエイター冥利に尽きるとも言えます。ぜひ、廃れることを恐れずに、今の時代に対して感覚を研ぎすませながら、日々の仕事に取り組んでいってください。

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