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企業とクリエイターのマッチングサービス

クリエイターと働き方改革:これからのクリエイティブ職の働き方について
COLUMN 2019.8.10

クリエイターと働き方改革:これからのクリエイティブ職の働き方について

現在、私たちには急速・急変・複雑・曖昧と言われるVUCAの時代に常に対応する働き方が求められています。

さらにはダイバーシティによる明らかな世代間・世代内での価値観の分裂化、少子化、終身雇用制度の崩壊、寿命100年時代など乗り越えるべき壁があまりにもたくさん存在します。

そこで、旧システムを脱却し、新たな働き方の仕組みを構築し、ブラッシュアップし続けるモデルとして政府が掲げるのが「働き方改革」です。

働き方改革とは、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」または働き方改革一括法のことを指します。

そこで、企業とクリエイターのマッチングサービスであるSTASEONでは、「働き方改革とクリエイター」にスポットを当てて、これからのクリエイティブ職の働き方について様々な観点から考察していきたいと思います。

働き方改革1:時間外労働の上限規制

クリエイターには徹底した生産性が求められる

時間外労働の上限が罰則付きで法律に規定されました。時間外労働の上限は、原則として月45時間・年360時間と法律に定められました。

ここで注目したいのが特別条項付きの36協定を締結している場合でも「時間外労働が月45時間を超えることができるのは年6カ月が限度」というものがあります。

クリエイターの仕事は、プロジェクト形式のものであれば、プロジェクトの規模によって繁忙期が異なります。

そのため、案件の受注ペースや規模に大きな季節感があるようなクリエイティブ企業は残業をしないように徹底した生産性が求められます。

もしくは受注量を増やして、外注を増やしながら、毎月の売り上げを平均的にしていくような策も大切になっていくでしょう。

そうなると、仕事は常に真剣モード、マインドフルネスな職場環境にすることが大切になっていきます。

移動や通勤のストレスを極力落とすような工夫、リモートワーク(テレワーク)でもモチベーションを維持するセルフモチベーション施策なども労働者のパフォーマンスを底上げする重要なファクターになるでしょう。

働き方改革2:「同一労働同一賃金」

クリエイターの働き方はランサー化する

「同一労働同一賃金制度」とは、職務内容が同じ(同一労働)であれば、同じ額の賃金を従業員に支払うべきというものです。

「同じ仕事なら、正社員も契約社員も派遣も同じ賃金ですよ!」という話です。

クリエイティブ職はそもそも、同一労働同一賃金の傾向が他の業界よりも強かったと言えるのではないでしょうか。

年功序列もなく、ボーナスも出ないとなると、雇用形態にこだわる必要性がなくなります。ベンチャー企業は特にVUCAの時代の影響を受けやすいため、安定した仕事の受注が保証できなければ、正社員の数が減るか、仕事量が減って給料が下がるかのどちらかです。

週5日の雇用関係も週2日に減らせば、先ほどの「時間外労働の上限規制」にも対応できます。

そうなると、働くクリエイター側は、2つの企業に属したり、案件ごとに様々な発注者から仕事を貰うランサー的な働き方になっていくと考えられます。

働き方改革3:「高齢者の就労促進」

クリエイターを育てる力のある企業が生存する

内閣府の「就労希望年齢」の調査では「65歳を超えても働きたい」と答えた人は全体の72%となっています。

これからの日本はますます超高齢化社会になり、高齢者がマジョリティーになっていきます。

クリエイティブの分野でも、高齢者に即した環境を構築する必要があります。

特にクリエイティブ職は専門職でスキルが求められますが、スキルを補完して成長するツールやシステムも存在し、これからはさらに洗練されていくでしょう。

また、テクノロジーが進化し続けるからといって、市場に進化されたものだけが求められるとは限りません。デジタルデトックスツアーがその最も顕著な例でしょう。

高齢者の就労促進とクリエイティブを今から結び付けておくことで、高齢者の就労促進そのものがノウハウになるでしょう。

クリエイティブの観点から高齢者を支援しながら、新たな価値を生み出すこともできるかもしれません。例えば、動画や編集ができるプロダクションは、高齢者を演者として迎え入れてYouTuberのチャンネルを作ることもできるでしょう。

リテラシーがまったく噛み合わないコミュニケーション環境を乗り越える逞しさこそが、働き方改革によって企業を成長に導いてくれると言えます。

コミュニティや教育や共生などの活動を強調できる企業が生存し続けていくでしょう。

最後に:働き方改革とこれからのクリエイティブ業界

クリエイターらしさの意味やニーズも激変する

働き方改革によって、これから私たちの働き方が変わっていくのは間違いありません。

そのときに、世の中の価値観はどれほどクリエイティブを求めているのか、とても興味があります。

高齢者が多くなり、クリエイティブは、個性や新規性よりも「よりシンプル」のニーズが高まるかもしれません。クリエイターを必要としないシンプルさが求められるかもしれません。

ヘルスケアの重要性が高まるため、心身の健康を引き上げることとクリエイティブを結びつけることができれば、クリエイターとしてはニーズを得られ続けるかもしれません。単純に健康に詳しくなり、デザインを通してより理解しやすい形にアウトプットすることもそうでしょう。AIやVRなどより新たなテクノロジーを高度に身につけて、何かを提供する方向へ行くかもしれません。

時代の変化を察知しようとする意志と主体性を持って働き続けて、より高次元のクリエイターになっていきたいですね。

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