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理想のキャラクターになって発信したい!Vtuberになる前に知っておきたいこと
COLUMN 2020.1.21

理想のキャラクターになって発信したい!Vtuberになる前に知っておきたいこと

Vtuberを見たことがありますか。Vtuberは、YouTubeなどで活躍している2Dや3Dのキャラクターです。Vtuberの活躍を見ているうちに、自分でもやってみたくなった方も多いと思います。そんな方々のために、Vtuberになる前に知っておきたいことをまとめます。

Vtuberとは

Vtuberとは、Virtual Youtuberの略で、動画配信サイトで活躍する仮想キャラクターのことです。VtuberはYoutuberから派生してできた言葉です。YouTubeで動画を配信する人がYoutuberです。Youtuberは動画配信する生身の人間ですが、Vtuberは仮想のキャラクターであり、動画配信者は姿を隠しています。Vtuberが活躍する舞台は、YouTubeから、ニコニコ動画や、Vtuber専用のプラットフォームへと広がっています。

Vtuberになる方法

Vtuberとして活動を始めるにはどうすれば良いのでしょうか。一番簡単なやり方は、スマホアプリを使う方法です。スマホアプリを使えば、無料で活動を開始できます。パソコンとWebカメラを使うと、もう少し自由度が高いキャラクターを作れます。ほかに、VR専用機器でハイレベルのキャラクターを作る方法や、Vtuberのオーディションに合格して、企業のサポートのもとで活動する方法があります。

スマホアプリを使う

スマートフォンさえあれば、誰でも簡単にVtuberになることができます。App StoreやGoogle PlayにはVtuberとして動画を配信するためのアプリが多数あるので、自分が気に入ったアプリをインストールするだけです。スマホアプリは基本的に無料であり、プログラミングも不要なので、機械が苦手な人にもおすすめの方法です。

パソコンを使う

パソコンとWebカメラ、音声用のマイクがあれば、スマホアプリよりも自由度が高いキャラクターを作成できます。キャラクターを作るための無料のモデリングソフトとしていろいろなものがあるので、好きなものをインストールして使えばよいのです。スマホを使うよりも自由度が高くなりますが、デザインのセンスがないと、キャラクター作りで苦労するかもしれません。

VR専用機材を使う

VR専用機器を使う方法は、かなりお金がかかりますが、それだけ本格的な作りこみが可能です。この方法では、VRヘッドセットの、動きをトラッキングする機能を使います。VRヘッドセットもかなり高価であることと、VRヘッドセットを動かすためにハイスペックのパソコンが必要なことにより、お金がかかります。また、プログラミングの知識が必要になることもあります。VR専用機材の中には、トラッキング部位を追加して全身を動かせるキャラクターを作れるものもあります。

Vtuberオーディションを受ける

多数の企業がVtuberのオーディションを開催しています。どれかのオーディションに受かれば、企業にバックについてもらいながらVtuberとしての活動を行うことができます。企業にサポートしてもらうメリットしては、高度なデザインのオリジナルキャラクターの提供、配信用の機材の貸し出し、購入のサポート、人気が出てきたあとのタレント活動などがあります。オーディションに合格するのはやや難しく、Vtuberとしてすでに活動している人もエントリーしてきます。

Vtuberになるメリット

Vtuberは顔を出して出演するYoutuberと比べていくつかのメリットがあります。Vtuberは顔を出さないので、個人情報が流出するリスクを抑えられます。Vtuberはキャラクターの人気で勝負するので、動画作成者が容姿に恵まれなかったとしても、人気が出れば、スーパーチャットや動画の再生数を伸ばすことで収益を得やすいです。

個人情報が流出するリスクが少ない

自分の顔や姿を配信しないVtuberは、顔出しする普通のYoutuberと比べて、住所や氏名などの個人情報を特定されるリスクを大幅に減らすことができます。Vtuberは個人を特定されたくないけれども動画を配信したい人にとって最適の方法です。

Youtuberよりスーパーチャットによる収益が得やすい

スーパーチャットとは、YouTubeのストリーミング配信(生放送)中に利用できる投げ銭機能です。視聴者は、スーパーチャットを使って配信者を応援したり、自分の存在をアピールしたりすることができます。リアルではそれほど容姿に恵まれない人でも、人気が出ればスーパーチャットで〇万円、〇十万円のお金を稼ぐことができます。

動画の再生数が伸びやすい

Youtuberがチャンネル登録者数5,000人を達成するのはかなり高いハードルです。しかし、比較的後発で、競争がそれほど過密状態になっていないこともあり、開始後数ヶ月で1万人の登録者を達成するVtuberが数多く現れています。いわば、Vtuberをやっているだけで見てくれる視聴者が多い状態なので、動画の再生数も伸びやすいです。

Vtuberのデメリット

Vtuberはプライバシーを守りつつ動画配信を行うことができますが、いくつかのデメリットもあります。撮影した動画を編集するだけのYoutuberと比べれば、動画作成に時間がかかります。キャラクターのイメージが大切なので、動画配信サイトの外での活動はかなり難しいです。動画を配信する以上、仮想キャラクターであっても、誹謗中傷の対象になることは避けられません。

動画制作に時間がかかる

スマートフォンやパソコンを使って、簡単にVtuberとして配信する動画を作れるようにはなりました。それでも、自分の姿をそのまま撮影するのに比べれば、いくつかのステップを経る必要がある分だけ、動画の制作に時間がかかります。

活動範囲が限定される

Vtuberの中の人、つまりVtuber動画の配信者が顔を出して活動すれば、キャラクターのイメージが傷つきます。そのため、Vtuberの活動範囲は、動画配信サイトと、告知と交流のためのSNSに限られます。もっとも、ごく一部に限りますが、Vtuberが雑誌などで特集されることも増えてきました。

誹謗中傷は避けられない

顔出ししないVtuberであっても、アンチが現れたり、誹謗中傷を受けたりすることは避けられません。匿名掲示板などで、誹謗中傷を見ても、「少数の人はいろいろと言うものだし、自分は多くの人に応援されている」と考えてやり過ごすだけのメンタルの強さが必要です。

それでもVtuberを目指すなら

Vtuberは、世の中に出てから間もないこともあり、物珍しさも手伝って人気がありますが、今後どうなるかは不透明です。それでもVtuberと目指すのであれば、キャラクターの造形や設定、世界観などにオリジナリティが必要です。Vtuberは個人情報が流出しにくいですが、一定のリスクは必ずあります。個人が特定されたときにどうするのかを含めて、トラブルがあったときの対処方法も考えておきましょう。

まとめ

動画配信で活躍するヴァーチャルなキャラクターをVtuberと呼びます。一見難しそうに見えるVtuberですが、スマホアプリを使って簡単に始めることが可能です。Vtuberは普通のYoutuberよりも個人が特定されるリスクが少ないですが、活動場所を動画配信サイトから広げられないというデメリットもあります。Vtuberが今後どうなっていくのかは不透明ですが、成功を目指すのであれば、キャラクターを作りこむとともに、トラブルがあったときの対処法も考えておきましょう。

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