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ゲームプランナーになるには?就職に役立つ8つのスキル!
COLUMN 2019.5.01

ゲームプランナーになるには?就職に役立つ8つのスキル!

「ゲームプランナー」を目指している方、具体的なゲームプランナーの業務と就職するために必要なスキルを理解していますか。ゲームプランナーは新作ゲームの企画だけでなく、開発、運用までを担う役割です。ただゲームが好き、ゲームに詳しいというだけでは務まりません。
この記事では、ゲームプランナーを目指す方にむけてゲームプランナーとして就職に役立つ8つのスキルをご紹介します。

ゲームプランナーとは?

ゲームプランナーは具体的にどの様な業務にあたっているのでしょうか。仕事内容と待遇から整理していきましょう。

ゲームプランナーの主な仕事はゲームの企画からリリース後の運営まで!

ゲームプランナーは、ゲームを円滑にリリースさせるための企画・運営業務を行います。

まず、クライアント企業やディレクターの要望をもとに企画書を作成します。企画書のプレゼンが通ると、続いて開発陣とゲームの制作に必要なゲームシステム・キャラクターデザイン・ユーザーインターフェースなどのゲームの設計図「仕様書」を作成します。

ゲームプランナーは仕様書作成後の開発プロジェクトの統括も行います。各部署間の連絡事項の橋渡し役が主な業務です。また、レベルデザインと呼ばれるゲーム難易度の調整もゲームプランナーの役割です。

ゲームが無事完成した後は、市場の動向、ユーザーの反応を調査・分析します。分析結果はゲームのオンラインアップデートに活用するだけでなく、次回作のための改善点としても使われます。

ゲームプランナーの年収は実力次第!

そんな多忙を極めるゲームプランナーの年収は会社、人によって開きがあります。実力主義の会社が多く、ヒット作を出して実績を積み上げると年収も増加します。また、開発現場が佳境にさしかかると残業や休日出勤が発生するため、諸手当が発生します。

おおまかな目安としては業界未経験者の場合で、平均年収は250〜350万円です。実務経験を積むことで平均550万円ほどに増えていくとされています。そして、ヒット作となるようなゲームを作り実績を積み上げることで、それ以上の年収を獲得できます。

ゲームプランナーになるには

ゲームプランナーはゲーム業界への就職志望者の中でも特に人気のある職種のひとつです。ここからは、ゲームプランナーになるために必要な8つのスキルを解説します。

各開発部署をつなげるコミュニケーション能力

ゲームの開発プロジェクトにはキャラクターデザイナー、プログラマー、CGデザイナー、協力会社など数百人規模の制作スタッフが関わります。前述の通り、ゲームプランナーはその中で開発プロジェクト全体の進捗管理や、各開発部署のコミュニケーションを円滑にする役割があります。プログラマーからデザイナーへの要望が合った際には、情報を運ぶだけの「伝書鳩」ではなく、意図が十二分に伝わるように「翻訳」して情報共有することが求められます。

ゲームに対する情熱

「自分だったらこうする」「自分ならもっとおもしろいゲームを作れる」というゲームに対する高い意識がプランナーの創作意欲を掻き立てます。世界中の多様な人を楽しませる企画を考える訳ですから、自分自身がその気持ちを知っていることが、強みになります。

度重なる仕様変更に対応できる柔軟性

クライアントの要望、エンドユーザーの反応次第で、急に仕様書に変更がはいることもあります。その際には、開発関係者をうまく巻き込んで、円滑に開発の変更を進めなくてはなりません。ゲーム会社は、データや技術ドリブンで方針が変わりやすい業界であるため。多少無茶な要望でも柔軟に対応できる対応力が求められます。

論理的思考に基づいた企画力

思い付きのアイディアではいいゲームは作れません。社内で稟議を通すためにもなぜこの事業が利益を上げられるのか、論理的に説得する必要があります。ゲームのレベルデザインに関してもユーザーが最も楽しめる難易度を構造的に考える必要があります。

イメージを明確に伝えるためのイラストスキルやデザインスキル

イラスト・デザインスキルを持っておくと、デザイナーとのやり取りが円滑になります。企画書、仕様書で意図していることがうまく現場に伝わらないこともあります。絵で説明するスキルを持つことでミスコミュニケーションを減らすことができます。

プログラミングの基礎的な知識

プログラマーを含む開発の統括を行うポジションです。プログラマーに品質、納期について相談をする際に、プログラマーが取り扱っている技術がわからないのでは、円滑なコミュニケーションを進められません。

ゲーム業界だけではなく広い視野をもったマーケティング能力

ヒットゲームは必ずしも狙って生まれるものではありません。各社があらゆる施策を練っています。過去作でも取り上げられたマーケティング手法に固執せずに、広い視野でゲームのプロモーションを考えていく必要があります。広く深いビジネス領域への理解が、良い施策の起点となります。

ゲームプランナーになるための勉強

ゲームプランナーは未経験でも就職しやすい職種です。ゲームの企画の経験がなくても、論理的な思考力やコミュニケーション能力を評価して、人材を採用することがよくあります。一方で、ゲームプランナーになりたい若手が、就職活動の前に事前にスキルを勉強することは可能なのでしょうか。

ゲームプランナーを育成している学校

ゲームプランナーのスキルを学べる学校は全国各地にあります。

バンタンゲームアカデミー ゲーム学部

現役のゲームクリエイターのハイレベルな講義で有名な学校です。ゲームプランナーの育成に力を入れており、即戦力としての就職を目指す事が可能です

大阪情報コンピュータ専門学校

ハイレベルなゲームクリエイターを輩出していることで有名な学校で、日本ゲーム大賞アマチュア部門」など、数多くのゲームコンテストに入選した実績があります。

総合学園ヒューマンアカデミー 福岡校

九州・福岡は「レベルファイブ」や「サイバーコネクトツー」といった実力派ゲームメーカーがあることで有名です。総合学園ヒューマンアカデミー福岡校はこれらの企業をはじめとしたインターン実績に強みがあります。

ゲームプランナーへの就職に必須となる資格とは?

ゲームプランナーになるのに必須となる資格はありません。しかしながら、ゲームの開発ではプランナーであっても高いレベルのPCスキルを最低限必要とされます。

また、各部署との橋渡し役を担うゲームプランナーはデザイナー・プログラマーとの会話の中で出てくる専門用語を理解できなければなりません。したがって、デザイン・プログラミングに関する基礎的な知識はゲームプランナーも把握しておく必要があります。

また、日本国内のゲームメーカーは国内のみならず海外も視野に制作を行っています。ビジネス英会話のスキルがあると組織内で非常に重宝されます。ここ数年ではゲームの開発拠点として中国が注目を集めています。今後は、中国語の重要性もあがってくることでしょう。

まとめ:ゲームプランナーになるには、幅広いスキルを総合的に高めていく必要

ゲームプランナーになるには必要とされるスキルが多くあることがご理解いただけたでしょうか?プランナーは、ゲームに関する知見だけでは足りず、広くビジネスの知見を貯めこんでいます。また、企画力だけなく、稟議の通ったゲームを円滑に開発するためのコミュニケーション能力も重要です。ゲームプランナーを目指している方は本稿を参考に、自身の課題を見直してみてはいかがでしょうか。

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