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クリエイティブ職のフリーランスがサラリーマンに戻る理由10選
COLUMN 2019.7.31

クリエイティブ職のフリーランスがサラリーマンに戻る理由10選

ディレクター、デザイナー、マーケター、エンジニア、ライター、編集者など、クリエイティブな職種で満を持してフリーランス(独立・企業)になったにも関わらず、会社員に戻る人たちは存在します。

そこで、今回はフリーランスを経験したクリエイターが会社員に戻る理由をお伝えてしていきたいと思います。

理由1:マインドセットが起業に適合できなかった

逆にフリーランスで成功するクリエイターはサラリーマンのマインドセットに適合できない

マインドセットとは、経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。

サラリーマンに戻るクリエイティブ職の方々は、総じて自分の持っているマインドセットが、しっかりサラリーマンに適合したものになっているのです。

だから、サラリーマンのほうが楽しい、ラク、生活リズムに合う、といったことが起きます。

会社員とは違ったフリーランスの状況を、フリーランサーらしく認知する、この作業を徹底しないと、サラリーマンマインドを脱却するのが難しいかもしれません。

マインドセットが成功体質にもなります。逆に社会適合者のようなクリエイターは、独りで主体的になれる環境を選んだ時点で、マインドセットがフリーランスの成功体質に沿っているため、「会社員のときはあんなにダメダメだったのに、すごく稼いでいて、法人化までしている!」といった状況が起こります。

理由2:集客リスクがプレッシャー

集客(営業)し続けることに心が疲弊しまった

フリーランスの集客に対する感覚は、ビジネスパーソンによってかなりの個人差があると思います。

普通に飲み歩いていたら仕事を定期的に貰えると安心している人もいれば、これまでの人脈だけでも仕事の依頼がひっきりなしで請負いきれないという人もいます。

一方、どうやったら集客が安定するのかまったくピンとこないと感じる人もいますし、集客は水物、バクチと感じている人もいます。

フリーランスの集客の極意を抽象的に言ってしまえば「実力を適度に多様な接点へキャッチーに伝える」ということでしょう。このことが腑に落ちないと、「こんなリスクを抱えるぐらいなら、サラリーマンに戻ったほうがいい」と感じて、会社員に戻ることになります。

理由3:仲間意識を強く感じたい

「孤高」ではなく「孤独」と感じてしまった

会社員の最大の魅力は「仲間」がいること。もちろん、人的にブラック企業の場合は、仲間であるはずの存在が「敵」にもなるのですが、「COMPANY」は「仲間」を意味します。

会社員に戻るクリエイターは、過去に会社を通して味わった仲間との高揚感や一体感が「仕事の意義」だと、フリーランスの経験を通じて強く再認識します。

長期間一緒に過ごしながら仕事をしたいと感じ合える仲間はとてもかけがえのないものです。

理由4:家族との兼ね合い

家族という一番大切なコミュニティを存続させるために

フリーランスになった瞬間、家族との兼ね合いで悩むクリエイターは少なくありません。

これは意外にも、きちんと稼いでいたとしても起こります。例えば、パートナーが会社員とフリーランスの動き方の違いから、「なんだかあなたは変わってしまった」とショックを受けることもあります。

不安になり、パートナーのほうがヒステリックなる場合もあります。「結婚前にそもそも起業をしたい」と承諾してくれたと思いきや、パートナーが「あなたには起業できるはずがない」と思い込んでいたため、いざ起業した際に関係に亀裂が入るという話もよく耳にします。

そして、一番大事な家族というコミュニティを優先させ、会社員に戻るという選択を取っていきます。パートナーのマインドセットも非常に大切ということです。

理由5:フリーランスが自由でないと腑に落ちた

選択を委ねられるよりも一定のリズムを用意されたほうが良かった

極論言ってしまえば、フリーランスは「起きて仕事をするかどうか」すらも自由に選択できます。

義務教育からスケジューリングされたものを「受け続ける」という経験を積んできた身からすれば、フリーランスの自由選択は「性に合わない」と感じることもあるでしょう。それぐらい会社員的生活を私たちは刷り込んできたとも言えます。

また、テクノロジーが進化する時代において、四六時中、外部と繋がり合える空間は、行動のマインドフルネスを阻害しています。

サラリーマンの生活は、仕事もプライベートもマインドフルネスを築きやすい利点があります。

理由6:フリーランスでは得られない資産を今は築きたいから

稼ぎや自由の幅を広げるよりも大事だと思った

フリーランスは努力次第で稼ぎや自由度を調整することができます。しかし、会社員は選択次第では、業務内容や人脈の幅を広げることができます。

数字として換算しやすい「収入」や「休日」だけでなく、様々なものを資産と見なしたときに、総合的にフリーランスより会社員を選択するほうが、今の自分には良い選択であると思えたというポジティブな理由です。

理由7:季節感や土日の休日が手に入るから

季節感や土日の休日を返上したくなかった

献身的に働いてしまう癖がある、休むことに罪悪感がある、こういうタイプのフリーランスはついつい土日も無理して働くことを止められない傾向にあります。

フリーランスの人は、大型連休のラッシュを避けたり、平日の空いている時間に安い料金で旅行に行けたり、そうした魅力はあります。フリーランスも稼いでしまえば、季節や休日の流れに合わせることもできます。

ただし、家族もいる場合は、やはり季節感や休日は大切です。しっかり休むことができなければ、仕事中のパフォーマンスも落ちてしまいます。

季節感や土日の休日を快く感じられる環境はとても大事なのです。

理由8:実は会社員時代より閉鎖的になってしまったから

新鮮で先進的なチャレンジはサラリーマンになったほうができることも

フリーランスで稼ぎたい金額はそれぞれだと思いますが、意外にも1~2社の毎月安定したオペレーションのような仕事で事足りることもあります。

Webデザイナーが気づいたら、保守契約が多くなり過ぎて、保守しかする暇がなく、ぜんぜん新しいことをできていないということもあるでしょう。

フリーランスでも、自身でコンテンツを作り、アウトプットして稼ぐなら、新規性の高いプラットフォームでどんどんチャレンジすることはできます。

しかし、先進的なプロジェクトなどは、サラリーマンになったほうが、さまざまな経験を積みスキルを向上できるかもしれません。フリーランスで閉鎖的な仕事をするぐらいなら、会社員に戻って新しいことにチャレンジできる環境で「仕事人」としてのレベルをあげたほうがいい、これはとても賢明な判断です。

働き方ではなく、働く者としての価値を想定し、「何をするか」に重きを置くことはとても良いことだと感じます。

理由9:マルチタスクをしたくないから

経理や事務の処理がとにかく嫌だった

フリーランスは請求書発行、事務処理なども自分でする必要があります。

単にクリエイターであることができません。もちろん、外注することは可能ですが、その外注先との事務的なやり取りすら、ストレスに感じる人もいるでしょう。

フリーランスになって特に苦手だと声にあがるのが「ギャラ交渉」です。金銭的な交渉に引け目を感じると、どうしても安請けしてしまい、それがさらに自分を追い込む羽目になります。

理由10:人間的な成長や耐性を引き上げたいから

人間的にまだまだ強くなるために

フリーランスになってから主体的にチャレンジして、いろんなことに強くなる人もいれば、逆に縮こまる人もいます。

自分らしさをはき違えて「嫌だ」と感じるものを過剰に排除するフリーランスは、気づかないうちに人間的な成長が止まり、他者と合わせる耐性がなくなっていきます。

すると、自分がゲストとして迎えられる環境以外では、非常に大きなストレスを感じます。実は外部で「自分らしさ」を発揮できなくなるのです。

そういった危機感から、会社員に戻るという選択を取ります。

最後に:新しいことに向き合えば、サラリーマンもフリーランスも成長できる

どの場所でも輝けるクリエイターになろう

以上、クリエイティブ職のフリーランスがサラリーマンに戻る理由をお伝えしてきました。

人は経験と向き合うことで成長することができます。これからも新しく向き合うべきことは誰にでもたくさんあります。

経験を大切にしていくことで、どの場所でも輝けるクリエイターになっていくはずです。ぜひ、今回の記事も参考にしてみてください。

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