【図解で表現!】これがデザイナーのキャリアパス!
デザイナーとしてキャリアを積み上げていく選択肢や将来性にはどのようなものがあるのでしょうか?そこで、今回はデザイナーのキャリアパスを分かりやすく図解でまとめてみました。
デザイナーとしてのキャリアパス
デザインの裁量を増やしていく
デザイナーはアシスタント的役割から、キャリアを積んでいくことによって、プロジェクトの主要なデザインを任せられるようになるのが一般的です。部分的なデザインを淡々とこなすデザイナーは、外注化することが可能です。しかし、プロジェクト全体の品質を担うデザイナーはどの会社も社内に置いておきたいと考えるはずです。
チーフデザイナーの経験を増やすことで、プロジェクト単位のトップから、会社のデザイン部門のトップへとキャリアは進んでいきます。プロジェクトでデザイナーとしてだけでなく、他の業務を兼務するなかで、デザイン以外のスキルを横断的に身に付ければ、デザイン部門のトップだけでなく、マーケティングやプロモーションなどすべてをまとめたメディア部門のトップへの階段を上がっていくかもしれません。
デザイナーとしてだけのキャリアを展開させたい場合は、一企業である程度デザイナーとしての知見や実績を増やし、他の企業でチーフデザイナーとして職を転々とするのも良いでしょう。ディレクションスキルが備わっていれば、小規模なプロジェクトを自分自身のワンストップで請け負えるようになるため、フリーランスとして独立する道もあります。
スキルの掛け算としてのデザイナーのキャリアパス
デザイン要素は常にあらゆるアウトプットに付随する
デザイナーは他のクリエイティブな領域と掛け算させてキャリアを展開させるべきです。それは、世の中のアウトプットされるあらゆるものがデザインとは切っても切り離せないからです。
コーディングやエンジニアリングができれば、UIをデザインし、プログラミングするところまでを網羅できます。カメラや動画を撮影することができれば、写真撮影からデザインを含んだパンフレット制作などが可能です。
何かの分野の専門家や研究家になれば、その分野の情報をデザインし、他の専門家や研究家よりも分かりやすくリッチなテイストで伝えることができます。
デザイナーが、他のスキルに手を伸ばしたとき、「デザインの使いどころ」は明らかに広がっていきます。与えられた時間は限られていますから、自分がデザインスキルと並行して、どのスキルを積み上げていくかはきちんと選びたいところです。
▼関連記事
・あなたはどの格付?「クリエイターピラミッド」作ってみました
・デザイナーが押さえておくべき心理学のポイント
・デザイナー雇用で会社が大きく変わる!?インハウスデザイナーのメリット